アサガオの支柱の作り方!棒や竹を使った簡単なアレンジ方法をご紹介!

アサガオの支柱の作り方!棒や竹を使った簡単なアレンジ方法をご紹介!

アサガオの育て方で重要なのは、つるを絡ませる支柱を作ることです。竹や棒などの材料が必要になりますが、100均アイテムを使っておしゃれなアレンジすることも可能。鉢やプランターの長さに合わせて、アサガオの支柱をいつから準備していくのかなどをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.なぜアサガオに支柱が必要?
  3. 3.アサガオの支柱の種類は?
  4. 4.アサガオの支柱の立て方とは?
  5. 5.アサガオの支柱の手作り法【植木鉢】
  6. 6.アサガオの支柱の手作り法【プランターや地植え】
  7. 7.支柱に活用できる100均アイテムの紹介
  8. 8.アサガオの種の収穫
  9. 9.まとめ

はじめに

Photo byCouleur

アサガオは、つるを伸ばして育っていくつる性の一年草です。古くから日本で親しまれ、行灯(あんどん)のように支柱を作るほか、カーテンのようにつるを伸ばす方法などがあります。鉢やプランターによっても方法はいろいろ。100均で入手できる竹や棒を使って手作りしていつまでもおしゃれに樹形をキープするようにアレンジしてみましょう。

なぜアサガオに支柱が必要?

出典:BOTANICA

アサガオは、他の樹木などを支えにして伸びていくつる性の植物です。このため、上に伸びていくためには支えが必要となります。このとき、アサガオの生長を助けてくれるのが支柱です。支柱によってアサガオはつるを自在に伸ばし、さまざまな形に整えていくことができるだけではなく、その樹形をいつまでもキープさせることができます。

アサガオの支柱の種類は?

出典:写真AC

アサガオの支柱の立て方とは?

出典:写真AC

市販されている支柱には、木材とプラスチック材があります。木材の場合、雨水や水やりなどによって劣化していくため、プラスチック材の方がいつまでも使いやすく、100均などにもラインナップされています。75cm、90cm、120cmと長さもさまざまですが、外径も8~20mmと太さもいろいろあります。アサガオで使う支柱では太さはさほど必要ありませんが、作りたい仕立て方に応じて選びましょう。

支柱を立てる時期はいつ?

出典:BOTANICA

つるが伸びはじめたときが支柱立てのタイミング

アサガオはつるを伸ばして育っていく植物です。支柱を立てずにそのままにしていると、つるが地面をはいつくばっていきます。このまま放っておくと、つるが絡まってぐちゃぐちゃになってくるため、アサガオを育てる際は支柱を立てます。では、いつ支柱を立てたらいいのでしょうか。目安となるのは、本葉が5~6枚ほど生えて、つるが伸びはじめるころです。アサガオの様子を観察して、つるがある程度伸びてきたら、さっそく支柱を立ててみましょう。

支柱の選び方

支柱の選び方はどうやってアサガオを植えるかで決める

アサガオの支柱は、アサガオの植え方で決めましょう。アサガオを植木鉢で植える場合、行灯仕立て、らせん仕立て、アーチなどの支柱がおすすめです。プランターでアサガオを植える場合、アサガオのつるのカーテンを作るのにも適しています。プランターをいくつも並べると、横に広い涼し気なカーテンになります。(次章で詳しく説明します。)

支柱の長さ

出典:写真AC

支柱の長さは品種で決定

アサガオの支柱の長さは、アサガオの種類によって決めます。アサガオには、世界に1600種ほどの品種があるといわれているため、育てるアサガオの品種を知ることからはじめましょう。西洋アサガオは草丈がよく伸びる品種で、10m近くまで伸びるものもありますし、葉と葉の間隔がつまっていてつる状にならないつるなしアサガオという品種もあります。

アサガオを作り込むにも支柱は重要

支柱の長さを小さく作ればかわいらしい植木になります。支柱の長さを大きくして、立派な緑のカーテンを作ると、清々しい印象の植木になります。おしゃれにアレンジするためにも、支柱の長さははじめに決めたほうがいいでしょう。アサガオのつるはどんどん伸びていくので、うまく作り上げていかないと大変なことになってしまいます。

