なめこのカロリー
なめこのカロリーは可食部100gあたり15kcalと低カロリーです。なめこには炭水化物の代謝を促すビタミンB群や脂質の代謝をサポートするナイアシン、余分な水分を排出するカリウムを多く含みます。カロリーが気になるダイエッターにおすすめの食品のひとつです。
なめこの選び方
市販されているなめこは、ビニール袋に真空に入っている水煮と、株付きのもの、乾燥なめこなどがあります。ビニール袋に入ったなめこは、色がきれいで水がにごったり黒っぽくなったりしていないものを選びましょう。株付きのなめこは傘が明るい茶色で開いておらず、粒がそろったものがおすすめです。傘が開くとぬめりが減って食感が強くなります。
なめこの効果的な食べ方
なめこの健康への効能効果はぬめりに多く含まれています。加熱し過ぎるとぬめりがなくなるので、さっと火を通すくらいの調理法がおすすめです。生なめこなら熱湯にくぐらせてから使うとよいでしょう。生なめこはしっかり水洗いせずに汚れが気になった部分を素早く水洗いするか、濡れた布巾でふき取ります。水に溶けだす栄養素もあるので、汁ごと全て食べられる料理がよいでしょう。
なめこの味噌汁
ボタニ子
材料(2人分)
- なめこ:水煮1袋か生1株
- 水:500cc
- オクラ:3本
- 豆腐:半丁
- 味噌:適量
- 顆粒無塩かつおだし:5g
- 小口ねぎ:適量
作り方
- なめこは水煮はさっと水を流す、株は1本ずつに切り離す
- オクラを洗い、ヘタとガクを取り輪切りにする
- 豆腐はお好みで絹でも木綿でもよい、さいの目に切る
- お湯が沸騰したらオクラ、豆腐、なめこの順に入れる
- ひと煮立ちしたら火をとめる
- 味噌を溶き入れる
- 無塩の顆粒かつおだしを入れる
- 小口ネギを散らす
ボタニ子
オクラも豆腐も生で食べられるから、なめこの栄養のためにも加熱しすぎないようにね。お好みで七味を振ると大人の味よ。
なめことしらすの和え物
材料(2人分)
- なめこ:半株
- バター:5g
- しらす:100g
- 麺つゆ:適量
作り方
- なめこは生の株がよいが、なければ水煮でも可
- なめこを切り分け沸騰したお湯で1分下茹でする
- 温かいうちにバターを入れてとかす
- しらすを入れる
- 麺つゆをかけ、あえてできあがり
ボタニ子
のりをろうと状にしてその中に入れて食べてもおいしいわ。消化のよい大根おろしを入れてもいいわね。
なめ茸
市販されている「なめ茸」はエノキダケをつかったキノコの佃煮です。「滑茸」とも呼ばれ、なめこがふくまれることもありますが「ナメタケ」という名前のキノコは存在しません。
材料(4人前)
- なめこ:水煮1袋か生1株
- 醤油:大さじ1
- 砂糖:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 麺つゆ:大さじ3
- 酢:小さじ1
- 水:100cc
作り方
- なめこの水煮は袋から出しさっと水で洗う
- 生のなめこはおがくず部分をはずす
- 生のなめこは沸騰したお湯で1分下茹でする
- なめこ以外の材料を鍋にいれて火にかける
- 沸騰して醤油のとがった感じがなくなったらなめこを入れる
- 2分~3分ほど沸騰させずに煮る
- 火をとめて粗熱をとり冷蔵庫で冷やす
ボタニ子
たくさん煮れば味がしみるわけじゃくて、冷めていくときに食べ物の中にしみていくのよ。だから、煮すぎないように注意してね。
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生のなめこの下処理をするときは、乾いたはさみや包丁を使って乾いた手で行います。濡れるとぬめりがでて作業がしづらいからです。