山菜たきみずなの食べ方
たきみずなは、葉も茎も余すことなく食べられます。葉は天ぷらに、茎は炒め物などがおすすめです。あく抜きの手間がかからないのは、嬉しいですね。下処理のポイントは、薄い皮をむくことです。茎を手で折る、またはナイフをあてると簡単にむけます。そのままでも食べられますが、やや口当たりが悪いので、薄皮をむいてから調理しましょう。
山菜たきみずなのおいしいレシピ
たきみずなは、あくが少なく、えぐみや苦みなどはありません。子どもも安心して食べられる山菜です。お酒のあてにもぴったりの料理レシピを集めてみました。どれもおいしいレシピなので、料理が苦手だという人も、ぜひ挑戦してみてください。それでは、おいしい料理法を見ていきましょう。
ボタ爺
ムカゴの塩茹で以外の料理法なんかも知りたいねえ。
食べ方①ミズの油炒め
たきみずなは、油と相性がよい山菜です。たきみずなに含まれているビタミンBは、油と一緒に摂取するとよりよいといわれています。しゃきしゃきの食感を楽しむために、火を通しすぎないことが調理のポイントです。お好みにあわせて、唐辛子を振りかけるのもよいですね。
材料
- たきみずな・・1束
- ベーコン・・1パック
- ごま油・・大さじ2
- ケチャップ・・少々
- みりん・・60㏄
- 塩・・小さじ1(おつまみの鱈でも可)
作り方
- 葉と茎を切り分けます。沸騰したお湯で3分ほど、茎を茹でます。
- きれいな緑色に変わったら、ザルにあげて水気を切り、適当な大きさに切ります。
- 油をひいたフライパンで3分ほど炒めたら、ベーコンとケチャップを加え、さらに3分炒めます。
- みりんを加えて、2分ほど煮ます。味を見て、お好みで砂糖を加えてください。
ボタ爺
まさかの、つまみ鱈がいいアクセントになるんじゃよ。騙されたと思って試してみてごらん。
食べ方②ミズと厚揚げの含め煮
たきみずなと厚揚げの含め煮は人参や厚揚げなどが入った、栄養満点の煮物のレシピです。ご飯のおかずやお酒の肴にぴったりですよ。お弁当の一品にもよいですね。煮物に使う具材がアレンジしやすい点もおすすめポイントです。
材料
- たきみずな・・300g
- 厚揚げ・・1枚
- 人参・・1/2
- 豚肉(お好みで)・・150g
- 出汁・・2カップ
- 酒・・大さじ2
- しょう油・・大さじ2
- 砂糖・・大さじ1
- みりん・・大さじ1
- サラダ油・・大さじ1/2
作り方
- たきみずなを5cmほどに、人参や厚揚げなどは食べやすい大きさに切ります。
- 鍋にサラダ油をひき、豚肉とたきみずなを炒めます。
- 豚肉の色が変わってきたら、人参、出汁、酒を加えます。
- あくを取りながら、弱火で5分ほど煮ます。
- 砂糖、みりん、しょう油と厚揚げを加えて15分ほど煮たら完成です。
一度冷ましておくと、より味が染みやすくなるんだって。ボクもやってみようかな。
続いて浅漬けの作り方や、ムカゴの食べ方を紹介するよ。
根元についているヒゲも忘れずにとっておこうね。