12月23日の誕生花!特徴や育て方・誕生石に記念日もご紹介

12月23日の誕生花!特徴や育て方・誕生石に記念日もご紹介

12月23日の誕生花は「スペアミント」です。名前の由来や花言葉といった特徴や、育て方について解説します。スペアミント以外の誕生花や誕生石、この日に生まれた有名人など、12月23日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.12月23日の誕生花は?
  2. 2.スペアミントの特徴2選
  3. 3.スペアミントの育て方
  4. 4.12月23日の誕生花(スペアミント以外)
  5. 5.12月23日にゆかりのあるもの
  6. 6.スペアミントを日々の料理に

12月23日の誕生花は?

12月23日の誕生花は「スペアミント」

出典:写真AC

清涼感のある香りでさまざまな用途に用いられるスペアミントが、12月23日(12/23)の誕生花です。1000種類以上存在するともいわれるミント類の中でも、特に香りがマイルドで生食にも向きます。料理やお菓子、歯磨き粉などの製品でさわやかな香りをいかしていますね。少ししわのある小さな葉が愛らしく、7月~9月の開花期に咲く花は白や薄いピンク色の穂のような形です。

名前 スペアミント
別名 オランダハッカ(和蘭薄荷)、チリメンハッカ
園芸分類・形態 ハーブ・多年草
原産地 地中海沿岸
開花の時期 7月~9月
花の色 白、薄ピンク
暑さ / 寒さ 強い / 強い
特徴 香りがある、初心者でも育てやすい

スペアミントの特徴2選

特徴①葉の形にちなんだ名前

出典:写真AC

ミントは種類によって、葉の形が異なっています。丸い形のウォーターミントや、バジルに似たバジルミントなどが有名です。スペアミントは葉の先がとがっており、まるで槍のように見えます。そのことから、英語で槍を意味する「spear」が、名前の由来となりました。ちなみにミントはギリシャ神話に登場する美しい精霊、「メンター(Menthe)」が語源ですよ。

特徴②優しい印象の花言葉

出典:写真AC

スペアミントの花言葉は、「温かい心」「思いやり」です。やわらかな香りや清楚な白花によく似合う、優しい印象のメッセージですね。ミント全般につけられている「美徳」「効能」といった花言葉も含めて、ポジティブなフレーズばかりが並びました。小ぶりの鉢植えはキッチンやリビングにも飾りやすく、料理好きな人へのギフトにもおすすめですよ。

スペアミントの育て方

出典:写真AC

スペアミントは肥料がなくてもどんどん繁殖するたくましいハーブです。ハーブ栽培の初心者にも、簡単に育てられますよ。栽培環境や水やりなど、ポイントを確認していきましょう。また、こぼれ種でも容易に増えますが、ほかのミントと交雑しやすいのが特徴です。交雑すると香りが変わったり、薄くなったりしてしまうので、ほかのミントとは離して植えると安心ですよ。

育て方①栽培環境

出典:写真AC

スペアミントは半日陰の、風通しのいい場所が適しています。日当たりがよすぎると葉がしおれ、反対に日陰では葉色や香りが悪くなるため、適度に日光の当たる場所を選んでくださいね。用土はハーブ用のものを利用するのが便利ですが、なければ野菜用培養土でもかまいません。乾燥にはやや弱い性質を持つので、保水性のある土がいいでしょう。

育て方②水やり・肥料

出典:写真AC

スペアミントを庭植えで育てる場合、水やりはほとんど必要ありません。夏場に極端に乾燥するとき以外は、自然に降る雨にまかせれば十分です。鉢植えやプランターも、水の与えすぎは根腐れの原因となります。葉が垂れ下がってきたのを目安に、適宜水やりをしてくださいね。スペアミントは、繁殖力が非常に旺盛です。肥料は与えなくても問題ないでしょう。

育て方③植え付け・植え替え

出典:写真AC

スペアミントの植え付けは、真夏を除く春~秋に行います。庭植えは、植える場所のまわりを地面から一段高くして栽培するといいですよ。植え替えも植え付け同様、真夏以外ならいつでも行えます。1年に1回の頻度で、ひと回り大きな鉢に植え替えましょう。このタイミングで株分けを行えば、サイズを維持したまま増やすことも可能です。

