枕木とは？自宅の庭に設置できる種類からメンテナンス方法までご紹介！

コンクリートやモルタルで作られることが多い門柱も、枕木で作ることで違った風合いが楽しめます。ポストや表札をDIYで取り付けるのもよいですね。門柱にはメンテナンス不要の樹脂製の枕木がおすすめです。また、外からの視界を遮る目隠し用のフェンスとしても使えますよ。

使用する枕木の半分が埋まる程度の穴を掘り、砕石を入れて踏み固めたら、水平に枕木を立てます。フェンスとして使う場合は、等間隔に立てていくと圧迫感が少なくなります。倒れてくる可能性が増えるので、しっかり固定してください。難しい場合は、無理をせず業者に依頼しましょう。

枕木は外構やガーデニングだけでなく、ガーデンファニチャーとしても活躍します。廃材を利用したテーブルやイスなら、木ならではの趣が感じられますよ。日向ぼっこやバーベキューに使うのもよいですね。小さい子どもの遊び場としてもおすすめです。

土台にコンクリートタイルを使うと、安定しやすくなります。斜面に設置したい場合は、足の長さを調整して、水平になるようにしましょう。

枕木の中でも、天然木で作られた枕木は定期的にメンテナンスを行わないと傷んでしまいます。風雨にさらされると腐る原因になりますし、シロアリに食われてしまうこともあります。おしゃれを楽しむために導入した枕木。正しくメンテナンスをして、大切に使いましょう。

木製の枕木には比較的耐久性の高いクリやヒバが使われています。防腐剤を施していても耐年数は5～10年といわれ、状況によっては1年で腐ることもあります。長年、風雨にさらされることが腐る主な要因ですが、一度腐ると元には戻せません。新しいものに交換しましょう。

木材を腐食から守ってくれる防腐剤ですが、使用されている成分によっては健康に被害が及ぶものもあります。クレオソート油を使用している枕木は、家庭菜園には使わないほうがよいでしょう。

シロアリは木材に住み着き、木を食べてしまう害虫です。枕木に限らず、全ての木材が高確率で被害にあいます。防虫剤を定期的に塗ることで防げますが、それでも被害にあってしまいます。とくに腐った枕木をそのままにしていると、傷んだ部分からシロアリが侵入してきます。新しい枕木に交換しましょう。虫がつかない、コンクリート製や樹脂製の枕木を使うのもおすすめです。

枕木は地面に並べたり垂直に立てたり、さまざまな用途があります。天然木に加えて、コンクリートや樹脂など材質が選べるのも魅力的ですね。好みやイメージにあったものを選んでみてください。家族でDIYを楽しむのもよいですね。