黄色いバラの花言葉15選！本数によっても違いがある？贈る際の注意点も

プロポーズの王道は赤いバラの花束というイメージがありますが、黄色いバラにも「愛の告白」という花言葉があります。太陽のように明るくはっきりとした色合いの黄色のバラに、秘めた思いをはっきりさせるといった意味合いを重ねたのでしょうか。結婚を考えている相手が黄色を好きなら、黄色いバラの花束でプロポーズというのも粋ですね。

「あなたを恋します」という花言葉は、女性から男性へ黄色いバラの花束を贈るときの言葉とされています。しかし、黄色いバラには正反対の意味の花言葉もあり、花に詳しい相手の場合はカードを添えるなど注意して贈りましょう。

「美」は、黄色いバラをはじめ、バラ全般の花言葉です。昔から多くの人々がバラを好み、競うようにさまざまな種類を育ててきました。古くから、神話や芸術において愛と美の象徴として扱われ、想いを相手に伝える花とされてきたことが、花言葉の由来といわれています。

黄色いバラの花言葉は、良い意味ではなくネガティブな意味も多いのが特徴です。実はヨーロッパをはじめとする西洋では、古くから黄色い花に嫌悪や差別といったイメージがありました。黄金や金貨に近い色が「堕落」や「嫉妬」を連想させるとともに、宗教的に不吉で怖いイメージを持つ色とされていたせいだといわれています。

黄色いバラの花言葉には、「薄らぐ愛」というものもあります。愛の告白やあなたを恋しますといった花言葉がありながら、正反対ともいえる意味もあるとは何とも不思議といえるでしょう。西洋の歴史や宗教観における黄色のネガティブなイメージから生まれた花言葉のようです。

黄色いバラには、「恋に飽きた」という自分勝手に思えるような花言葉もあります。良い意味だけでなくネガティブな花言葉も知っていると、黄色いバラをもらったときに少し戸惑うかもしれません。しかし、贈ってくれた相手が花言葉を知っているとは限りませんから、あまり気にしすぎないことをおすすめします。

愛が薄らぎ、恋に飽き、ついには「別れよう」という花言葉も黄色いバラにはあります。別れたくない大切な相手には、黄色いバラを不用意に贈らないように気をつけましょう。

「不貞」とは結婚相手や恋人がいながら、その相手を裏切り、純潔を守らないことを意味します。イエスキリストを裏切ったユダが、黄色い服を着て描かれていたことから、西洋では黄色は裏切りの色となってしまいました。

バラは、色だけでなく大きさによっても花言葉があります。大輪（花径8〜13cm）につぐ大きさの中輪（花径5〜8cm）の黄色いバラには、「誠意がない」という花言葉がつけられています。

「笑って別れましょう」は黄色いバラのつぼみ〜小輪（花径3〜5cm）の花言葉です。円満に別れられる相手には、最後の思い出に明るく美しい黄色いバラを一本、贈ってみるのはいかがでしょうか。

バラは花束も素敵ですが、一本だけ贈るのもとてもロマンチックです。黄色いバラのみの本数別の花言葉はありませんが、すべての色のバラに共通した本数別の花言葉があります。古くから想いを伝える花とされてきたバラならではといえるでしょう。

黄色いバラの花言葉は、とくに恋愛方面において、良い意味ではない花言葉が多いので、大切な記念日などに贈るときには注意が必要です。花言葉に詳しい相手に贈る場合などは、本数別の花言葉も念のためチェックしておきましょう。

最近の生花店では、赤やピンクやオレンジだけなく、金色の薔薇や青いバラなど多くの種類が並んでいます。そのなかでも明るく輝く黄色いバラは、一段と魅力的です。意外な花言葉も多いですが、知っていると黄色いバラがよりユニークで価値あるものに見えてきます。花言葉を参考にして、想いを伝えたい相手に黄色いバラを贈ってみてください。