【2020年新品種】ブライダルシャワーとは?アジサイとの違いを紹介

【2020年新品種】ブライダルシャワーとは?アジサイとの違いを紹介

ブライダルシャワーはアジサイの仲間で、品種目名はラグランジア・ブライダルシャワーです。日本原産のアジサイの新品種を日本人がつくったとして今注目をあつめています。ブライダルシャワーの詳細とアジサイとの違いをみていきましょう。

記事の目次

  1. 1.ブライダルシャワーとは
  2. 2.ブライダルシャワーとアジサイの違い
  3. 3.ブライダルシャワーの楽しみ方
  4. 4.ブライダルシャワーの育て方
  5. 5.【番外編】アジサイの観光名所
  6. 6.まとめ

ブライダルシャワーとは

Photo by yto

ブライダルシャワーとは、2020年3月以降に日本で販売開始された、アジサイ科(ユキノシタ科)の耐寒性落葉低木です。英国王⽴園芸協会主催のチェルシー・フラワー・ショー2018で金賞を受賞しました。受賞者は、育種家の坂嵜潮さんという日本人です。マクロフィラと日本の原種の種間交雑種で、育てやすさやお手入れのしやすさから、注目されています。

名前の由来

ブライダルシャワーという名前は、花びらが舞っているようにみえることに由来しています。欧米ではフラワーシャワーという、結婚する花嫁を親戚や友人が祝う儀式があり、それにちなんで名前がつけられました。

花の特徴

アジサイの新品種として誕生したブライダルシャワーは、花の咲き方が特徴です。5月~6月に開花時期をむかえ、すべての側芽から花を咲かせます。花色はうすい緑色から白色、最後はピンク色に変化する美しい花です。毎日すこしずつ変わっていく姿をみて楽しめます。

葉の特徴

葉は濃い緑色をしていて、鮮やかな花をひきたたせます。水分の蒸発を防ぐ性質をもっているので、水やりの頻度は少なめでよく、お手入れは簡単です。葉脈がきれいに浮き出ています。

ブライダルシャワーとアジサイの違い

Photo by T.Kiya

ブライダルシャワーは、アジサイと同じくらい育てやすい新品種で、剪定や管理方法は難しくなく、初心者でも挑戦しやすいのでおすすめです。ブライダルシャワーとアジサイの違いをみていきましょう。

花の量

ブライダルシャワーとアジサイは、見た目はあまりにていません。アジサイは小さな花があつまり、丸いかたちになっています。ブライダルシャワーは、すべての側芽から大きめの花を咲かせ、その花の量はアジサイの約6倍です。誘引すればうまく伸びるので、自宅の庭をブライダルシャワーでいっぱいにできます。

花色

ブライダルシャワーは淡い花色が特徴です。アジサイは種類によりますが、濃いピンク色や紫色、青色のはっきりとした花色をしています。どちらの種類も、ガーデニングの主役になる花なので、自宅の庭の雰囲気にあわせて植えてみましょう。

剪定がいつでもできる

植物には剪定の適期がだいたいありますが、ブライダルシャワーは剪定時期がきめられていないので、いつでも刈り込めます。自分のタイミングで好きな形に剪定できるのはブライダルシャワーだからこその楽しみ方です。

ボタニ子

ボタニ子

次はブライダルシャワーの楽しみ方を紹介します。

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ブライダルシャワーの楽しみ方

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