多肉植物の寄せ植え実例
①お気に入りの鉢に寄せ植え
寄せ植え初心者の方は、まずはお気に入りの鉢に寄せ植えをしてみましょう。手軽に手に入れることができますし、お気に入りの鉢に、好きな多肉植物を寄せ植えすれば、それだけで立派なインテリアとなります。
リメ缶に寄せ植え
「リメ缶」と呼ばれる、空き缶にペイントや加工を施してリメイクした鉢に寄せ植えをすると、他にはないオリジナルの寄せ植えを作ることができます。植える植物をイメージしてリメイク加工をするのも楽しいのではないでしょうか。
木製の鉢に寄せ植え
木製の鉢は、他の植木鉢にはない木のぬくもりが感じられます。軽くて移動させやすいため、普段はお部屋のインテリアとして飾り、天気のよい日に屋外で日光浴をさせるのも簡単です。木材は少しずつ劣化するため、長く使うときは使用前に防腐剤を塗りましょう。
②身近な器に寄せ植え
食器などの身近な陶器の器に電動ドリルで底穴をあければ、他にはないオリジナルの鉢が出来上がります。おしゃれなコーヒーカップから、伝統的な焼き物まで幅広い器の中から選ぶことが可能です。電動ドリルを使うときは、くれぐれもケガに気を付けてください。
コーヒーカップに
もともとおしゃれなものが多いコーヒーカップであれば、シンプルな寄せ植えでも簡単におしゃれな寄せ植えにアレンジできます。1点もので豪華な寄せ植えを作ってもいいですし、複数の色違いのカップを並べてもいいですね。
お皿に寄せ植え
お皿を鉢に使うことで、一般的な植木鉢にはない平らな寄せ植えを作ることができます。お皿は深さがない分深く根を張ることができませんので、浅く根を張るセダムを中心に寄せ植えするのがおすすめです。
③リース仕立て
リース仕立てに寄せ植えをすると、壁やドアなどに掛けて楽しむことができます。初心者の方でも、市販のリース型の容器を使えば簡単に作ることができます。また、多肉植物を正面からから眺める形になるため、高低差を出す必要がないのも作りやすいポイントの一つです。
セダムのリース
丈夫で手入れもそれほど必要のないセダムを使用すれば、初心者の方でもより簡単にリース仕立てを楽しむことができます。幹立ちする種類ではなく、横へ広がる這い性の種類を使用すれば、高さを簡単に合わせることがですます。
季節のリース
リースといえばクリスマスですが、近年は各季節に合わせたリースが広まっています。多肉植物でも各季節やイベントをイメージして寄せ植えをすることで、それぞれのリースを楽しむことができます。春は緑系、夏は青系、秋、冬は紅葉した種類と、各季節に合わせた色の肉植物を使用するのがコツです。
④一つの種類で寄せ植え
寄せ植えと言うと、いろいろな種類を植えることをイメージする方も多いかもしれませんが、一つの種類だけを寄せ植えするのもおすすめです。一つの種類だけを植えた寄せ植えを、多肉植物愛好家は「〇〇丼」と呼んでいます。一番のお気に入りの種類だけで寄せ植えをしてみてください。
リトープス丼
「生きる化石」とも呼ばれる、リトープスだけを寄せ植えしたリトープス丼は、カラフルな色合いで、他の多肉植物とは一味違った雰囲気を楽しむことができます。蒸れに弱いリトープスは、化粧砂に粗目のものを使いのがポイントです。化粧砂の色合いや質感にこだわると、さらにアレンジが楽しめます。
サボテン丼
サボテンだけで寄せ植えをしてサボテン丼を作ると、他の多肉植物とは違った雰囲気にアレンジすることができます。サボテンは胴切りをすると、周りにたくさん子株をつける種類も多いです。最初は少し余裕をもって植え付けをし、順調に育ってきたら胴切りをして子株を増やすと、よりワイルドな姿を楽しむことができます。
⑤吊るして楽しむ
多肉植物の中には、下に垂れるように成長する種類も多くあります。そのような種類を楽しむためには、吊るすようにアレンジした寄せ植えがおすすめです。棚に置いた寄せ植えとは違った楽しみ方ができます。
ハンギング
ハンギングバスケットを使用すれば、初心者の方でも簡単に寄せ植えを吊るして楽しめます。グリーンネックレスやドルフィンネックレスなど、下に垂れる種類にぴったりです。その他の種類も、あえて茎を長めにして植えることで、バスケットから溢れるような躍動感のある姿を楽しむことができます。
多肉ボール
用土ではなく、水苔を使用すると、大きさや形を自在に変えて寄せ植えを作ることができます。水苔をボール状にし、カラフルな毛糸でくるめば、それだけで多肉ボールの完成です。小さなものを作れば、お部屋のちょっとした場所のインテリアにもなります。
まとめ
今回は、多肉植物の寄せ植えについて紹介してきました。多肉植物の寄せ植えは、初心者の方でも決して難しいものではありません。鉢や器、寄せ植えに使用する多肉植物の種類など、思い思いにアレンジをして飾れば立派なインテリアになります。コツをつかんでしまえば、アレンジの仕方は無限大です。ぜひ、さまざまにアレンジした多肉植物の寄せ植えを楽しんでみて下さい。
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出典:写真AC