エバーフレッシュとは
エバーフレッシュはエバーグリーンとも呼ばれる観葉植物です。ネムノキの仲間で昼間は葉を開き、夜は閉じるという珍しい特徴があります。形状はオジギソウのような形で涼やかです。初心者向けの観葉植物で育て方もかんたんなので、水やりや気温管理のコツさえ覚えればたくさん増やせます。挿し木や種まきでの増やし方など失敗しないコツをご紹介しましょう。
基本情報
学名 | pithecellobium confertum(cojaba arborea var. angustifolia) |
科属 | マメ科、ヨコバ属(ピテケロビウム属) |
形態 | 常緑低木(自生地では高木) |
原産地 | 南米ボリビア、メキシコ、エクアドル |
耐暑性 | 強い |
耐陰性 | 有 |
別名 | エバーグリーン、アカサヤネムノキ |
花言葉 | 歓喜、胸のときめき |
エバーフレッシュの特徴
エバーフレッシュはネムノキの仲間なので葉の形が似ています。また、昼間は葉を開いて夜閉じる特徴も同じです。ぐんぐん大きくなるので存在感のあるインテリアになるでしょう。ぽんぽんのようなかわいらしい花をつけ、見る人によっては好き嫌いが別れそうな真っ赤で個性的なサヤから実ができ種がとれます。葉に比べて意外に個性的な花や種の特徴をご紹介しましょう。
特徴①花
エバーフレッシュの花は4月~9月に咲きます。直径2cm~3cmの頭状花序です。茎と葉の枝分かれする場所からカリフラワーのような蕾が出て、それが開花するとクリーム色のおしべがタンポポの綿毛のように見えます。全てのエバーグリーンが必ず花を咲かせるかというと、実はそうでもありません。小さくて目立たないこともあり、発見されないこともあります。
特徴②葉
エバーフレッシュの葉は小さい楕円形の集合体で、互生し鳥の羽のように開きます。葉の色はネムノキよりも濃く、光沢があるのが特徴です。昼間は開いていて夜は閉じる、休眠運動(就眠運動)をするのが特徴で、これは日光は関係なく、夜に葉から余分な水分が蒸発するのを防いでいます。昼間も葉を閉じるようであれば水分不足ですので、土の乾き具合をチェックしてみてください。
特徴③種
エバーフレッシュの種が入ったサヤが熟した姿はとても個性的で人によっては好き嫌いが別れるかもしれません。花が終わったあと緑色のサヤができ、くびれて赤く熟します。ねじれたサヤから黒い種が出てきたら収穫しましょう。緑色のエバーグリーンのさわやかな葉の間から見えかくれする真っ赤によじれたサヤはアカサヤネムノキの名前の由来です。