蚊に刺されてパンパンに腫れた時の対処法!刺されやすい人の特徴は?

蚊に刺されてパンパンに腫れた時の対処法!刺されやすい人の特徴は?

夏に蚊に刺されてパンパンに腫れた経験はありませんか?蚊に刺されるとかゆいだけでなく、ひどいと患部がパンパンに腫れてしまうことがあります。今回は蚊に刺されたときの症状別の対処法や蚊に刺されないための予防策、刺されやすい人の特徴などをわかりやすく紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.症状別!蚊に刺されたときの対処法
  3. 3.蚊に刺されやすい人の特徴
  4. 4.蚊に刺されないための予防法
  5. 5.蚊の種類
  6. 6.まとめ

はじめに

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蚊に刺されてパンパンに腫れてしまった経験はありませんか?夏、蚊は全盛期をむかえます。蚊に刺されたとき激しいかゆみを感じたり、患部が熱をもったり、ひどいと体調を崩し発熱してしまったりする人もいます。蚊に刺されたときの症状別の対処法を知って、夏を快適に乗り切りましょう。

症状別!蚊に刺されたときの対処法

①かゆみ

蚊に刺されると、はじめに「かゆみ」を感じる方が多いでしょう。蚊に刺されてかゆくなる原因は、蚊が人間の血を吸血する際に、人間の体内に蚊の唾液が入り、蚊の唾液に対してアレルギー反応がおこるからといわれています。

かゆみの対処法

  • 患部を冷やす
  • 患部を叩く
  • 虫刺されの薬を塗る

②パンパンに腫れる

蚊に刺されたら患部がパンパンに腫れ上がり、熱を持ってしまったという症状は子どもに多く、まれに大人でもパンパンに腫れ上がる人がいます。腫れ上がってしまう原因は「蚊アレルギー」の可能性があります。アレルギー性の腫れはひどいと数日間~1週間以上続く場合があり、適切な処置が必要なため早めに皮膚科を受診しましょう。

パンパンに腫れた時の対処法

  • 病院を受診する
  • 軟膏を塗る、処方薬を飲む
  • 腫れた患部を冷やす

③発熱

蚊に刺されて発熱する症状は、子どもに多くみられます。子どもは大人より免疫力が弱いため、蚊に刺されて発熱した場合は小児科に相談しましょう。大人でも蚊に刺され、ひどい場合は発熱することがあります。デング熱など蚊によって媒介される感染症の可能性もあるため、早急に病院を受診しましょう。

蚊に刺されて発熱した時の対処法

  • 病院を受診する
  • 安静に過ごす

病院を受診する判断基準

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「蚊に刺されたくらいで病院には行かない」と思っている方は多いでしょう。蚊に刺されて、病院を受診したほうがいいポイントは以下のとおりです。

  • 患部が化膿してしまった
  • 腫れが引かない
  • 発熱がある
  • とびひになった
市販されている虫刺され薬を塗っても患部の腫れが引かなかったり、化膿してとびひしたり、発熱したりするようなひどい症状の場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。処方された薬をしっかり塗って処置しないと、長引いて痕に残ることがあります。心配な場合も医療機関へ相談しましょう。

蚊に刺されやすい人の特徴

特徴①汗をよくかく・大柄

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汗をよくかく人は、蚊に刺されやすいといわれています。特に大柄(太っている)人は、その傾向が強めです。蚊の触覚には汗や体臭のもとになる乳酸や脂肪酸を嗅ぎ分けるセンサーがついているため、汗をかきやすい大柄な人は蚊に刺されやすくなります。

特徴②体温が高い

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妊婦や子どもなど、比較的体温が高い人も蚊に刺されやすい傾向があります。平熱が低い人も運動したり、アルコールを摂取したりすると一時的に体温が高くなるため要注意です。蚊の触覚には産毛のような温度を感知するセンサーがあり、どの生物から吸血しようか判断する際、体温で判断するといわれています。

特徴③黒い色の服を着ている

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黒い服を着ている人が刺されやすいのも特徴です。蚊は色の認識ができる生物ではありませんが、人間の目には見えない紫外線の波長で見分けているという説があります。黒は太陽の熱を吸収しやすく、夏場に黒い服を着ていると体温が上がりやすくなるため蚊が引き寄せられるともいわれています。

特徴④肌の露出が多い

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夏場、暑くて肌の露出が増えている人は、蚊に刺されやすくなります。また日焼けすることによって肌が黒くなり、黒い色に反応しやすい蚊にとっては格好の餌食になってしまうのです。草むらや公園など蚊の生息地へ行く場合は、極力肌を露出しない服装がいいでしょう。

ボタニ子

ボタニ子

ちなみに、巷でよく聞く「血液型がO型だと蚊に刺されやすい」っていうのは本当なの?

