葉脈標本のおしゃれな使い方
しおりを作る
葉脈標本のアレンジといえば、しおりが挙げられるでしょう。簡単なしおりの作り方として、ラミネート加工があります。葉脈標本はとても薄いため、きれいな色の紙と重ねてラミネート加工してしおりにすると素敵です。ラミネート加工する機械がなくても、薄いフィルムで挟み、手で貼りつけられるラミネートシートを使えば、簡単に葉脈標本のしおりをつくれます。
子どもの自由研究にもおすすめ
漂白した葉脈標本を黒っぽい紙に重ねてしおりにすれば、葉っぱの葉脈をじっくり観察できます。子どもの自由研究にもおすすめです。A4サイズのラミネートシートで一度に何枚もつくれるため、プレゼントしても喜ばれますね。
リースやアレンジメントに添える
葉脈標本は生花やドライフラワーと相性がよく、リースやアレンジメントに使ってもおしゃれに仕上がります。漂白した白のままでナチュラルにまとめるのもいいですが、花のカラーにあわせて染めたり、アクセントカラーに染めてポイント使いしたりすることで、花や葉っぱと違った存在感を楽しめます。
キャンドルなどの素材にする
葉脈標本を、ドライフラワーなどと一緒にワックスに入れてボタニカルキャンドルやアロマワックスサシェにしたり、ボトルに入れて専用オイルを注いだハーバリウムに加工したりするという方法もあります。葉脈標本なら、色味をあわせられてバランスがとりやすいですよ。甘い雰囲気になりすぎないため、キャンドルやハーバリウムをシンプルに仕上げたい人にもおすすめです。
ペーパーアイテムなどのワインポイントに使う
ウエディングのペーパーアイテムや、ギフトラッピングに葉脈標本を添えると、ふんわりと優しい雰囲気に仕上がります。ゴールドのスタンプパッドで彩色したり、グリッターやラメスプレーをまぶしてキラキラさせたりすると、高級感のあるゴージャスな雰囲気に仕上げること可能です。透け感のあるレースのような葉っぱは、レースペーパーなどとあわせてもかわいいですね。
トーションフラワーに代えて
ウエディングパーティーやホームパーティーのときに、テーブルナプキンに添える花飾りをトーションフラワーといいます。生花やドライフラワー、造花などいろいろな作り方がありますが、花に代えて葉脈標本を使ってみてはいかがでしょうか。「これ本物の葉っぱなの?」とゲストの方の目を引けるかもしれません。
アクセサリーの素材に
葉脈標本をフェザーのように使うのもおすすめです。ピアスや、ヘッドピースなど、乾燥させてそのままアクセサリーに仕立てたものは、ナチュラルでとてもかわいらしい雰囲気です。
レジン加工で強度アップ
葉脈標本はとても薄く脆いため、普段使いには心配がつきまとうかもしれません。そのようなときには、レジンで硬化させてアクセサリーに加工するのがおすすめです。葉脈標本にレジン液を薄く塗ってUVライトで硬化させましょう。金具を付けると、簡単にピアスやブローチに仕立てられます。レジンでコーティングすることで、アクセサリーとして身に着けても壊れない強度が出ます。
押し花スマホケースに入れる
葉脈標本の透け感を楽しみたいなら、おしゃれな押し花スマホケースに加工してみてはいかがでしょうか。透明なスマホケースに薄くレジンを塗ってスケルトンリーフを配置してから一度硬化し、上からさらにレジン液を満遍なく塗り広げ、再度硬化させると完成です。ハーバリウムのような、透明感のあるスマホケースができあがりますよ。押し花スマホケース作りには硬質レジンの使用をおすすめします。
デコパージュの素材に使う
小物の装飾に使われるデコパージュという手法に、葉脈標本を使えます。通常は布や紙を、デコパージュ専用液で貼りつけコーティングしますが、葉脈標本は紙のように薄いため、デコパージュに使用しても凸凹ができにくく美しく仕上がります。デコパージュに使うときは、乾燥のときに重石をして、乾燥させてからアイロンを当てて平らに伸ばしておくと使いやすくなるでしょう。
まとめ
葉脈標本はしおりだけでなく、おしゃれな雑貨やインテリア、アクセサリーにも使えます。実験感覚で手作りできる手軽さも魅力的でしょう。葉肉を落とす過程など、コツをつかむまでは少し難しい手順もありますが、葉っぱを選ぶ楽しさも味わえますよ。ぜひ、チャレンジしてください。
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出典:写真AC