3月22日の誕生花!特徴や育て方・誕生石にゆかりの有名人も!

3月22日の誕生花!特徴や育て方・誕生石にゆかりの有名人も!

3月22日の誕生花は「ネメシア」です。名前の由来や花言葉といった特徴や、育て方について解説します。ネメシア以外の誕生花や誕生石、記念日、この日に生まれた有名人など、3月22日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.3月22日の誕生花は?
  2. 2.ネメシアの特徴2選
  3. 3.ネメシアの育て方
  4. 4.3月22日の誕生花(ネメシア以外)
  5. 5.3月22日にゆかりのあるもの
  6. 6.ネメシアで花壇を彩ろう

3月22日の誕生花は?

3月22日の誕生花は「ネメシア」

出典:写真AC

まるで金魚が泳いでいるような愛らしさが魅力のネメシアが、3月22日(3/22)の誕生花です。品種によって花姿が異なり、咲き進むにつれて色が変化するものやバニラに似た香りを持つもの、斑入りの葉のものなどバリエーションが豊富です。春に大輪の花を咲かせる一年草タイプと、春~秋までの長い期間で開花する多年草タイプに分類されます。

名前 ネメシア
別名 ウンランモドキ(海蘭もどき)
園芸分類・形態 草花・多年草、一年草
原産地 南アフリカ
開花の時期 10月~6月
花の色 青、白、ピンク
暑さ / 寒さ 弱い / 普通
特徴 開花期が長い、香りがある

ネメシアの特徴2選

特徴①ギリシャの古名にちなんだ名前

出典:写真AC

「ネメシア(Nemesia)」という名前は、もともとはキンギョソウ(金魚草)につけられていたギリシャの古名です。ひらひらとした花びらがまるで金魚のように見えることから、ネメシアという名前がつけられました。また、ゴマノハグサ科のウンラン(海蘭)に花が似ているため、日本では「ウンランモドキ(海蘭擬き)」とも呼ばれていますよ。

特徴②ギフトシーンにふさわしい花言葉

出典:写真AC

ネメシアの花言葉は「包容力」「偽りのない心」「過去の思い出」です。ネメシアの花は花茎を包むようにふんわりと咲きます。そのことから、相手を包みこむような優しい花言葉がつけられました。ギフトは小さな鉢やバスケットに、寄せ植えにするのがおすすめです。色とりどりの可憐な小花は、見る人の心をほっと和ませてくれますよ。

ネメシアの育て方

育て方①栽培環境

出典:写真AC

ネメシアは庭植え・鉢植えのいずれでも栽培が可能です。庭植えで育てるなら、日当たりと水はけのよい場所に植え付けましょう。レイズドベットやロックガーデンにも適します。鉢植えも同様に、1年を通して屋外で管理してください。9月~6月は日なた、7月と8月は半日陰、1月~2月は北風を避けられる暖かい軒下など、時期によって置き場所を移動させるのがポイントです。夏場は雨にあてないほうが、夏越しがしやすくなります。

育て方②水やり・肥料

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ネメシアを庭植えで育てる場合、基本的には水やりは不要です。自然に降る雨に任せ、極端に乾燥したときだけ与えれば十分でしょう。鉢植えは通年で、表土が乾いたらその都度たっぷりと水を与えます。肥料は9月~10月と3月~6月に、薄めた液体肥料を施すのが一般的です。こちらは鉢植えの場合のみで、庭植えには必要ありません。濃い肥料は根が傷む原因になるので、必ず薄めたものを与えましょう。

育て方③植え付け・植え替え

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ネメシアは水はけのよい土を好みます。市販されている草花用培養土を使うと便利です。そのほか、赤玉土と腐葉土、酸度調整済みピートモスを配合したものでもよく育ちます。植え付け・植え替えのいずれも適期は春と秋です。生命力旺盛でよく成長するので、植え替えは1年に1回行うとよいですよ。庭植えは秋に掘り上げて元肥を施し、よく混ぜ込んでから再び植え直しましょう。