育て方④切り戻し

出典:写真AC

スペアミントの状態を良好に保つためには、切り戻しの作業が大切です。茎が伸びてきたら、定期的に切り戻しをしましょう。春~秋にかけては、切っても次々と新芽が出てくるので、どんどん増やすことが可能です。通気性がよくなり、根腐れも防止できます。よく晴れた、さっぱりとした気候のときに行うのがおすすめですよ。

12月23日の誕生花(スペアミント以外)

Photo by NakaoSodanshitsu

開花期が長く、ドライフラワーの花材としても人気の高い「センニチコウ」や、古くから街路樹に利用されてきた日本原産の庭木「トネリコ」も、スペアミントと同じく12月23日の誕生花です。それぞれの特徴や花言葉について、くわしく学んでいきましょう。どちらもその姿や性質にちなんだ、素敵な花言葉がつけられていますよ。ちなみにオリーブやカトレア、シャコバサボテンなども、12月23日の誕生花です。

12月23日の誕生花①センニチコウ

Photo byEllenChan

センニチコウ(千日紅)はヒユ科の一年草です。非常に長い開花期を持つことから、「千日咲く」という意味でこの名前がつけられました。花言葉の「不朽」「色あせぬ愛」も、そうした性質にちなんだものですよ。ギフトはアレンジメントや花束はもちろん、ドライフラワーにしても花色があざやかなままなので、スワッグやサシェなども人気です。

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12月23日の誕生花②トネリコ

Photo byhabunman

トネリコは街路樹や庭木としてよく利用される樹木です。昔は田の畔(あぜ)に植えて、稲を干す稲架木(はざぎ/はさぎ)としても使われていました。開花期は5月~6月で、薄い黄色や白の花を咲かせます。花言葉は「威厳」「偉大」「高潔」「思慮分別」。ギフトにするなら、玄関やリビングに飾る大きめの鉢植えがおすすめです。どっしりと存在感のある姿は、新築祝いにもいいですね。

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12月23日にゆかりのあるもの

Photo byBru-nO

最後は誕生石や記念日など、12月23日にゆかりのあるものをご紹介します。今日が誕生日の宮部みゆきさんは、日本を代表する小説家のひとりです。「火車」「模倣犯」「ソロモンの偽証」などの作品で数々の賞を受賞しています。一方、文学界でもかなりのゲーマーとして知られ、その想像力をいかしたファンタジー小説も人気です。

12月23日の誕生石

Photo byPexels

12月23日の誕生石は「オレンジ・ジェード」です。グリーンカラーがポピュラーな翡翠(ひすい)の仲間で、太陽のようにさわやかなオレンジ色をしています。柑橘系のフルーツのようなみずみずしい色合いが魅力的で、希少価値も高いためギフトとして人気があります。フレッシュで明るい雰囲気の女性に、贈ってみてはいかがでしょうか。

12月23日生まれの有名人

Photo byStockSnap

12月23日生まれの有名人には、以下のような人々がいます。星座はやぎ座。心が優しく、忍耐強い人が多いといわれていますよ。東京都出身の水森亜土さんは、ふんわりとした絵柄で人気のイラストレーターです。ポスター作成やマスコットキャラクターのデザインのほか、歌手や女優としても活躍していますよ。

  • 水森亜土さん(イラストレーター、歌手、女優)
  • 宮部みゆきさん(小説家)
  • 山崎まさよしさん(シンガーソングライター)

12月23日の出来事・記念日

フリー写真素材ぱくたそ

東京タワー完工の日

12月23日は「東京タワー完工の日」です。1958年、東京・芝公園に東京タワーが完成し、完工式が行われたことにちなみます。333mという高さは、当時の建造物としては世界一の高さでした。電波塔としての役割は東京スカイツリーに譲りましたが、ノスタルジックな赤い鉄塔がスカイツリーとはまた違った魅力で、今なお根強い人気がありますね。

スペアミントを日々の料理に

出典:写真AC

スペアミントはとても強健な性質を持ち、一株植えればなにもしなくても庭中に広がってしまうほどです。雑草すら駆逐する生命力で、初心者ガーデナーでも簡単に育てられますよ。収穫した葉は料理の臭み消しやアクセント、ハーブティーなど、いろいろな用途で活躍します。自分で育てたハーブだと思うと、香りやおいしさもより素敵なものに感じられそうですね。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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