アメリカセンダングサとは？雑草としての特徴や駆除方法をご紹介！

アメリカセンダングサは、生命力が高い雑草で、根が残っているとそこからまた生長していくので、しっかりと根まで駆除することが重要です。では、駆除方法にはどのようなものがあるのかを見ていきます。

除草剤を使用することが、駆除に最も効果があるといわれています。グリホサート系の除草剤は、根まで浸透して植物を枯らしてくれるのでおすすめです。除草剤を使用する際は、ほかの植物への影響や近隣への影響を考えて使用するようにしましょう。

葉から吸収されて根まで枯らしてくれる除草剤です。土に浸透しても、根から吸収されることはないので、ほかの植物にかからなければ、影響を与えることはありません。

ラウンドアップのジェネリック品にあたります。ジェネリック品なので、その分コストパフォーマンスがいいと評判の除草剤です。

粒タイプの除草剤です。成長する前の、草がまだ小さい初期の時期に使用すると効果があります。粒が小さいので、隙間などにも撒きやすい除草剤です。

自宅の庭などで、それほど多く生えているわけではない場合は、手で抜くということも可能です。ただ、根までしっかり抜いておかないとまた生えてきてしまうので、労力がかなりかかってしまいます。抜いた草は、そのまま置いておくとまた生えてくる原因になってしまうので、すぐに処分するようにしましょう。

駆除しても何度も生えてきてしまう場合や、除草剤の使用が不安な場合、範囲が広い場合などは、専門の業者に依頼する方法もあります。雑草の駆除をしてくれる専門の業者がいますので、一度見積もりを依頼してみてもいいかもしれません。

駆除する時期ですが、花が枯れる前の秋の時期に行うのがベストです。花が枯れて種子ができてしまうと、その種子が落ちたり運ばれたりして、また草が生えてきてしまいます。また、手で抜く場合なども、種子ができてしまうと軍手や服にくっついて大変なので、種子ができる前がおすすめの駆除時期です。

アメリカセンダングサの予防には防草シートがおすすめです。根までしっかりと駆除した後に防草シートを敷くと、光合成を妨げる効果があるので、再び草が生えてくる可能性を減らしてくれます。見た目が気になる場合は、防草シートの上に人工芝や砂利を敷くのもいいかもしれません。

アメリカセンダングサは、生命力も強く、一度生えるとどんどん成長し、根が残っていると再生する性質をもった厄介な雑草です。駆除する場合は除草剤などで根からしっかりと駆除するようにしましょう。