育て方④花がら摘み

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宿根草タイプのネメシアを育てる場合、花がら摘みも重要な作業です。10月~6月の開花期間中、咲き終わった花はすぐに取り除きましょう。散って散乱した花を放置していると、灰色カビ病が発生して葉や茎が枯死してしまいます。長く花を楽しむためにも、こまめに花がらを摘み取ってくださいね。

3月22日の誕生花(ネメシア以外)

出典:写真AC

3月22日の誕生花は、ネメシアだけではありません。ここでは複数ある誕生花の中から、童謡の歌詞にも登場する「アマリリス」と、やわらかな色の小花がドライフラワーの花材としても人気の「スターチス(ピンク色)」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。大輪のアマリリスと控えめなスターチス、どちらもそれぞれ魅力的ですね。そのほかの誕生花には、「ヤグルマギク」や「パンジー」などがあります。

3月22日の誕生花①アマリリス

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アマリリスはユリに似た花を咲かせる春植えの球根花です。すっと立つ太い茎にあざやかで大きな花を咲かせるようすは存在感抜群で、1株でもとてもインパクトがあります。そのゴージャスな花姿から、花壇や鉢植え、切り花などに広く利用されていますよ。「素晴らしく美しい」「輝くばかりの美しさ」といった花言葉も前向きで、ギフトとしても人気です。

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3月22日の誕生花②スターチス(ピンク色)

出典:写真AC

細い花茎の先に可憐な小花をたくさんつけるスターチス(ピンク色)も、3月22日の誕生花のひとつです。花を観賞するのはもちろん、花が落ちたあとも美しい萼(がく)が残ることから、「永遠の花(everlasting flowers)」とも呼ばれます。花色が褪せづらく、ドライフラワーにも向きますよ。花言葉は色ごとに異なり、ピンク色は「不変」「永久」です。大切な人へのギフトにぴったりですね。

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3月22日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日など、3月22日にゆかりのあるものをご紹介しましょう。今日が誕生日のアンドリュー・ロイド・ウェバー氏は、イギリスの作曲家です。ミュージカルシーンでの成功が大きく、「キャッツ」「オペラ座の怪人」「ジーザス・クライスト・スーパースター」など、数々のヒット作を手がけました。

3月22日の誕生石

出典:写真AC

3月22日の誕生石は「アクアマリン」です。海のように透きとおった水色をしていることから、海に関連した名前がつけられました。青色の成分は鉄で、加熱処理によって色を濃くすることも可能です。ピアスやネックレス・指輪などのアクセサリーが多く流通しているので、ギフトにも人気がありますよ。すっきりとした色合いは、幅広い年代に似合います。

3月22日生まれの有名人

出典:写真AC

3月22日生まれ(星座はおひつじ座)の有名人には、以下のような人々がいます。長野県出身の草間彌生(くさま やよい)さんは、ビビッドな配色の作品が印象的な芸術家です。「南瓜」「ナルシスの庭」「明日咲く花」など、ユニークな作品をいくつも発表していますよ。

  • アンソニー・ヴァン・ダイク(オランダの画家) (蘭・英:画家)
  • 草間彌生さん(彫刻家、画家) (彫刻家,画家,小説家)
  • アンドリュー・ロイド・ウェバー氏(イギリスの作曲家)

3月22日の出来事・記念日

出典:写真AC

貝殻忌

3月22日は児童文学作家・新見南吉(にいみ なんきち)の忌日。発表した詩集のタイトルにちなんで、通称は「貝殻忌」です。愛知県出身の新見南吉は結核のためわずか29歳という若さで亡くなりましたが、「ごん狐」「手袋を買いに」など、数々の名作を残しました。やわらかく温かみのある文体は、大人が読んでも心に響くものがありますね。

ネメシアで花壇を彩ろう

出典:写真AC

ネメシアは花色や咲き方のバリエーションの豊富さが魅力です。ビビッドカラーで大輪の一年草タイプと、淡い色合いで小さめの多年草タイプ(宿根ネメシア)では、同じネメシアでもかなり印象が変わりますね。丈夫で育てやすい上に、多年草タイプは開花期の長さも魅力です。ガーデニング初心者でもポイントを押さえて栽培すれば、庭いっぱいに美しい花を咲かせられますよ。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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