おすすめ灯油式バーナー③MANASLU(マナスル)
マナスルは、1957年から愛され続ける国産のポータブルストーブブランドです。「96」「121」「126」の3タイプが存在し、それぞれ重量と燃焼時間が異なります。組み立てや掃除など手間がかかるため初心者向けのバーナーではありませんが、愛用者には「手間がかかるところにより一層愛着を感じる」と好評です。いいものを丁寧に長く使いたい、という方におすすめのバーナーです。
メーカー | MANASLU(マナスル) |
重量 | 96…660g 121…840g 126…980g |
タンク容量 | 96…0.2L 121…0.4L 126…0.8L |
燃焼時間 | 96…約1.5時間 121…約2.5時間 126…約5時間 |
MANASUL(マナスル)おすすめポイント
- 細かい火力調整が可能
- 真鍮でできたおしゃれで味のあるボディ
あわせて買いたい!燃料ボトル
灯油式バーナーとあわせて買いたいのが、灯油を持ち運ぶための燃料ボトルです。予備の燃料があれば心置きなくアウトドアを楽しめますよね。おすすめの燃料ボトルをご紹介します。
ヒューナースドルフ社フューエルフレンド2L
ヒューナースドルフ社製の燃料タンクは、おしゃれな外見で人気を集めています。中でも2Lサイズのタンクは登山やキャンプなどの持ち運びにぴったりです。愛用者の中には、10Lや20Lといった大容量のものを自宅用として使っている方もいます。
trangia(トランギア)トランギア フューエルボトル 0.5L
trangia(トランギア) トランギア フューエルボトル 0.5L TR506005 【日本正規品】
参考価格: 2,310円
トランギアのフューエルボトルは0.5Lと大変コンパクトで、日帰り登山やデイキャンプなどちょっとしたアウトドアにぴったりのサイズです。さらに小さい0.3Lもあります。
灯油式バーナー使用上の注意点
予備加熱(プレヒート)をしっかり行おう
灯油式バーナーやガソリン式バーナーでは、ほとんどの商品で予備加熱が必要です。予備加熱とは、本格的な点火前にバーナーを温める作業のことをさします。予備加熱に至るまでの組み立て方や準備は商品によって異なりますが、怠ると炎が安定せず大炎上するなどの危険があるため、正しい方法で行いましょう。ご紹介したおすすめ商品の予備加熱方法についてご紹介するので、参考にしてください。
MSRウィスパーインターナショナルの予備加熱手順
- 燃料タンクとバーナーをホースで繋ぐ。
- 燃料タンクのバルブを閉めたまま10回ほどポンピングする。
- 燃焼皿にアルコールを注ぎ点火する。
- アルコールをつぎ足しながらバーナーを温める。2分半ほど経ったら1度タンクのバルブを開けまた閉める。
- さらに1分ほど経過したらバルブを少しずつ開け、火が安定するように調節する。
こちらの動画では、アルコールを使ったMSRウィスパーインターナショナルの予備加熱方法が紹介されています。煤が出にくい着火手順がとてもわかりやすく説明されているので、初めてMSRのバーナーを使う方におすすめしたい動画です。
オプティマスハイカープラスの予備加熱手順
- 燃料を入れたタンクを5~10回ほどポンピングする。
- ハンドルを本体左側に差し込む。
- バーナープレートにアルコールを注ぎ、ライターやマッチなどで点火する。
- 火が弱まってきたら、ハンドルを本体左側から見て反時計回りの方向に少しずつ回す。燃料が出てきて本燃焼が始まるので微調整して火を安定させる。
こちらの動画では、ガソリン燃料を使う場合の予備加熱方法が紹介されています。灯油燃料を使用する場合には、予備加熱燃料にアルコールを準備する必要があるだけで他の手順は同様なので、使う前に1度見ておくとイメージがわきやすいでしょう。また着火の手順だけでなくオプティマスハイカープラスをさまざまな角度から撮影して紹介しているので、購入を検討している人にもおすすめの動画です。
マナスルの予備加熱手順
- プレヒートカップにアルコールを注ぐ。
- 風防とフレームリングをかぶせる。
- ライターなどをつかってアルコールに着火する。
- 1分半ほど経つって火から「ボボボ」と音がし始めたら、燃料の調整弁を閉めてポンピングし点火する。
こちらの動画では、マナスルの正しい使い方について紹介されています。組み立てから丁寧に説明されているため、初心者にもわかりやすい動画です。マナスルは間違った使い方をして炎上させてしまう人も多いため、正しい手順をおさえて火事やケガのないようにしましょう。