ボタ爺

ボタ爺

O型だからという理由での断定はできんのじゃ。ほかの要因もあるからのう。O型が刺されやすい傾向はあるが、決定的な理由が解明されてないんじゃよ~。

蚊に刺されないための予防法

①虫よけスプレー

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実践しやすい予防策は、外出時に虫よけスプレーをつけることです。虫よけスプレーは小さな子どもから大人まで使えます。近年販売されている虫よけスプレーはさまざまな香りがあり、好みの香りを選べるのもポイントです。スプレータイプや、塗るジェルのタイプなど形状もさまざまです。自分の好みやライフスタイルにあったものを見つけましょう。

②蚊取り線香

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家の中やガーデニング、畑作業などで屋外に出る場合は、蚊取り線香を焚きましょう。蚊取り線香は虫が嫌う成分を練り込んであるため、作業をする近くに置いておくと効果的です。蚊取り線香の独自の香りが苦手な方は、アロマや花の香りなどの蚊取り線香を試すとよいでしょう。

③室内での虫よけスプレー

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アカイエカなど、家の中に発生する蚊は日中壁や天井に張り付いて休んでいます。家にいる蚊には、蚊を撃退するスプレーの使用がおすすめです。一吹きするだけで、壁や天井に張り付いている蚊を退治できます。持続力もあるため、蚊取り線香などを家で焚けない方にぴったりです。

④持ち歩きの蚊よけ

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外出をするときには、持ち運べて火を使わないタイプの蚊よけがおすすめです。電池式のもので、体やかばんなどに装着できる、ベルト付属の商品も多いです。足元はよく刺されるため、足首などに固定しておくのもよいでしょう。

⑤防蚊服

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畑やガーデニング作業で長時間蚊の多い草むらにいるときは、長袖長ズボンを着用し、蚊よけの服を着るとよいでしょう。防蚊服は、蚊だけでなくハチやその他の虫の対策にもなります。庭仕事でよく害虫に刺されてしまう方におすすめです。

⑥蚊帳

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寝ているときに蚊に刺されると、寝付きも悪くなり不快になるものです。室内に赤ちゃんや小さな子どもがいて心配なときは、蚊帳があると便利です。大人のベッドに付けられるものや、ベビーベッドに付けられるものまで豊富なサイズがあります。本来は寝る際に使う道具ですが、屋外で子どもをプールに入れるときにも活用可能です。蚊帳でプールを覆って遊ばせることで、蚊に刺されるのを防げます。

蚊の種類

Photo by coniferconifer

日本には130種類以上もの蚊が生息するといわれています。今回は、その中でも、特に有名な3種類の蚊を見ていきましょう。

ヒトスジシマカ

Photo bymikadago

名称 ヒトスジシマカ 生息地 日本全国
発生時期 5月~11月ごろ 発生場所 人家、公園、草むら
ヤブなど幅広い

ヒトスジシマカは、ヤブカ属の蚊です。「ヤブ蚊」などと呼ばれることもあり、夏場に外で見かけられることが多い蚊です。黒と白のしま模様が特徴で、5月~11月ごろに屋外に発生します。ヒトスジシマカは寒さに弱いため秋田県より北では見かけませんでしたが、近年の温暖化により活動範囲を日本全国に広げています。

アカイエカ

名称 アカイエカ 生息地 沖縄県、小笠原諸島
を除く日本全国
発生時期 3月~11月ごろ 発生場所 家の中

アカイエカはイエカ属の蚊です。家の中を中心に発生する蚊で、沖縄県や小笠原諸島を除いた日本全国で生息します。昼間は壁や天井でじっとし、活発に動くのは夕方から夜にかけてです。家の中や近辺の水辺に産卵し、増殖します。

チカイエカ

名称 チカイエカ 生息地 九州、四国、本州
発生時期 1年中 発生場所 地下街など

チカイエカはイエカ属の蚊で、見た目は仲間のアカイエカ似て薄茶色です。寒さに強く、冬眠することなく1年中活動します。九州、四国、本州に生息し地下鉄の構内や地下街によく見られ、地下の浄化槽などに産卵・増殖します。

まとめ

Photo by contri

春から夏に切り替わる季節の変わり目に、蚊は発生し始めます。夏場はBBQやアウトドア、外で遊ぶ機会も増え、蚊に刺されないための予防策は必須です。蚊に刺されてパンパンに腫れてしまった場合も慌てず対処しましょう。また、蚊に刺されても病院へ行かなければいけない場合もあります。紹介した判断基準を参考にしてくださいね。

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Mippy88
ライター

Mippy88

イヤイヤ期に突入した娘の育児をしながらの簡単菜園、ガーデニングを試行錯誤中。 趣味は料理、家事、園芸、DIY、掃除、写真、裁縫などなど…

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