グリーンネックレスの育て方!おすすめの用土や植え替えのコツを紹介!

グリーンネックレスの育て方!おすすめの用土や植え替えのコツを紹介!

グリーンネックレスは名前の通り、緑色の丸い真珠が連なったフォルムをしており、一度見たら忘れられない多肉植物です。育て方も比較的簡単なので初心者にも向き、ハンギングなどの室内インテリアにもピッタリです。ここではグリーンネックレスの特徴や育て方について説明します。

記事の目次

  1. 1.グリーンネックレスの基本情報
  2. 2.グリーンネックレスの育て方
  3. 3.グリーンネックレスの植え替え・剪定・増やし方
  4. 4.グリーンネックレスの病害虫
  5. 5.グリーンネックレスの仲間と種類
  6. 6.グリーンネックレスの寄せ植え
  7. 7.まとめ

グリーンネックレスの基本情報

コロコロとした多肉の葉が特徴的なグリーンネックレス。園芸店や町中で見かけると思わず足を止めてしまいます。多肉の宝庫である南アフリカを中心とするアフリカ南部が原産で、世界的に人気の高い多肉植物です。

別名 緑の鈴
英名 String of Pearls Plant、String of Beads
Rosary String of Beads
学名 Senecio rowleyanus(セネキオ・ロウレヤヌス)
全長 60~90cm
種類 キク科セネシ(キ)オ属
原産地 アフリカ南部
生育型 春秋型(10~25℃)
置き場所 日当たりのよい場所
毒性 あり(ペットや赤ちゃんが口に入れないよう注意)

グリーンネックレスの花

赤色の長い雄しべと明るい黄色の雌しべが付いた、ハケのような形状の細長くて白い花を咲かせます。花期は生育環境によって変わりますが、秋頃に開花することが多く、シナモンのような芳香があります。

グリーンネックレスの育て方

育て方①グリーンネックレスに適した鉢

Photo byJamesDeMers

グリーンネックレスは旺盛に生育する多肉植物なので、株よりも一回り程度大きな鉢に植え付けます。葉が込み合ってくると蒸れやすくなってしまい、健康に成長しなくなったり枯れてしまったりします。

「一回り大きな」がポイント。大きすぎる鉢は加湿の原因になります。

育て方②グリーンネックレスに適した土

Photo by plfonne

園芸店やホームセンターなどで手に入るサボテンの土や多肉植物の土が適しており、かつ最も手軽な方法です。自分でブレンドする場合は、培養土と、排水性の良い赤玉土や鹿沼土のブレンドがおすすめです。必ず排水穴のある鉢に植えるようにしましょう。

育て方③グリーンネックレスの肥料

Photo by salchuiwt

多肉植物の生育には一般的に多くの肥料を必要としませんが、年に1~2回程度の施肥で、肉厚に育ちます。グリーンネックレスに施肥をする場合は、生育期の春か秋に2,000倍~3,000倍に薄めた液体肥料を月に1回程度与えます。休眠期の夏や冬は根が傷んでしまうため、肥料やりは控えましょう。

育て方④グリーンネックレスの水やり

Photo byNadineDoerle

丸い葉の中にたっぷり水分を蓄えているので過剰な水やりは必要なく、むしろ加湿は大敵です。放任気味に育てるくらいがちょうどよいでしょう。水やりをする際は、葉のハリがなくなってきた段階で、鉢底から水があふれ出るくらいたっぷりと与え、土中の酸素を入れ替えます。

休眠期の真夏や真冬は水やりを極力控え、根が傷むのを防止します。

育て方⑤グリーンネックレスの日当たりでの管理

Photo byersi

太陽の光が大好きな植物なので、明るく日当たりのよい場所で育てることが重要です。ただし夏場に強い直射日光を長時間浴びると葉焼けしてしまうことがあります。スダレでカバーしたり、レースカーテン越しの室内の窓辺に置いたりして半日陰で管理しましょう。

日陰で管理すぎて日当たりが足りないと徒長し、間延びした姿になってしまいます。

育て方⑥グリーンネックレスの冬越し

フリー写真素材ぱくたそ

グリーンネックレスは耐寒性もあり、屋外で冬越しすることも可能です。霜や雪の当たらない場所であれば屋外できれいな状態のまま冬越しができ、かつ室内よりも適度に日光が当たるので徒長もしにくいです。水やりは極力控えましょう。

降雪地帯で冬季に霜や雪が当たっても大丈夫だった、という報告もちらほら見られます。意外に耐寒性が強いのですね。

次ページからはグリーンネックレスの植え替え・剪定・増やし方についてです。

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グリーンネックレスの植え替え・剪定・増やし方

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