イングリッシュローズのおすすめ品種を色別にご紹介!人気の色はどれ?

イングリッシュローズのおすすめ品種を色別にご紹介!人気の色はどれ?

イングリッシュローズの人気は年々高まる一方です。花の美しさや育てやすさはもちろん、色や特徴など種類の多さもその魅力の一つと言えます。おすすめのイングリッシュローズとはどんなバラか、ここでは色別のおすすめ品種とその魅力をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.イングリッシュローズとは?
  2. 2.白色のイングリッシュローズおすすめ品種
  3. 3.黄色のイングリッシュローズおすすめ品種
  4. 4.アプリコット色のイングリッシュローズおすすめ品種
  5. 5.ピンク色のイングリッシュローズおすすめ品種
  6. 6.赤色のイングリッシュローズおすすめ品種
  7. 7.一重咲きのイングリッシュローズおすすめ品種
  8. 8.まとめ

ピンク色のイングリッシュローズおすすめ品種

ストロベリー・ヒル

強さと美しさが魅力のバラ

ストロベリー・ヒルの花は、中心は濃いめのピンク色から外側に向かうにつれ少しずつ淡く変化して、全体に丸みを帯びたロゼット咲きになります。香りはレモンの香りが混ざったミルラ系で、フルーティーでさわやかな香りがします。病気にも強くて非常によく返り咲きするので育てやすいバラです。樹高は1.25~2.5mまで伸びるので、つるバラとして仕立てることもできます。

クィーン・オブ・スウェーデン

気高さと優しさのバラ

クィーン・オブ・スウェーデンはイギリスとスウェーデンの友好条約の350周年を記念して命名されました。女王の名前にふさわしく、直立して咲く姿は凛として気品にあふれています。ソフトピンクの優しい色合いの花が魅力的で、とげも少ないく花持ちもいいので切り花にもできます。カップ咲きの花はほのかなミルラ系の香りで、花も葉もオールドローズの特徴を引き継いでいます。樹高は1.25mで、鉢植えにしてもよく映えますよ。

ジュビリー・セレブレーション

エリザベス女王を祝うバラ

ジュビリー・セレブレーションはエリザベス女王の即位50周年を記念して作られました。濃いピンク色の花びらの裏側は輝くような黄色で、名前の通り華やかで気品にあふれています。花はカップ咲きの大輪で、枝が細いので少しうつむきがちに咲くバラです。丈夫で病気にもなりにくく、勢いもあるので育てやすいですよ。花の色も美しく、香りもベリー系のフルーティーな香りがして素晴らしい品種と言えます。

赤色のイングリッシュローズおすすめ品種

テス・オブ・ザ・ダーバービルズ

鮮やかな真紅のバラ

テス・オブ・ザ・ダーバービルズは、トーマス・ハーディの小説の主人公、ダーバービルズ家のテスの名前に由来していて、真紅のバラとしてとても人気があります。つぼみからだんだん咲き開くとともに、花びらが外側に広がったカップ咲きになって柔らかな雰囲気になります。赤いバラはちょっと高貴な感じで敬遠されがちですが、このバラはナチュラルなオールドローズを思わせて、親しみを感じる魅力的なバラです。1.25~2.25mまで伸びるので、つるバラとしても育てられます。

フォールスタッフ

深い赤の気品あるバラ

フォールスタッフはビロードのような深みのある赤からだんだん赤紫色に変化します。花びらが多くぎっしり詰まったカップ咲きの大輪で、堂々として気品がある花姿です。枝が太くしっかりしているので、上に向かって直立するような感じて伸びていきます。また病気にも強い性質なので育てやすいバラです。樹高は1.25~2.5mで、つるバラとして仕立てることもできます。

ダーシー・バッセル

Photo by T.Kiya

病気に強く育てやすいバラ

ダーシー・バッセルはロイヤルバレエ団のバレリーナの名前から命名されました。イングリッシュローズの赤バラの中でも最も病気に強い品種として人気があります。初心者でも育てやすいのは嬉しいですね。美しいロゼット咲きの花はフルーティーな甘い香りがします。花は咲き開くとともに赤から紫に変化して、中輪の大きさで次々返り咲きします。樹高は1mなので、低い位置でのポイントとして赤いバラが欲しい時に最適です。花壇の手前や鉢植えに向いています。

一重咲きのイングリッシュローズおすすめ品種

ところで、イングリッシュローズの中にも一重咲きはあるの?

数は少ないですが、ありますよ。八重咲の中にワンポイントとして、一重咲きを植えるのもおすすめです!

キュー・ガーデン

可憐な白の一重咲き

キュー・ガーデンはロンドンにあるキュー王立植物園の250周年を記念して名前がつけられました。白の一重で、芯の部分が淡いレモンイエローの可愛い花です。一つずつはシンプルですが、房咲きになるので見た目は華やかになります。香りはあまり強くありませんが、よく茂ってよく返り咲きしてとても強いバラです。とげが全くないのも嬉しいですね。樹高は1.5mなのでほかのバラの邪魔をすることもなく、庭の脇役としても重宝しますよ。

モーニング・ミスト

ピンクの大輪の一重咲き

モーニング・ミストのつぼみは赤で、開いた花は大輪の濃いピンクです。香りはあまりありませんが、大きさと色でインパクトがある一重咲きバラと言えるでしょう。また冬には大きなオレンジ色の実もなるので、花後も楽しみがあります。1.8mの高さになるので、このバラだけ植えても十分見ごたえがありますね。

トッタリング・バイ・ジェントリー

元気な黄色の一重咲き

トッタリング・バイ・ジェントリーは中心が濃い黄色になりとても美しい色合いです。一つ一つの花も綺麗ですが、まとまって咲くと一層華やかになります。樹高は1.4m、夏の間でもよく返り咲きする元気なバラです。発表されてまだ日が浅いのですが、育てやすくて可愛らしいのでどんどん人気が高まっています。

まとめ

いかがですか?お気に入りのイングリッシュローズは見つかったでしょうか?色別にしていくつかのおすすめ品種を挙げましたが、このほかにもまだまだたくさんの魅力的なバラがあります。そしてこれからも毎年新しい種類のバラが次々と発表されることでしょう。イングリッシュローズの魅力は尽きることがありませんね。園芸店やバラ園で探せば、きっとあなたのお好みにぴったりのイングリッシュローズが見つかりますよ!

kurumi
ライター

kurumi

バラをこよなく愛しているから、とげに刺されたって負けない!

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