ガウラとは
ガウラは北アメリカが原産の一年草で、開花時期にはピンク色や白色の花を咲かせるかわいらしい植物です。耐暑性や耐寒性が強いため初心者でも育てやすく、室内でインテリアとして育てたり花壇の寄せ植えにしたりとさまざまな育て方ができるので人気があります。そんなガウラの特徴や切り戻し剪定の方法、挿し芽や株分けでの増やし方などをご紹介します。
ガウラの基本情報
科名 | アカバナ科 |
属名 | ガウラ属 |
和名 | 山桃草(ヤマモモソウ) |
別名 | 白蝶草(ハクチョウソウ) |
開花時期 | 5月〜11月 |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 強い |
ガウラの特徴
蝶が羽を広げたような美しく繊細な咲き姿をしていますが、耐暑性や耐寒性が強く丈夫な植物です。開花時期がとても長く5月〜11月まで花を楽しめるので、ガーデニングやグランドカバーにも人気があります。4枚の花弁が蝶の羽に、長い雄しべが蝶の触角に似ており、蝶が羽ばたいているように見える咲き姿が特徴です。
ガウラの名前の由来
ガウラはガウラ属に分類されており「ガウラ」とはギリシャ語の「gauros」に由来し「堂々たる」や「華麗な」という意味をもっています。また別名の「白蝶草(ハクチョウソウ)」は、咲き姿が真っ白な蝶が飛んでいる様子に似ているためについた名前です。他にもピンク色の品種は桃の花に似ており「山桃草(ヤマモモソウ)」という和名でも呼ばれています。
ガウラの花言葉
ガウラには「負けず嫌い」「我慢できない」「ゆきずりの恋」「繊細な心を傷つけない」「清楚」「神秘」という花言葉がついています。ガウラの咲き姿がヒラヒラと蝶が舞う姿によく似ており、蝶が花から花へと移っていくようにみえたため「行きずりの恋」という花言葉がつきました。次々と競い合うように開花させる様子に「負けず嫌い」という花言葉はぴったりですね。
ガウラの育て方
耐暑性や耐寒性が強いだけでなく耐陰性もあり、日本全国のどんな地域でも地植えにして育てられます。根が長く張ると乾燥にも強くなり、雨水のみでも大きく育つので、余裕をもって広い場所で育てるのがおすすめです。そんなガウラの育て方を詳しくご紹介します。
次のページは、「育て方①置き場所」についてご紹介します。