ゴーラムとは
茎から棒がたくさん生えたような姿で、紅葉すると先端が赤く色づくのが特徴です。ついている別名は個性的で、開花時期には白やピンクの花を咲かせてくれます。まずは基本情報や特徴から詳しくみていきましょう。
基本情報
学名 | Crassula portulacea f. monstrosa |
科名 | ベンケイソウ科 |
属名 | クラッスラ属 |
生育期 | 夏 |
原産地 | 南アフリカ |
耐寒性 | 弱い |
ボタニ子
特徴
葉の先を赤くするユニークな形が特徴
生育は夏に盛んになり、茎から棒状の葉を無数に伸ばして大きくなります。紅葉すると葉先が赤くなり、葉はツヤ感のある表面が特徴です。年数が経過すると、根元からどんどん木質化していき、剪定しながら育てれば盆栽のような立派な姿に育ちます。
別名の由来はSF映画や月の表面から
- 「E.T.」に出てくるキャラクターの手が似ていて、それが名前の元になった
- 赤く凹んだ葉のところと、月のくぼみのところを重ねて名前がつけられた
ボタニ子
宇宙の木の由来は、この2つが有力候補といわれています。
種類
同属には変種も存在する
実はビッグホーンという変種も存在し、こちらも同じクラッスラ属に該当します。長くて少し幅のある葉をしており、色ツヤや雰囲気が似ています。どちらの種類も育て方はほとんど変わらないので、1つの鉢に同じ属性を集めてお世話するのもおすすめです。
ゴーラムは金のなる木の変種
多肉植物は原種だけでなく変種の種類もかなり多く、ゴーラムも例外ではありません。ゴーラムはクラッスラ属の金のなる木の変種です。金のなる木は成金花月とも呼ばれ、「一攫千金」や「幸運を招く」などの花言葉があります。幸運がやってきそうな花言葉のため、縁起のいい植物として金のなる木は贈り物にも人気です。
ボタニ子
次のページからは、いよいよ育て方についてご紹介していきます!
クラッスラ属の生育型は春秋型が多いですが、ゴーラムは夏型です。育て方を間違えないようにしましょう!