アサガオの支柱の手作り法【植木鉢】

出典:BOTANICA

行灯仕立ては最もポピュラーな支柱

小学校などでアサガオを栽培するとき、最もよく使われるのが行灯仕立ての支柱です。店頭でよく見かけるのもこのタイプですが、手作りで作るのもかんたんです。ほかに、らせん状に支柱を作る方法や、アーチ状に支柱を作る方法などもあります。アサガオの鉢植えをどのような形に仕上げていきたいのかにもよりますので、支柱を作る前に形を決めることをおすすめします。

行灯仕立てのアサガオの支柱の作り方

出典:写真AC

準備するもの

  • 竹やプラスチックなどの棒
  • 麻ひもやシュロ縄

①植木鉢に支柱を立てる

行灯とは照明器具の一種で、アサガオの支柱で行灯仕立てというと、行灯のように立てた支柱のことを指します。アサガオの植木鉢に竹やプラスチックなどの棒を使って手作りで支柱を立てていきます。四方に4本の棒を立てていくのが一般的ですが、鉢の大きさによっては三方に3本の棒を立てていくのも可能です。

②立てた支柱に麻ひもなどを巻きつけていく

植木鉢に立てた支柱に麻ひもなどを巻きつけていきます。地際から20~30cm程度の高さで、支柱を囲むようにひもで結びます。そこから15cmほど上にもうひとつ、さらに15cmほど上にまたもうひとつと、3段ほど作ります。

③つるを巻きつけを作り込んでいく

アサガオのつるが伸びてきたら、この支柱につるを巻きつけていきます。つるは植木鉢を上から見て左巻きに絡ませていきます。こうすることで、どんどん伸びていくつるが絡まってグチャグチャになるのを予防することができます。また、アサガオのつるを絡まらせたいように作っていくことも可能です。巻きつけたいひもや縄に絡まらせれば、きれいに形作ることができます。

らせんのアサガオの支柱

Photo bythgmueller

準備するもの

  • 竹やプラスチックなどの棒
  • 針金

①植木鉢の中心に棒を立てる

らせん仕立ての支柱は、らせん階段のようにぐるぐると巻きつけて手作りすることができます。まず、植木鉢の中心に棒を立てます。植木鉢の底に固定させた方が樹形を崩さずに育てていくことができます。

②棒に針金をらせん状に巻きつける

立てた棒に針金をらせん状に巻きつけていきます。地際から作りたい樹形にぐるぐると巻きつけます。棒の頂点に向かって細かく巻きつける方法と、大きく巻きつける方法があります。最後に棒の頂点で針金を結べばできあがりです。このらせん状の針金に、アサガオのつるを巻きつけていきます。

アーチのアサガオの支柱

フリー写真素材ぱくたそ

植木鉢の中にアーチを作ってひもを巻きつけ、そのひもにつるが絡まるようにする

準備するもの

  • 竹の棒かU字型の支柱
  • 麻ひも
  • 園芸用針金ワイヤー

①棒をU字に曲げる

アーチのアサガオの支柱を竹の棒などで手作りする場合、竹の棒2本をU字に曲げます。竹の種類によっては曲げにくいものもありますので、竹にこだわる必要はありません。また、竹の棒などで作らなくても、すでにアーチ型になっている支柱も100均などで販売されています。

②植木鉢に交差するように挿す

U字に曲げた竹や園芸用のアーチ支柱を植木鉢の中心で交差するように挿します。そして、交差した箇所を麻ひもなどで結びます。麻ひもで結びにくい場合、園芸用の針金ワイヤーで固定させましょう。

③ひもを巻きつける

つるを絡ませるためのひもを巻きつけます。地際かららせん状にてっぺんまでひもを結んでください。 きつく縛るとアーチが歪んでしまいます。ひもは程よい張りを保って結びましょう。ひもを巻きつける際、左巻きにひもを巻きつけていきます。

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アサガオの支柱の手作り法【プランターや地植え】

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