多肉植物について
多肉植物とは、葉や茎、根の一部などにたくさんの水分を含む多肉質の植物の総称です。雨が少なく、乾燥した環境でも生きていける植物ですので、それほど手入れも必要なく育てることができます。コレクション性が高く、インテリアとしても人気で、寄せ植えにして楽しむこともできます。
サボテンも多肉植物
棘のあるサボテンは、多肉植物とは違う植物に思う方も多いかもしれません。しかし、サボテンも体内に水分をたっぷり含む多肉植物の仲間なのです。その他にも特徴的な見た目の多肉植物が多くありますが、そう言った違いも多肉植物の楽しみ方の一つです。
多肉植物の寄せ植えの基本方法
多肉植物の寄せ植えと聞くと、一見難しそうに感じますが、コツをつかんでしまえば、初心者の方でも簡単に作ることができます。ここでは、多肉植物の寄せ植えを作る基本的な方法をご紹介していきます。
方法①鉢に用土を入れる
まず、鉢底穴の大きさに合わせた鉢底ネットを敷き、軽石などの鉢底石を入れ、用土を2cmくらいいれます。その上に市販の緩効性肥料と殺虫剤を入れ、さらに用土を足し入れます。用土は市販の多肉植物用やサボテン用のものを使用すると手軽に始めることができるのでおすすめです。
方法②苗の準備
寄せ植えに使用する苗を、ポットから抜き出し、土をほぐして半分ほど落とします。根が多い場合は先端を少し切り詰めて整えましょう。カットした苗を使用する場合は、切り口を乾かすために、少なくとも数日前までにカットしておきます。
方法③植え付け
まず、鉢の中にそれぞれの苗を仮置きし、完成後のイメージをしましょう。場所を決めたら、苗の隙間からスプーンなどを使用して用土を入れていきます。ピンセットを使用して、微調整しながら最終的な位置を決めていきます。全体のバランスをみて、不要な枝や葉があればカットして完成です。
多肉植物の寄せ植えのお手入れ方法
もともと手入れがそれほどいらない多肉植物ですが、最低限の手入れは必要です。手入れを怠ると、せっかくの寄せ植えが枯れてしまったり、バランスが崩れ、見た目が悪くなってしまうことがあります。こちらでは、寄せ植えのお手入れ方法についてご紹介します。
置き場所
多肉植物は、日光が不足すると徒長してしまいます。徒長してしまうと、せっかくの寄せ植えがバランスを崩し、格好が悪くなってしまいます。そのため直射日光を避けた明るい場所に置きましょう。
室内のインテリアにする場合
おしゃれな寄せ植えは、当然お部屋のインテリアとして飾りたいものです。しかし、場所によっては満足に太陽の光が当たらない場所もあります。そのような場合は、週に2、3回明るい窓際や屋外に移動させ、太陽の光を浴びさせてあげましょう。それだけでも徒長を防ぐことができます。
水やり
もともと、それほど水やりを必要としない多肉植物ですので、1週間に1度の水やりで大丈夫です。上から水をかけるだけでは、寄せ植えの密度の関係で水が浸透しない場所ができてしまう可能性があります。注ぎ口が細いものを使用して、それぞれの苗の隙間から水を注ぐことで、まんべんなく水をいきわたらせることができます。
仕立て直し
多肉植物は種類によって成長スピードが違うため、時間がたつと、少しずつバランスが崩れてきます。最初のうちは、伸びすぎてしまったものを剪定して仕立て直すだけでも整えられますが、最終的には全てを抜いて、新しく寄せ植えを作り直しましょう。
アレンジのコツ
多肉植物の寄せ植えのアレンジには決まりごとはなく、自由に楽しむことができます。しかし、基本的なポイントを知っておくと、初心者の方でもいろいろな寄せ植えに応用ができます。ここでは、ぜひ覚えておきたい4つのコツをご紹介していきます。
①生育サイクルが同じものを選ぶ
多肉植物には、生育サイクルによって「春秋型」「夏型」「冬型」の大きく3つのグループに分けられます。寄せ植えする場合は、生育サイクルが同じものを選ぶのがコツです。生育サイクルが違ったものを選んでしまうと、一つの鉢の中に生育中のものと休眠中のものが混ざり、手入れが難しくなってしまいます。
②アクセントをつける
種類による葉の形、大きさの違いなどで強弱を出すのが、立体感のある寄せ植えを作るコツです。特に、後方に背の高いもの、前面に背の低いものを植えると、より立体的に見えるようになります。また、葉の小さなものの中に大きな葉のものを植えることで、メリハリをつけることができます。
③コントラストをつける
葉の色が異なる多肉植物を使用して、色の対比をさせてコントラストをつけるのが3つ目のコツです。特に黒系と白系、暖色と寒色などにたような色彩の種類をまとめて植えて並べると、コントラストがはっきりし、お互いの個性を引き立てる効果が得られます。
④自由な発想で
ここまで3つのコツをご紹介したが、一番大事なコツは、固定概念にとらわれ、自由な発想で楽しむことです。寄せ植えをする容器も、植物の組み合わせや配置も決まりはありませんので、アイデア次第で自由に楽しむことができます。柔軟に考えて、ぜひ自分だけのおしゃれな寄せ植えを作ってみて下さい。
出典:写真AC