ゴムの木の育て方!伸びすぎた葉や枝はどこを切る?剪定の時期は?

ゴムの木の育て方!伸びすぎた葉や枝はどこを切る?剪定の時期は?

カフェや美容室などおしゃれなお店でよく飾られ、インテリアグリーンとして人気があるゴムの木。育て方は意外と簡単で、初心者でも始めやすい観葉植物です。今回は日常の手入れから増やし方、剪定方法などゴムの木を長く楽しむための育て方を解説します。

記事の目次

  1. 1.ゴムの木とは
  2. 2.ゴムの木の基本の育て方
  3. 3.ゴムの木の育て方:水やり
  4. 4.ゴムの木の育て方:肥料
  5. 5.ゴムの木の育て方:剪定
  6. 6.ゴムの木の育て方:植え替え
  7. 7.ゴムの木の育て方:増やし方
  8. 8.ゴムの木の育て方:幹の曲げ方
  9. 9.ゴムの木の育て方:病気と害虫
  10. 10.ゴムの木の種類
  11. 11.まとめ

ゴムの木の育て方:病気と害虫

かかりやすい病気

炭疽病

炭疽病はカビが原因でおこる病気で、葉や茎に茶色の斑点が広がり進行すると枯れてしまいます。病気になった部分は回復しないので早めに取り除きます。発生初期や予防のため、殺菌剤を散布するのも効果的です。日頃から風通しのよいところで管理しましょう。

すす病

カイガラムシなどの排泄物が原因で黒カビが発生する病気です。葉全体に広がると光合成ができず、成長が妨げられてしまいます。病気を見つけたら黒ずんでいる葉を取り除き、殺菌剤を散布します。普段から風通しのよいところにおき、害虫が発生しないように普段から手入れをしましょう。

斑点病

葉に茶色や黒の斑点ができ、徐々に広がっていくカビが原因の病気です。とくに梅雨の時期に多く発生します。斑点ができてしまった場合、早めに取り除いて殺菌剤を散布します。予防法は土の水はけをよくし、伸びすぎた枝や葉を定期的に剪定してあげて通気性をよくしてあげましょう。

発生しやすい害虫

ハダニ

乾燥していると葉の裏側にハダニが発生しやすくなります。ハダニは栄養分を吸ってゴムの木を弱らせ、最悪枯れてしまいます。乾燥を好むので、毎日葉水を葉の裏にもしっかり与えて日頃の手入れで予防しましょう。もしハダニが付いてしまったら薬剤を使って駆除します。

カイガラムシ

カイガラムシも、ハダニと同じように栄養分を吸う害虫です。明るく風通しのよい場所に置き、葉水をかけて気を付けましょう。カイガラムシが発生した場合はブラシでこすって取り除くか、薬剤で駆除します。しかし、成虫のカイガラムシは薬剤が効きにくいので確認しながらおこなしましょう。

ゴムの木の種類

フィカス・エラスティカ

多くの種類があるゴムの木の中で基本の品種で、この木がもとにさまざまな種類が作られました。厚くつやのある大きな葉が特徴です。湿気を好み、乾燥がすると葉が落ちるので葉水を毎日与えましょう。

フィカス・ベンジャミン

フィカスベンジャミンは小ぶりで光沢のある葉を茂らせるます。幹を三つ編みに仕立てたり、枝や葉を丸く刈り込んだりといろんな楽しみ方ができる観葉植物です。インテリアなどに合わせて自分の好みのスタイル仕立に作ることができ人気があります。

フィカス・アルテーシマ

緑の葉に黄緑のまだら模様が印象的で、観葉植物の中でもインテリア性が高く人気があります。アルテシマは光が大好きです。日光に当てると葉の色がきれいに発色します。

フィカス・ウランベラータ

大きなハートの形をした葉が存在感がある種類です。大型のものはインテリアのメインとして置くと、一気におしゃれな雰囲気になります。ほかの種類と比べると耐寒性がなく、冬は寒さで葉を落とすことがあります。冬は10℃以上のところで管理しましょう。

まとめ

数多くある観葉植物の中でも、インテリアグリーンとして人気のゴムの木。部屋にあるだけで気分がリラックスでき、おしゃれな空間にしてくれますね。ゴムの木を成長させ大きくしたり、曲げ仕立てや葉を切り込んで形を変えたりとさまざまな楽しみ方ができます。手入れも難しくなく気軽にはじめられる観葉植物なので、自分に合った種類を見つけて楽しんでみましょう。

こずえ。
ライター

こずえ。

一歳の男の子を育児中の30代専業主婦です。カメラ、家庭菜園が趣味です。趣味や日常生活の経験から様々な情報をお伝えしていきます。よろしくお願いします。

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