ルバーブの育て方【特別な管理】
摘蕾
ルバーブには花が咲きますが、つぼみをつけたままにしておくと食べる部分である茎の成長が悪くなるため、摘蕾が必要です。摘蕾の時期は3月終わりごろ~5月にかけてです。つぼみがついたら、ハサミやカッターで切り落としましょう。花が咲いてしまうと茎が硬くなり風味も落ちてしまいます。なるべく早めに摘蕾を済ませてください。

ボタ爺
夏越し
ルバーブは暑さが苦手で、特に日本の高温多湿の環境下では株が弱る可能性が高いです。鉢植えであれば夏場は風通しのよい半日陰の場所に移しましょう。庭などに地植えする場合は移動が困難のため、株元をワラや黒ビニールでマルチングするのがおすすめです。それでも株が弱るようであれば、日よけを立てて対応してください。

ボタニ子
ルバーブの生育に適した温度は、10℃~18℃と低めなの。北海道のような涼しい場所では夏も平気だけど、暑い場所では夏越し対策が必要だよ!
冬越し
ルバーブはシベリア南部原産の植物で寒さにはとても強く、北海道などの寒冷地であっても冬越し対策は必要ありません。−4℃で地上部は枯れてしまいますが、地中部分は休眠に入るだけで枯れはしません。地上部の様子だけを見て枯れてしまったと思い込み、株ごと引っこ抜いてしまわないように気をつけましょう。
増やし方
ルバーブは株分けで簡単に増やせます。同じ場所で長く栽培できる野菜ですが、4年経つと葉が混みあい成長が悪くなるため、植え替えも兼ねて株分けするのがおすすめです。3月~5月に株を掘り起こし、1株に芽が2~3個と根がたくさんついている位置を、ナイフで切り分けましょう。植え付け方は苗と同じです。
ルバーブの育て方【収穫】
収穫時期
ルバーブは種まきや植え付けをしても、1年目は収穫できません。それなりに大きくは成長しますが、株をしっかりと育てるためにも、1年目の収穫はせずに見守りましょう。2年目以降は、25cm~30cmほどまで茎葉が成長したタイミングで収穫します。収穫時期は5月~6月です。
収穫の仕方と注意点
ルバーブの収穫はとても簡単です。茎の付け根部分を手でかき取るだけです。茎が硬く手では難しい用であれば、ハサミやナイフを使いましょう。食用となるのは茎部分のみです。大きく育った葉はおいしそうに見えますが、体に害のあるシュウ酸を多く含んでいるため、食べないように気をつけてください。
ルバーブのおすすめの食べ方
①ジャム
材料(300g分)
- ルバーブ500g
- キビ砂糖200g
- レモン汁大さじ1
作り方
- ルバーブを洗い、2~3cm幅にカットする
- ボウルに1とキビ砂糖を入れて混ぜ合わせ、ラップをして2時間置く
- 2を小鍋に移し弱火にかけ、木べらで混ぜながらひと煮立ちさせる
- アクを取りつつ木べらで混ぜながら、20分ほど煮詰める
- レモン汁を加えてよく混ぜ、火からおろして粗熱を取る
- 清潔な保存容器に移して冷蔵庫で保管する
ポイント
- アクはこまめに取る
- 始めは繊維が目立つが、煮詰めるとともに溶けていく
- キビ砂糖はグラニュー糖でも代用可能
②シロップ
材料(2L分)
赤ルバーブ500g
氷砂糖400g
作り方
- ルバーブは洗って、2cm~3cmのざく切りにする
- 清潔な保存容器に1の半分を入れ、上から氷砂糖の半分を入れる
- 2を繰り返す
- 蓋をして放置する
- 氷砂糖が溶けたら冷蔵庫で保管する
ポイント
- 4の後は放置するだけで、2日~3日後には完成する
- 完成後は、冷蔵庫で保管すると長持ちする
- 使う前にかき混ぜると濃度が均一になる
- 炭酸やアルコールで割って飲むとおいしい
③タルト
材料
パイシート1台分
ルバーブ150-200g
■アパレイユ
〇生クリーム200ml
〇卵(Mサイズ)1個
〇グラニュー糖20g
■クランブル生地
△小麦粉80g
△バター60g
△グラニュー糖30g
作り方
- ルバーブは洗って1cm幅に切る
- タルト型にパイシートを敷いて、フォークで穴を数カ所開ける
- ボウルに〇の材料を入れて混ぜ合わせる
- 別のボウルに△の材料を入れて、ポロポロになるまで手で混ぜる
- 2にルバーブを散らし、3を流し入れ、上から4を全体にまぶす
- 180℃の温度のオーブンで20分ほど焼く
ポイント
- ルバーブの酸味が強ければ、カット後砂糖にまぶすと和らぐ
- 4はまとめる必要はなく、ポロポロ崩れる状態で大丈夫
- なかなか焼けないときは、温度を上げるか時間を伸ばして様子を見る
ルバーブを育てておいしく食べよう!
ルバーブは珍しい野菜ですが、庭や鉢植えで比較的簡単に栽培を楽しめます。そのままでは酸っぱくて食べられませんが、ジャムやケーキに加工することでさわやかな酸味と甘さを味わえます。珍しい野菜ルバーブの種や苗を見つけた際には栽培にチャレンジしてみましょう。収穫時期を迎えたら、お菓子に加工しておいしく食べてみてくださいね。
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ルバーブの花は控えめで目立たなくて庭を彩るタイプではないんじゃ。観賞用には向かないから、躊躇せずに摘蕾するんじゃよ!