バーバスガムの育て方！植え付けの仕方や切り戻しのコツなどを解説！

長い穂にたくさんの花をつける華やかなバーバスガム。日本名はビロードモウズイカ。ガーデニングで人気があるのはバーバスガムの種類の中でもサザンチャーム、ビオレッタ、アルビフローラム、そして小型のバーバスカムフォエニセイムになります。花だけではなくロゼッタ状になるバーバスカムの白い葉っぱも楽しめるバーバスガムシルバームレインもかわいいです。

バーバスガムは野生でビロードモウズイカが咲いています。園芸種で人気があるのがバーバスガムアルビフローラム、サザンチャーム、ピオレッタ。いずれも色あいがそれぞれで美しく、他の花とのマッチングもよい品種になります。高さもありガーデニングに人気です。

こちらがバーバスガムアルビフローラム。薄い桜色のような色で可憐な様子がなんともかわいいお花です。バラともマッチするガーデニングにぴったりのバーバスガムの品種になります。人気もあります。毎年この美しい姿を見せてもらえます。

 

こちらがバーバスガムサザンチャーム。アルビフローラムより色も濃いピンクで元気な明るいイメージ。バーバスガムは宿根なので、きちんと育てていれば一度花が咲くと毎年楽しめる花です。サザンチャームもガーデニングのイメージづくりに一役買ってくれる種類になります。

こちらがバーバスガムピオレッタ。紫の花がなんともかわいいバーバスガムです。こちらもガーデニングで大活躍してくれそうな立ち姿と色合いです。花の色の紫も美しく、花びらもひらりとして可憐です。ガーデニングで組み合わせを想像してしまうお花がいくつも出てきそうなバーバスガムピオレッタです。

バーバスガムは種を植えた年には花をつけず次の年に花を咲かせます。苗を秋に購入し植え付けると次の年の5月から6月に開花します。夏は苗が成長する時期で傷まないよう注意が必要です。秋になり大きくなったバーバスガムの苗を地植えか鉢植えで植えこみます。

宿根草のバーバスカムは冬の間は地上部の葉は枯れてしまいます。しかし春になるとまた芽を出し葉を出します。ですから、バーバスカムが枯れないよう冬に乾燥がちな場所にあったら、時々水やりをしてあげてください。湿度を保てる様子であれば土が乾いたときにあげてください。

バーバスカムの育て方を紹介したします。どんな土がよいのか、どんな場所に植え付けるのが適切なのか、水やりの仕方や植え替え、肥料の与え方などを紹介します。バーバスカムの育て方のポイントを把握してきれいな花を咲かせてください。

バーバスガムは多年草、または二年草と言われる花になります。多年草というのは一度植えると繰り返し咲いてくれる植物。二年草は種をまいた年には開花はせず、次の年に花をつける植物です。バーバスガムの種をまいたら次の年に花をつけます。挿し芽ではなく種や苗の購入で育てるのが一般的です。

バーバスガムは種か苗で植え付けます。初心者はバーバスガムの苗を植え付けるのがおすすめ。種をまくときは、水はけと風通しがよい場所に堆肥と腐葉土を混ぜ、土に栄養をあげて種をまきます。小さなポットに種まき用の土を入れ種をまき芽が出るまで育ててから植え付ける方法も良いです。

バーバスガムを鉢植えで育てるときは、土は園芸用の土を用意するので十分です。種を鉢にそのまま植える方法もありますが、ポットで育ててから鉢植えにするのが確実。バーバスガムは根がまっすぐに伸びるので深めの鉢を選ぶとうまく育てることができます。

バーバスガムはまっすぐ下に根をはる直根性なので、実は植え替えを嫌います。小さな苗のうちに後のことも考えて鉢を選んだり、植え替え場所を考えるのがベスト。夏場に高温多湿にならない環境を選んで植え替えをしてあげます。時期は3月から5月、9月中旬から11月にします。

バーバスカムは高温多湿を非常に嫌います。高温多湿になるとバーバスカムがいたんでしまうので水やりには注意が必要です。しっかりと土が乾いてから水やりをします。蕾がつきはじめたら乾き過ぎないように要注意します。花が咲いている間も同じです。

バーバスガムは荒れた土地にも元気に咲く花。肥料のあげすぎは良くありません。春と秋に液肥をあげます。頻度は各肥料に記載されています。たいていが2週に一度ほど。バーバスガムが冬越しする秋に定期的に液肥をあげるといい株に育ちます。