ジャックフルーツの食べ方
ジャックフルーツの果実は生でそのまま食べられますが、干したり煮込んだりして調理に使うとさまざまな食べ方ができます。ジャックフルーツをドライフルーツにする場合は、薄く切って塩を軽く振り、天日干ししておくだけで完成です。ジャックフルーツはしっかりとした歯ごたえが特徴で、メインの食事にもデザートにも使えます。
食べ方①ココナッツカレー
材料(4人分)
- ジャックフルーツ:1缶
- ココナッツミルク:500g
- たまねぎ:2個
- にんじん:1本
- カレー粉:大さじ1
- サラダ油:適量
- 水:200mL
作り方
- たまねぎ、にんじんをすりおろす
- 深めの鍋でサラダ油を熱し、しっかりと温まってから「1」を入れる
- たまねぎがあめ色になったら、ジャックフルーツを入れて煮詰める
- ジャックフルーツに火が通ったら、ココナッツミルクと水を加えて煮込む
- 仕上げにカレー粉を入れて味を整えれば完成
食べ方②フルーツプリン
材料(4人分)
- ジャックフルーツ:50g
- 卵:3つ
- 牛乳:500mL
- 寒天:5g
- 砂糖:小さじ1
- はちみつ:お好みで
作り方
- 卵を割ってから砂糖と寒天を加え、泡立て器でよく混ぜる
- 牛乳を加えてさっと混ぜたら火にかける
- 寒天が溶けたら、食べやすい大きさにカットしたジャックフルーツを加える
- ココットなどに「3」を流し込み、冷蔵庫で冷やし固める
- 固まったらお好みではちみつをかけて完成
食べ方③ピクルス
材料(500mLの瓶を使用する場合)
- ジャックフルーツ:500g
- 水:100mL
- 酢:150mL
- 粒胡椒:適量
- にんにく:適量
作り方
- ジャックフルーツを、食べやすい大きさに薄く切る
- 鍋に「1」と水を入れて一煮立ちさせる
- 5分程煮立たせてから火を止める
- 酢、黒胡椒、にんにくを加えて弱火で煮込む
- 味が染みたら粗熱を取り、瓶に詰めて密封する
- 一晩漬け込めば完成
ジャックフルーツの栄養・効果
ジャックフルーツは、ゴツゴツとした見た目でドリアンによく似ているのが特徴的です。ジャックフルーツは栄養満点で、美肌効果や免疫力が高まる効果があるとされ「奇跡のフルーツ」とも呼ばれています。また、ジャックフルーツはほかの果物と比べて低カロリーなため、ダイエットにも効果的です。
効果①ダイエット効果
ジャックフルーツには食物繊維が豊富に含まれており、便通を整えたり腸の働きを活性化させたりする働きがあります。また、低カロリーですが満足感が味わえるため、食べ過ぎの予防にも効果的です。ジャックフルーツには脂肪分が含まれていないので、ダイエット中でも安心して食べられます。
効果②美肌効果
ジャックフルーツはビタミンB6やビタミンB2、ビタミンCが豊富な果物です。ビタミンCは水に溶ける水溶性のビタミンで、美肌作りに欠かせない栄養素といわれています。ビタミンB6やビタミンB2には、アミノ酸の代謝を助ける働きがあり、ビタミンを効率よく吸収するのに効果的です。
効果③血圧を下げる
ジャックフルーツには、100gあたり約448mgのカリウムが含まれているのが特徴です。カリウムは「血管拡張剤」とも呼ばれる栄養素で、血圧を下げる手助けをします。また、血圧を下げることで心血管系のストレスを緩和し、脳卒中の予防にも効果的といわれています。
効果④骨や歯の成長を助ける
ジャックフルーツは、骨や歯の成長に欠かせないカルシウムも豊富に含んでいます。骨粗しょう症の予防や、虫歯対策にも効果的な栄養素です。カルシウムはビタミンDと同時に摂取すると吸収率が高くなります。ジャックフルーツを食べるときに、ビタミンDを多く含むチーズやバターをつけるのもおすすめです。
ジャックフルーツを食べてみよう
ジャックフルーツは栄養満点で、ジューシーな味わいが楽しめる南国フルーツです。人によってはまずいと感じられる場合がありますが、ココナッツカレーやミルクプリンなど、アレンジレシピが多くあります。自分好みの調理方法で「世界最大の果物」といわれるジャックフルーツを、ぜひ味わってみてください。
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出典:写真AC