もみの木に代わるクリスマスツリー④ 落葉樹
落葉樹も装飾次第でツリーに
もみの木に代わるクリスマスツリー、次は落葉樹です。葉を落とした落葉樹の樹形も趣があります。夜空を見上げると、空気の澄みきった日には枝の間に星が見え、天然のクリスマスツリーになります。庭にシンボルツリーなどの植木があれば装飾してみましょう。街路樹のようにイルミネーションを付けてみてもいいかもしれません。その場合はご近所への配慮を忘れずに。
枝ツリーでおしゃれに
室内には、枝ツリーはいかがですか?枝振りのいい枯れ枝にオーナメントでクリスマスカラーをあしらえば、おしゃれなクリスマスの木になるでしょう。枯れ枝を白く塗れば、ホワイトクリスマス風になって粋です。
クリスマスツリーにできる落葉樹
- ほどよい大きさの木(イルミネーション、飾りつけ)
- 枝振りがよくて使える枝ならどの木でもOK(枝ツリー)
もみの木に代わるクリスマスツリー⑤ 多肉植物
サボテンなども装飾してみよう!
もみの木に代わるツリーの選び方、次は多肉植物です。メキシコ原産のキンセイサボテンはいかがでしょう。金星の名前通り、キラキラ輝いているように見えますね。星は道しるべを象徴します。また、柱サボテンも高さがあって、様になります。
クリスマスツリーにできる多肉植物
- グリーンドラム
- キンセイサボテン
- 柱サボテン
- フチベニベンケイ(金のなる木)
クリスマスツリーの飾り方
どんなツリーにしたいかイメージする
まず、どんなクリスマスツリーにしたいか、イメージしてみましょう。華やかなツリー、シンプルでセンスのいいツリー、敬虔な気持ちに浸りたい、ホワイトクリスマス風にしたい、他にないオリジナルなツリーにしたいなどなど。そのイメージにそった木やオーナメントを選びます。
オーナメント(装飾グッズ)を選ぶ
オーナメントのおもな種類は、ボール、星、ベル、リボン、雪の結晶、天使、サンタ、靴下、電飾やモールなどです。100均ショップでもいろいろ売っています。また、手作りはそれ自体が楽しい作業となりますね。飾り方に自信がなくても、クリスマスカラーを意識して飾ればクリスマスらしい雰囲気に仕上がります。
飾り方
飾り方例①クリスマスカラー
クリスマスカラーは緑、赤、白。そして金銀です。緑は永遠の命や生命力を、赤は血潮の色で命を惜しまない愛が注がれていることを伝えます。白は清らかさを表し、さらに栄光を示す金色。金銀は導く星の象徴でもあります。オーナメントはバランスと重さを考え、大きなものから配置するといいでしょう。
飾り方例②色を少な目にセンスよく
クリスマスカラーを全部使う必要はありません。色やオーナメントの種類を抑え気味にした方が、センスよく仕上がります。でも飾り過ぎてもご愛嬌。楽しむことがメインです。
飾り方例③イルミネーション
電飾は華やかなイメージですが、清楚なツリーに仕立てることもできます。最近はLEDが主流ですね。上かららせん状に巻くのがおすすめです。
飾り方例④モールを効果的に
オーナメントが少なくて寂しければ、クリスマスモールの出番です。きらびやかにしてくれます。上かららせん状にふんわり巻きつけたり、波形に飾ったりします。またクリスマスガーランドも華やかなアクセントになります。
飾り方例⑤木の根元を飾る
ツリーの飾りつけはシンプルにして、木の足もとをクリスマスグッズでコーディネートするのもおしゃれです。プレゼントを一緒にならべて置くのもいいですね。
クリスマスツリーを飾った後もきれいに
木の片付けは適切に
教会暦では、クリスマスの祝い事は1月6日のエピファニー(公現祭)まで続きます。のんびり飾っておいていいのですが、日本では新年の準備のために慌ただしく片付けるご家庭が一般的でしょう。大きな生の木をツリーに使う場合は、年末のゴミ出し日を確認し、市町村の案内に添って適切に片付けましょう。
ツリーの後は鉢植えや地植えにも活用できる!
根の付いたツリーは、鉢で育てて翌年使うこともできますね。植木にするとモミやトウヒの種類は大きく育ちますので、庭の広さと相談しましょう。園芸コニファー類は、庭植えにしても大丈夫です。ただ、ゴールドクレストは日本の蒸し暑さに弱く内部が茶色化したり、台風で倒れることもありますので、庭の植木にする場合はその点を考慮しておいてくださいね。
まとめ
もみの木の代わりになる木とクリスマスツリーの飾り方についてご紹介してきました。もみの木に似た木やツリーになる木は身の回りにたくさんあり、選び方は自由です。手作りの松ぼっくりツリーも可愛いですね。庭の植木や小さい枝に赤いリボンを結ぶだけでも、幸せな気持ちになります。工夫して楽しんでみてくださいね。
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出典:写真AC