バラの植え替え方法①地植え
地植えの1番の魅力は、水やりの手軽さです。1度根付けば、夏の乾燥時期に多少水やりを忘れてもすぐには枯れません。また、壁へ誘引して壁一面に咲かせたいときや、ほかの植物とあわせて立体的な風景をつくるのにも適しています。
地植えのやり方
バラの植え替え方法②鉢上げ
バラの品種によって、地植えした場所があわずによく育たないときがあります。特に高温に弱い品種は日差しが強すぎて暑い季節に1度枯れることがあるのです。そのような場合は、掘り上げて鉢植えにしましょう。夏の暑いときだけ日差しのよけられる場所に移動できるのが、鉢栽培の魅力です。
鉢上げのやり方
バラの植え替え方法③鉢増し
栽培している鉢植えのバラは根の生育状況を確認するため、休眠期に鉢から出してみましょう。元の鉢と同じサイズにとどめるなら、株まわりの細くて茶色い古根をこそぎとり、元の鉢に新しい培養土をいれ植え替えます。大きく育てたい場合は、ひとまわり大きい鉢へ鉢増しをします。
鉢増しのやり方
ボタニ子
新芽が出てきて安心したよ!植え替えたあとのバラの手入れはどうすればいいかな?
ボタ爺
植え替えたばかりの若い新苗は病害虫で傷みやすい。6月の梅雨時期に葉が茂りすぎないよう、こまめに剪定すると病害虫対策になるぞ!
まとめ
バラの季節は、見た目の華やかさだけでなく、よい香りに包まれて幸せな気持ちになります。この季節を迎えるためには、冬の植え替えが欠かせません。いつ植え替えればよいのか、肥料をやるタイミングはどうか、品種によって考えるのも楽しいひとときです。植え替えの成果が、開花期に反映されるのもモチベーションになりますよ。
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出典:筆者撮影