バーバスガムの病気や害虫に注意
バーバスガムを育てる上で注意しなくてはならない病気は立ち枯れ病です。そして注意すべき害虫はメイガの幼虫です。バーバスガムの姿をよく観察して、気候の様子にも注意することが大切です。立ち枯れ病とメイガの幼虫について紹介します。
バーバスガムがかかりやすい病気~立ち枯れ病とは~
バーバスカムがかかりやすい立ち枯れ病はカビを原因とする植物の病気です。茎の部分に黄色や赤のカビができて茎がいたみ折れて植物自体が枯れてしまいます。多くは地面に近い茎部分が褐色に変化し、倒れて枯れてしまいます。バーバスカムは多湿を嫌うので注意します。
バーバスガムの害虫~メイガの幼虫とは~
バーバスガムの茎の中に住み、バーバスガムを枯らせてしまうメイガの幼虫。こちらも様々な植物につく害虫になります。インスタグラムの画像がメイガの幼虫。もっと白っぽい色で見つかることも多いです。見つけた場合はすぐに駆除することが重要です。
バーバスガムの花が咲く前・咲いてからの手入れ
バーバスガムの花が咲く前と咲いた後では手入れの仕方にポイントがあります。このポイントを押さえることでバーバスガムを枯らすことなく花を咲かせることができます。また花後の手入れのポイントを知ることで花を長く楽しむことが可能になります。
バーバスガムの花が咲く前の手入れについて
バーバスガムの花が咲く前の手入れで重要なのは夏を上手にこすことです。高温多湿の夏にバーバスガムは枯れやすいので土が乾き過ぎないように注意します。多湿の時は水を与えすぎないようにします。葉が土について汚れやすい時は葉を剪定(カット)して風通しよくします。
バーバスガム開花後の手入れは剪定
バーバスガムの花が咲いてからの手入れとして大事なのは剪定。具体的には花柄つみと切り戻しを指します。バーバスガムの花が枯れてきたら花柄を摘むと次の花に栄養がゆき開花を長く楽しめます。思い切って枯れてきた花穂を切り取ることでわき目が出て花穂がつきます。剪定を利用することで花を長く楽しむことができるのです。
バーバスガムを増やしたい
ガーデニングでは穂に沢山の花をつけ、楽しませてくれるバーバスガム。同じピンクでも様々な彩度があって好みで選べたり、ガーデニングをデザインできたり。楽しみはとまりません。そんなバーバスガムはどう増やしたらいいのでしょうか。
バーバスガムは挿し芽はできる?
バーバスガムも挿し芽はできますが、挿し芽よりも苗の購入、またはバーバスガムの種をまいて育てる方法が一般的。種は春まき、秋まきと出来ますが、高温多湿の夏を苦手とするので、非常に暑い地域では秋まきを行い、株を充分に育て夏に向けて準備するのが無難です。
まとめ
バーバスガムの育て方や開花前後の手入れについてのポイントを押さえて、ゴージャスでありながら、まわりの花たちも引き立てるバーバスカムの素晴らしさを楽しんでください。同じピンクでもさまざまな色合い、そしてバーバスガムビオレッタの美しい紫。バーバスガムは魅力満載の花になります。
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出典:写真AC