葵(あおい)ってどんな花?特徴・種類や花言葉を紹介!開花時期は?

葵(あおい)ってどんな花?特徴・種類や花言葉を紹介!開花時期は?

葵(あおい)は梅雨の季節を代表する美しい花です。赤ちゃんの名前としても人気の葵ですが、どんな特徴をもった花でどんな種類があるのでしょうか。また怖い花言葉があるというのは本当なのでしょうか。三つ葉葵の紋と葵の関係も紹介します。

    記事の目次

    1. 1.葵(あおい)はどんな花?
    2. 2.葵の花言葉
    3. 3.葵と「三つ葉葵」の関係
    4. 4.まとめ

    葵(あおい)はどんな花?

    出典:写真AC

    葵の美しい花はジメジメした梅雨シーズンに満開になり、雨降りのときも気分を盛り上げてくれますね。園芸にも人気で身近な花ですが、原産地はどこでどんな種類があるのでしょうか。ちょっと変わった別名も一緒に紹介します。

    葵の基本情報

    分類 アオイ科
    形態 多年草(品種により一年草)
    原産地 ヨーロッパ、トルコ
    草丈 1~3m
    開花期 6~8月
    花色 赤、ピンク、白、オレンジ、黄、紫、黒、複色、その他
    耐寒性 強い
    耐暑性 強い

    葵は広義でアオイ科、狭義でタチアオイを指す言葉

    葵はアオイ科の植物の総称として扱われる場合と、タチアオイを指す場合があります。今回この記事ではタチアオイについて解説します。

    特徴

    ヨーロッパとトルコが原産種の雑種

    葵(あおい)は中国から日本に薬草植物として渡ってきたため、原産地も中国だと考えられていました。しかし現在は東ヨーロッパ原産種とトルコ原産種による雑種だという説が濃厚になっています。

    花の色も多彩!コケコッコ花という別名も

    梅雨入りの頃に茎の下から上に向かって咲いていき、梅雨明けには咲き終わるため「梅雨葵」という別名もあります。また花を顔に付けてニワトリの鳴き真似をして遊ぶことから北海道などでは「コケコッコ花」とも呼ばれています。

    種類

    出典:写真AC

    葵の花は一重咲きだけでなく、花弁の多い八重咲きやシャクヤクのような咲き方のピオニー咲きのものもあります。人気のある多年草種以外に一年草種も出回っており、花の色から葉の形まで多種多様です。

    八重咲きの葵の花

    出典:写真AC

    一重咲きはハイビスカスのような咲き方なのに対し、八重咲きは花弁が多く花つきも良いといわれ園芸にも人気です。

    ピオニー咲きの葵の花

    出典:pixabay

    ピオニー咲きは半八重咲き・シャクヤク咲きともいわれています。花弁が2重~5重になり、雄しべが花弁に変化するのが特徴です。

    ピンクと白の複色・ギザギザの花弁

    出典:pixabay

    花の色も赤、ピンク、白、オレンジ、黒紫など様々です。グラデーションの複色や花弁がギザギザのものもあり、バラエティーに富んでいます。

    葉も切れ込みの浅いものから深いものまである

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    葉の種類も様々ですが、葉は茎に互生して付き、葉脈は放射状に伸びるのが特徴です。上記の画像は切り込みが浅い品種の中でも丸に近い心臓型で、縁は浅い鋸歯になっています。

    葉の切れ込みが深いタイプ

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    葉の切れ込みの深い品種は3~5裂の切れ込みがあり、モミジのような形をしています。

    葵の花言葉

    出典:写真AC

    赤ちゃんの名前としても人気の「葵」ですが、花言葉はどのようなものがあるのか、また怖い花言葉があるというのは本当なのでしょうか。名前の由来から確認しましょう。

    名前の由来

    日に向かって伸びる「仰日(あふひ)」が転じた言葉

    花の咲いた茎が日差しに向けてどんどん伸びていく様から「仰日(あふひ)」と呼ばれることに由来し、それが転じて現在の「葵(あおい)」という名前になりました。また5万年前の古来からネアンデルタール人が死者を悼んで葵の花を手向けたともいわれています。

    花言葉

    葵の花言葉は「豊かな実り」「野心」「大望」「気高く威厳に満ちた美」

    女の子の赤ちゃんに特に人気の「葵」という名前には色んな意味の花言葉があります。「豊かな実り」「野心」「大望」という花言葉は葵にたくさんの実がなることに由来するといわれています。茎が高く伸びていくので「気高く威厳に満ちた美」という花言葉も納得ですね。

    葵には怖い花言葉もある?

    出典:写真AC

    アオイ科の品種、ゴジアオイの花言葉には怖い意味があるといわれています。その怖い花言葉とは「明日死ぬだろう」です。ゴジアオイ(午時葵)は午後ごろに開花して夕方にはしぼむので、その姿から怖い花言葉がつけられたといわれています。葵そのものに怖い意味の花言葉はないので赤ちゃんの命名も安心ですね。

    葵と「三つ葉葵」の関係

    出典:写真AC

    徳川氏の紋所として知られる「三つ葉葵の紋」と植物の葵に関係はあるのでしょうか。実は存在しないともいわれています。またなぜ三つ葉葵が用いられるようになったかも解説します。

    三つ葉葵とは?

    三つ葉葵は徳川家の紋所としても有名な図案のひとつです。葵という名前ですがモデルになっているフタバアオイはウマノスズクサ科で、アオイ科ではありません。またフタバアオイは2枚葉であり、三つ葉葵は創作されたデザインです。3枚の葉先が向かい合うように組み合わされています。

    三つ葉葵の紋とは?

    もともと葵紋は加茂氏の象徴で、現在も神紋として扱われています。徳川家康が権力を持つにつれて三つ葉葵などの葵紋を特別な家紋として使用を制限させるようになりました。三つ葉葵の紋のデザインは徳川葵以外にも葉が裏向きになっている「丸に三つ裏葵」などさまざまです。

    三つ葉葵が家紋に使われる理由

    出典:写真AC

    徳川氏は加茂氏と関係が深い松平氏から継承した葵紋に葉を1枚加えた三つ葉葵を紋としました。なぜ三つ葉葵にしたかその意味ははっきりと分かっていません。一説には、多くの武士に信仰されていた八幡宮の神紋「三つ巴紋」と関係があるのではないかと言われています。

    まとめ

    出典:写真AC

    葵は梅雨シーズンを明るく照らすカラフルで華やかな花です。花言葉も前向きなイメージで赤ちゃんの名前にもぴったりですね。園芸向きで種類も多いので好きな葵を見つけて栽培するのも楽しいですよ。

    Tina
    ライター

    Tina

    花屋に就職し、小売りやウェディング、葬儀の花なども手掛けてきました。 日々の生活の中で花や植物を育てたり生けたりするのが大切な時間です。

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