アメリカセンダングサとは?雑草としての特徴や駆除方法をご紹介!

アメリカセンダングサとは?雑草としての特徴や駆除方法をご紹介!

秋に道端や空き地、公園などいろいろなところで見かけるアメリカセンダングサは、繁殖力がとても強い雑草の一つです。さらにアメリカセンダングサの種子はひっつき虫としても有名です。そんなアメリカセンダングサの特徴や開花時期、駆除方法をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.アメリカセンダングサとは
  2. 2.アメリカセンダングサの特徴
  3. 3.アメリカセンダングサの花言葉
  4. 4.アメリカセンダングサの駆除方法
  5. 5.アメリカセンダングサの予防対策
  6. 6.まとめ

アメリカセンダングサの特徴

アメリカセンダングサとはどのような植物なのか、葉や花、ひっつき虫として有名な種子の特徴を詳しく見ていきます。

葉の特徴

出典:写真AC

アメリカセンダングサの葉は対生しており、小葉が鳥の羽のようについている羽状複葉(うじょうふくよう)というタイプの葉になっています。この小葉は3~5枚ついており、細長くて先端が尖っていて、縁には粗い鋸歯があるのが特徴です。葉脈の上と葉の裏には細かい毛が生えています。

茎の特徴

茎は直立し、50cm~1.5mと細くて長いのが特徴です。葉とは違い、茎の色は暗紫色をしています。角張っており切り口は四角形で、毛はほぼ生えていません。たくさん枝分かれをして、その先に葉をつけて花を咲かせます。1本の枝につく花は1個です。

種の特徴

出典:写真AC

花期が終わり、花が落ちた後にできる種子は、1cm弱の大きさで扁平な形をしています。先端に棘状の突起が下向きに2個ついており、これがひっつき虫として服などにくっつく理由となっています。センダングサ属の植物の種子は、ひっつき虫の性質を持っているものが多く見られます。

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花の特徴

アメリカセンダングサは、それぞれの枝先に1個の花を咲かせます。頭花は黄色で、その頭花の周りには緑色の葉状をした総苞片が10枚前後広がります。頭花は5mmほどで、総苞片を含めると直径は2.5cm~3cmぐらいです。9~10月の秋の時期が開花時期となっています。

センダングサとの違い

出典:写真AC

センダングサの特徴として、黄色の舌状花と呼ばれる花びらが頭花に5枚付きます。アメリカセンダングサには、この舌状花はなく、頭花の周りには緑色で葉のように見える総苞片が広がります。センダングサの仲間には、コセンダングサやコシロノセンダングサ、アイノコセンダングサなどいくつか種類があります。

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アメリカセンダングサの花言葉

出典:写真AC

アメリカセンダングサの花言葉は「近寄らないで」「陽気で騒がしい」です。これは、種子が引っつき虫としてくっつくとなかなかとりづらいことと、アメリカ原産の花ということでアメリカのイメージからつけられたとされています。

ボタニ子

ボタニ子

雑草としての駆除方法にはどのようなものがあるのでしょうか。次ページからはその駆除方法を紹介していきます。

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アメリカセンダングサの駆除方法

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