レンガチップとは
レンガチップをつかった理想の庭づくりが人気です。砂利などもよく利用されますが、より一層おしゃれな雰囲気になって、雑草も防げるなんて一石二鳥ですね。今回は、レンガチップをつかったガーデニングアイデアを紹介します。まずは、そもそもレンガチップとは何なのかを確認していきましょう。
基本情報
レンガチップとは、レンガをこまかく砕いてチップ状にしたもので、砂利やウッドチップとおなじように、庭の地面にしかれる素材です。レンガならではの色合いで、庭の雰囲気がおしゃれに変身しますよ。原料になるレンガは、生産工程で欠けたものや、あまった再利用のレンガなどをつかっているため、安価で手に入ります。
特徴
レンガチップならではの特徴は、一度設置するとその後はあまり手間がかからないことでしょう。ウッドチップは、虫が発生する可能性があったり、年月がたつにつれて土に還ったりするため、定期的なメンテナンスが必要になるのです。
種類
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— Graphicstip (@graphicstip) August 7, 2018
レンガチップには、数種類の色があります。明るい印象で植物の色が映えるテラコッタ色、より重厚感を演出できるモカ、スタイリッシュな雰囲気で和風にもつかいやすいグレーなどです。単色でつかったり、まぜてつかったりするのもいいですね。ウッドチップや砂利にはない色合いがあってアレンジしやすいので、つくりたいガーデンをイメージして雰囲気にあうレンガチップをえらびましょう。
レンガチップのメリット・デメリット
メリット
レンガチップは、アレンジ次第ですてきなオリジナルガーデンをつくれます。雰囲気をかえたくなったら、ほかの色のレンガチップをまぜるだけで手軽にイメージをかえられるのも魅力的ですね。また、レンガチップは見た目以外にもたくさんのメリットがありますよ。
庭のメンテナンスが楽になる
レンガチップをしいておくと、草や害虫、雑菌の繁殖をおさえてくれます。また、レンガの性質上、夏場は湿気を防ぎ、冬場は地表の凍結を防ぐのにも効果的です。
飛び散りにくい
見た目もメリットもウッドチップに似ているレンガチップですが、ウッドチップよりも重いので飛び散りにくいです。ある程度の大きさがあるので、飛び散ったとしても元に戻しやすいですよ。
防犯にも
レンガチップは、踏むとウッドチップなどよりもザクザクと大きな音がします。そのため防犯にもなりますね。防犯砂利にはガラスや石、溶岩などいろんな素材がありますが、レンガチップは重量や保水性がある点でもおすすめです。
デメリット
レンガチップはかたくて先がとがっているので子どもやお年寄り、ペットなどのケガには注意が必要です。また、防草シートと組み合わせると除草効果は高まりますが、とがった形状により上を歩いていると防草シートが破れてしまうこともあります。凹凸があるので、うえにものを置けるようなしっかりした安定感がないのもデメリットといえるでしょう。