エバーフレッシュの増やし方!株分け方法や挿し木を失敗しないコツは?

エバーフレッシュの増やし方!株分け方法や挿し木を失敗しないコツは?

エバーフレッシュとは南米原産の観葉植物で昼間は葉を開き、夜は閉じるのが特徴です。タンポポの綿毛のような花から個性的な赤いサヤを経て黒豆のような種ができます。増やし方は種や挿し木です。エバーフレッシュの増やし方や失敗しないお手入れの仕方をご紹介しましょう。

記事の目次

  1. 1.エバーフレッシュとは
  2. 2.エバーフレッシュの特徴
  3. 3.エバーフレッシュの増やし方
  4. 4.エバーフレッシュの種ができないとき
  5. 5.まとめ

エバーフレッシュの増やし方

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エバーフレッシュの増やし方のおすすめは、種まきと挿し木です。原産国ではできたそばから種まきできる取り撒きですが日本では春に撒きましょう。また、挿し木の増やし方は剪定した枝のなかで状態がよいものであればすぐに使えます。ちょっとしたコツでいくつも鉢が増えますので、上手に増やしてプレゼントするのも楽しいでしょう。増やし方をご紹介します。

エバーフレッシュの増やし方①株分け

エバーフレッシュを1本で育てている場合は株分けはしません。樹木で1本立ちしますので株分けする株がないからです。ただし、購入したときに複数本植えてあるものはある程度の大きさになって根が絡み合うまえに根づまり解消の植え替えで株分けしてください。あまり根を傷つけると枯れる原因になりますのでひどく絡まっているときはそっとしておきます。

エバーフレッシュの増やし方②挿し木

エバーフレッシュの増やし方で一番簡単で時間がかからないのが挿し木です。剪定した枝のなかで状態がよいものを選びます。清潔な剪定ばさみで10cm~15cmほどを斜めに切り、葉の先端を半分くらい切り落としましょう。これで葉から水分が蒸発するのを防げます。10分~20分水につけてから栄養分の少ない赤玉土を育苗ポット入れ挿し木してください。

土に挿し木する前に水耕栽培で発根させると成功率があがりますよ。挿し木するのにおすすめな時期は5月~8月です。

エバーフレッシュの増やし方③種まき

エバーフレッシュの種まきは5月~6月にしましょう。原産国では取り撒きができますが、四季のある日本ではこの時期がおすすめです。取れた種は洗ってぬめりを取ってください。そのまま撒いてもよいですが、濡れたティッシュに挟んで発芽を促してから育苗ポットに移すと成功率があがります。穴をあけて1粒ずつ撒き、水分を切らさずに日陰で管理してください。

エバーフレッシュの増やし方④失敗しないコツ

エバーフレッシュは栽培がかんたんなので初心者向けの観葉植物です。大きく育てば1本でも十分存在感がありますが、剪定して大きさをコントロールできます。小さい鉢をたくさん育てるのもいいでしょう。葉の印象が涼やかなので、1鉢あるだけで空間がさわやかになります。水やりや温度管理などのお手入れのコツをつかんで失敗せずに上手に増やしましょう。

水やり

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エバーフレッシュを増やしたいときに失敗しないコツは水分を切らさないことです。普段の水やりは土が乾いてからですが挿し木は発根するまで水やりを続けます。受け皿の水もそのままにしてください。水耕栽培で発根させられることからわかるように発根までは十分な水分が必要です。種まきも同じで、発芽して植木鉢に植え付けるまでは水やりを欠かさずにしてください。

気温

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エバーフレッシュは原産国が気温の高い南米なので、耐暑性が強いのが特徴です。日本の夏の暑さでも40℃を超えなければ丈夫に育ちます。逆に耐寒性はあまりないので、冬は室内で管理してください。春から秋にかけてが成長期で、秋が深まって15℃を切ると徐々に活動がゆっくりになります。5℃を下回ると枯れてしまいますので、その前に室内へ入れましょう。

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エバーフレッシュの種ができないとき

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