水耕栽培キットとは?
室内で手軽に野菜やハーブを育てられる水耕栽培キットが人気です。家庭菜園を始めてみたいけど、育てる土地やスペースがないとあきらめている初心者でも、おすすめの水耕栽培キットや家庭用のものを選べば、限られた室内のスペースでかんたんに野菜を育てることができますよ。
水栽培と水耕栽培の違い
水栽培は水で満たした容器に観葉植物などの切り枝、種、球根などをつけて育てる方法で、必要に応じて液肥を施します。水耕栽培は土を使うことなく、水と液肥だけで野菜やハーブを育てます。土を使わないので衛生的で、虫も寄ってこない室内で無農薬栽培ができるため、新しい植物の育て方として注目を集めています。
水耕栽培キットに含まれるもの
土を使わず室内でかんたんに野菜やハーブ、果物などが育てられる水耕栽培キットには、植物を育てるための容器、液体肥料、種などがセットになっていて、家庭用のキットがあれば誰でもかんたんに家庭菜園が始められます。自分で用意するものは水や追加の液肥程度です。説明書に従ってセッティングするだけで栽培が始められます。
水耕栽培キットの選び方
市販の水耕栽培キットには数えきれないほどの種類があって、どれを選べばいいか迷ってしまいます。そこで、数ある水耕栽培キットから最適なものを選ぶ方法を詳しく見ていくことにしましょう。
何を育てるかを決める
これから水耕栽培を始めるという方におすすめするのは、育てやすい葉野菜、とくにパセリ、レタス、バジルなどを育てるキットです。日光の当たる場所を確保できるなら、水を替える程度で元気に育ってくれます。慣れてきたらトマトやキュウリなどの難易度の高いものに挑戦しましょう。
設置場所を決める
水耕栽培を始めるにあたって考えなければならないのは、容器の設置場所とサイズです。室内に置くならスペースを確保しなければならないので、サイズを確認しておきましょう。家庭用、業務用ではサイズは大きく異なりますので、用途に応じて必要なサイズを決めるのもよいでしょう。
収穫量
水耕栽培キットのサイズは収穫量にもつながります。家庭で楽しむために使うならスプラウト、ハーブ、レタスなどが栽培できる省スペースタイプがおすすめです。本格的な野菜や果物の収穫を目指すなら、容量の大きなキットを選びましょう。大きなキットなら、電源やラックなどの設備のことも考えて、ふさわしいスペースや予算の確保も必要です。
栽培の目的から選ぶ
ご家庭の限られたスペースでの葉野菜の栽培や観賞用の水栽培なら、室内の窓際でかんたんなキットがあれば十分です。一方、本格的な収穫を考えるなら、植物を完全に覆う形状、収穫に応じた容量、その他栽培を促す機能を搭載したものを選びます。
インテリア性で選ぶ
室内に置くならおしゃれでインテリア性の高い栽培キットがあるとうれしいものですね。LED照明やこだわりの素材、カラーなどお部屋の雰囲気にぴったりのキットが揃っていますよ。お部屋の雰囲気をアップしてくれる、おしゃれなデザインのものを選んでみてはいかがでしょうか。
ボタニ子
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