ミニひまわりの育て方!種まきから開花させるまでの管理のコツをご紹介!

ミニひまわりの育て方!種まきから開花させるまでの管理のコツをご紹介!

小さくてかわいい見た目が人気のミニひまわりは、夏の庭を彩ります。難しい手入れを必要としないため、初心者の方でも栽培可能です。この記事では実際に種から育てたミニひまわりの栽培日記を通して、育て方のコツを失敗例も合わせて詳しく紹介します。

記事の目次

  1. 1.ミニひまわりとは
  2. 2.ミニひまわりの種類
  3. 3.ミニひまわりの栽培カレンダー
  4. 4.ミニひまわり栽培の管理のコツ
  5. 5.ミニひまわりの育て方【栽培日記】
  6. 6.夏に向けてミニひまわりを育ててみよう!

ミニひまわりとは

出典:筆者撮影(本記事掲載の、出典記載のない全ての画像)
 

ミニひまわりとは、ひまわりを品種改良して作られた高さが1mを超えない小さなひまわりのことです。鉢やプランターや花壇での栽培はもちろん、寄せ植えや室内での栽培など、さまざまな育て方ができることが魅力です。

漢字では「ミニ向日葵」

ひまわりは漢字で「向日葵」と書きます。日の光の動きにあわせて追いかけるように向きを変えることから「向日葵」という漢字が使われるようになりました。「葵」という漢字には、四方に向いて花が開く植物という意味があります。

ボタニ子

ボタニ子

太陽を追いかけて花を咲かせる特徴から「あなたを見つめている」という花言葉も付けられました。

基本情報

ミニひまわりの栽培難易度

ミニひまわりはガーデニング初心者の方でも比較的簡単に栽培を楽しめます。小さな鉢に一株から育てられ、日が当たる場所なら室内での栽培も可能です。ただし日当たりが悪く多湿になると病害虫が発生しやすいため要注意です。種類によってそれぞれ特徴があるため、育てる環境にあわせた栽培ができます。

ミニひまわりの特徴

  • 小型で育てやすく、鉢植えや地植えなどさまざまな形での栽培ができる
  • 種まきから開花までの期間が短い
  • 花粉が少ないため花持ちがよく長期間楽しめる
  • 種が付きにくく、できた種を翌年に植えても育ちにくい
ボタ爺

ボタ爺

庭がない家でも、ベランダで鉢植えで育てられるのも魅力じゃな。大きなひまわりのように添え木が不要な点も手軽じゃ。

ボタニ子

ボタニ子

庭に地植えをする場合はやや草丈が大きく育つので、必要に応じて添え木や短めの支柱を立てよう。

ミニひまわりの種類

ミニひまわりにはたくさんの種類があり、花の色、大きさ、咲き方などがそれぞれ異なります。好みの品種を選んで、ミニひまわり栽培にチャレンジしてみましょう。

種類①ミニひまわり小夏

好みの植え方で楽しめる人気の品種!

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小夏の特徴

  • 草丈が25cm、花の大きさは10cmと小さい
  • わい性品種で分枝も多く、花粉が出ない
  • 花壇、鉢、寄せ植えなど、さまざまな植え方で楽しめる

種類②ミニひまわり F1 グッドスマイル

品種改良により冬でもミニひまわりが楽しめる!

グッドスマイルの特徴

  • 最小直径5cmのポットでも栽培ができる
  • 夜間10℃以上の気温があれば冬でも花を咲かせられる
  • ポット栽培で草丈が12cm、花の大きさが8cm。花壇などの地植えで草丈が45cm、花の大きさが16cm

種類③ミニひまわり ミラクルビーム

枝分かれしてたくさんの花が咲き続ける!

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ミラクルビームの特徴

  • 枝咲きし、次から次へと花を咲かせる
  • 1株で約20輪と長期間きれいな花が楽しめる
  • 草丈は40~60cmで、花壇やプランター向きの品種

種類④ミニひまわり ジュニア

病気に強く育てやすい!

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ジュニアの特徴

  • 病気・害虫に強い種類
  • わい性で分枝咲きをする
  • 草丈が鉢植えで40cm、花壇などの地植えで60cm程度に育つ

ミニひまわりの栽培カレンダー

ボタニ子

ボタニ子

種類によって種まきや開花の時期も違うのが注意点だよ。詳しくは種の袋に書いてあるものを参考にしましょう!

ミニひまわり栽培の管理のコツ

ガーデニング初心者の方でも育てやすいミニひまわりには、栽培を成功させる重要な管理のコツがあります。栽培で必須のコツを押さえて、たくさんのかわいらしい花を咲かせましょう。

コツ①栽培環境

ミニひまわりは日当たりと風通しのよい環境で育てることが大切です。日光が少ないと株が弱り、病害虫の被害にあいやすくなります。ミニひまわりが育たない原因は、まず日照不足が考えられるため日当たりのよい場所で栽培をしましょう。

庭や花壇に地植えをする場合

庭などに地植えをする場合は、日当たりと水はけのよい場所を選びます。土質はそこまで気にしなくても問題はありませんが、粘土質の場合は川砂などを加えて土壌改良をします。

コツ②水やり

ミニひまわりは乾燥に弱い性質があるため水やりは重要です。土が乾いたらたっぷり水を与えましょう。水切れを起こしやすい夏の時期は、朝と夕方の2回水やりをします。花壇や庭などの地植えの場合は、乾燥には特に注意が必要です。

コツ③肥料

「肥料はひかえめに」と覚えておきましょう。肥料の与え過ぎは徒長の原因になってしまうためです。追肥は生育の悪いときに、液体肥料を月に2回を目安に与えます。地植えの場合は緩効性肥料を植え付け時に施しましょう。

コツ④植え付け

ミニひまわりの根はまっすぐ伸びる直根性で、植え付けのときは根を傷つけないようにすることが重要です。根が傷つくと成長できずに枯れてしまうためです。初心者の方はポットで育苗して鉢や庭に植え付けるよりも、直接種まきをして鉢植えや地植えをすると根を傷つける機会が減りますよ。

育苗をする場合

育苗は9cmのポットを使用します。ポットに土を入れ、1cmの穴をあけて種を2粒ほどまきます。発芽後は元気な芽を残して間引きをし、本葉が3枚の時に植え付けます。

成長した株の植え替えはできますか?

ミニひまわりは普通のひまわりに比べて根の張りが弱い特徴があります。根を傷つける可能性が高い植え替えは、基本的にミニひまわりでは避けたほうが安心です。どうしても植え替えをする場合は苗が幼いうちに行いましょう。

コツ⑤摘心

摘心は本葉が5、6枚のころに上部の芽を摘み取るか、最初の花が咲いた後に花を切り落として行います。摘心をすると脇芽が出て花を多く楽しめますが、花自体は小さくなってしまいます。仕上がりの好みにあわせて摘心をするか決めましょう。また最初にできた蕾を取り除くことで、摘心と同じように花を増やすこともできます。

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ミニひまわりの育て方【栽培日記】

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