クワズイモの育て方!管理場所は室内での水やりのコツなどをご紹介!

クワズイモの育て方!管理場所は室内での水やりのコツなどをご紹介!

クワズイモは大きな葉が魅力的で、存在感のあるアジアンテイストな観葉植物です。水やりと日差しの管理のコツを知れば、育てるのはむずかしくありません。クワズイモを挿し木で増やす方法や、剪定、植え替えの方法などをくわしくご紹介します。

記事の目次

  1. 1.クワズイモとは?
  2. 2.クワズイモの育て方①:管理場所
  3. 3.クワズイモの育て方②:水やり
  4. 4.クワズイモの育て方③:剪定
  5. 5.クワズイモの育て方④:挿し木
  6. 6.クワズイモの育て方⑤:植え替え
  7. 7.クワズイモの育て方(まとめ)

クワズイモとは?

クワズイモとは、熱帯原産で里芋によく似た大きな葉が魅力的な観葉植物で、アロカシアともいいます。成長が早く、上へと伸びることから出世芋とも呼ばれます。芋を作らず、根茎が地中から地上にむけて伸び、その先に葉がつきます。毒があるので食べられないことからクワズイモという和名がつきました。挿し木や株分けで簡単に増やせますし、根を切る、枝切りを行うなどすれば大きさも調節できます。

クワズイモの原産国

クワズイモの原産国は、インドや東南アジア、インドネシアや中国などです。暑さに強く高温多湿な場所を好み、亜熱帯から熱帯地域に自生しています。大きな木が多く生えている場所の下に生え、木漏れ日で育ちます。直射日光は葉やけをおこすので苦手です。日本でも四国や九州、沖縄などの暖かい地域では自生しているのが確認されていています。

クワズイモの特徴

クワズイモは根茎が地中から地上へ伸び、その先にハート形の大きな葉がつぎつぎと出てきます。成長が早く、室内でも肥料をきちんとあげていれば60cmくらいの葉が育つこともあります。たっぷり水やりをした次の日は蒸散作用で葉の先から水滴が落ちます。天然の加湿器です。挿し木や株分けで簡単に増やせ、枝切りや根を切るなどの作業で大きさの管理もできます。

クワズイモの種類

クワズイモには主に種類が2つあります。一般的なクワズイモとシマクワズイモです。クワズイモはアロカシア・オドラとも呼ばれ、シマクワズイモはアロカシア・ククラータと呼ばれます。クワズイモは大型で葉脈が葉の縁に向かって伸び、ワイルドです。シマクワズイモは葉がほっそりしていて小型で、葉脈は葉の先に向かって伸びています。育て方はどちらも同じです。

クワズイモの育て方①:管理場所

クワズイモは乾燥に強く、耐陰性があるものの、熱帯の植物なので基本的には暖かい明るい場所が好きです。日当たりが悪いと、茎が細くなり徒長という状態になります。茎が伸びすぎて葉の重さにたえられずたれ下がります。また、カイガラムシがついたりすることを防ぐため、風通しのよい場所に置きます。日光の当たり方や日陰の具合などを季節によって管理します。

室内

4月~6月

クワズイモはもともと熱帯雨林の大樹の下に自生しています。そのため木漏れ日が当たるような場所を好みます。直射日光のもとでは葉やけをおこして変色するので、できるだけ優しい日差しを作ります。室内の場合はそれほど置き場所をしょっちゅう変えることはしなくていいので、この時期は日光の入る部屋で、直接当たらない明るい場所で管理します。

7月~8月

夏場は日光が室内でも強すぎる場合があります。この時期は日陰に近い場所で管理します。日光が入る部屋ではレースのカーテンを引いて木漏れ日のような環境を作ります。原産国の熱帯雨林の大樹の下をイメージして日光を調節してください。日がまったく当たらない場所で長時間置くと日照不足になります。また、エアコンの風が直接当たらないように注意します。

9月~3月

残暑があるうちはまだ日光が強いので8月と同じ管理方法で大丈夫です。熱帯が原産地のクワズイモですが、越冬しやすいのも特徴の一つです。室内では0度から3度あれば冬を越せます。日陰でも育ちますができる限り明るい、温度変化の少ない風通しのよい場所で管理します。日照時間の少ない冬場は、日光が入ってくる窓辺に置いておくと光合成もできますので安心です。

屋外

4月~6月

屋外で育てる場合も鉢植えのほうが管理が楽です。地植えをするときは、なるべく大きな木などで直射日光をさえぎることのできる場所がおすすめです。それまで室内で管理していた場合はいきなり日光に当てると、葉がやけどをしたように変色します。数日かけて少しずつ日光になれさせるようにします。この時期は午前中に優しい日差しがふりそそぐ場所に置きましょう。

7月~8月

いままで置いていた場所に強い日光が当たるようであれば日陰へ移します。それでも日差しが強いときは、寒冷紗や遮光シートをかけて日陰をつくりその下で育てます。ホームセンターや園芸店、100円ショップでも手に入ります。日の当たり具合にもよりますが、だいたい50%までの遮光率がよいでしょう。40度近くまで気温が上がる場合は、完全な日陰に移します。

9月~3月

残暑が厳しい時期は夏の扱いと同じです。クワズイモの越冬は室内で0度から3度あればいいとされますが、屋外では同じ気温でも風がふくと体感が下がります。気温が5度を切るようであれば室内へ入れます。地植えの場合、簡易なビニールハウスのようなものでしのぐ方法もありますが、熱帯原産の植物ですので、暖かい地域以外ではおすすめしません。

続いて、水やり方法や、剪定、挿し木の方法をご紹介します。

クワズイモの育て方②:水やり

クワズイモの基本的な水やり方法は、土が乾いたら下から流れ出るほどたっぷりあげます。鉢皿に残った水は捨てます。高温多湿が好きな植物ですが、土がつねにしめった状態だと、根が呼吸できず酸欠になり根腐れをおこしますので、やりすぎないことが大切です。土の乾燥には強いですが、葉水はこまめにかけます。ほこりがたまると光合成のじゃまをしますし、乾燥させるとハダニが発生しやすくなります。

4月~6月

基本的な水やり方法で大丈夫です。土が乾いたら下から流れ出るくらいたっぷりあげてください。虫の発生にもつながりますので、鉢皿にたまった水は捨てます。空気中の湿度を好みますのでこまめに葉水をします。やり方は100円ショップなどで売っている霧吹きで葉の裏表に水をかけるだけです。屋外の場合はじょうろで上から盛大に水をかければ水やりと葉水を両方一度にできます。

7月~8月

気温が高くなると土も乾燥しやすくなりますので、春先よりも頻繁に水やりが必要です。その時もかならず土が乾燥しているのを確認します。屋外の場合、午前中に水やりをすると日中、気温が高くなり鉢の中でむれてしまい根腐れの原因になります。気温が下がってくる夕方にあげれば水の吸い上げもよくなります。

9月~3月

熱帯の植物でもクワズイモは越冬させやすいですが、水やりにポイントがあります。冬場は根が成長をゆっくりにさせます。そのため水やりは今までよりもさらに乾燥させてからになります。完全に土がかわききってからさらに数日たってからです。乾燥するとクワズイモの樹液は濃くなり、寒さに強くなるのです。葉水は普段通りにあげて大丈夫です。

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クワズイモの育て方③:剪定

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