トラディスカンティアの育て方!冬越しの対策や剪定の仕方を解説!

トラディスカンティアの育て方!冬越しの対策や剪定の仕方を解説!

トラディスカンティアは、斑入りの葉が美しい観葉植物です。育て方も増やし方も簡単なので、人気があります。この記事では、トラディスカンティアの特徴や種類と品種、鉢植えの置き場所や冬越し、水やりや肥料、剪定など育て方のコツ、増やし方の手順などについて紹介します。

記事の目次

  1. 1.トラディスカンティアの概要
  2. 2.トラディスカンティアの特徴
  3. 3.トラディスカンティアの種類・品種
  4. 4.トラディスカンティアの育て方
  5. 5.トラディスカンティアの増やし方
  6. 6.まとめ

トラディスカンティアの概要

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トラディスカンティアは、ツユクサ科の熱帯植物です。北アメリカ~熱帯アメリカにかけて、約70種類の仲間が分布しています。美しい斑入りの葉を持つものが多いため、観葉植物として人気があります。原産地が熱帯~温帯地域ということもあって、耐寒性がやや低い種類が多いです。地植えよりは、置き場所を簡単に変えられる鉢植えを選択するなど、冬越し対策が必要でしょう。

「トラデスカンチア」「トラジスカンティア」など、名前の呼び方や表記が異なることが多い植物でもあります。

どの呼び方や表記でもOKだよ。好きなものを使ってね。

トラディスカンティアの基本データ

学名 Tradescantia
科名 ツユクサ科
属名 ムラサキツユクサ属(トラディスカンティア属)
別名 トラデスカンチア、トラジスカンティア、
シマムラサキツユクサ
原産地 北アメリカ~熱帯アメリカ
草丈・樹高 10cm~15cm(品種によって異なる)
開花時期 春~初夏
特性・用途 鉢植え、寄せ植え、カラーリーフ、
ハンギングバスケット、グラウンドカバーなど

名前の由来

学名でもあるトラディスカンティアは、17世紀のイギリス王チャールズ1世の庭師ジョン・トラディスカントに由来するといわれています。ちなみに、この人物は植物学者としても有名でした。

トラディスカンティアの特徴

特徴①斑入りの葉を持つ品種が多い

トラディスカンティアの大きな特徴は、斑入りの葉を持つ品種が多いことです。種類や品種によって斑模様の様子が違うため、好みに応じて選べます。なお、トラディスカンティアは耐陰性があって日陰でも育ちますが、斑入りの葉を美しく保つためには日当たりが必要です。室内栽培でも日当たりのよい置き場所を確保しましょう。

ただし強過ぎる直射日光に当たると、葉焼けしてしまう恐れがあります。日差しが厳しい夏などは、涼しい半日陰に避難させましょう。

地植えの場合は、最初から明るめの半日陰になる場所に植える、または遮光ネットを使って日差しを和らげようね。

特徴②先祖返りを起こすことがある

先祖返りとは、斑入りの植物に斑模様のない葉が生えてしまう現象です。トラディスカンティアは、この先祖返り現象が起きやすいといわれています。もともと斑入り自体が、突然変異などで生まれるものです。このため一度先祖返りを起こした枝は、斑入りの葉を生やすのが難しくなります。先祖返りの葉は発見次第、枝元まで切り戻して取り除きましょう。

先祖返りはトラディスカンティアだけではなく、ほぼすべての斑入りの植物に起こり得る現象です。

トラディスカンティアに限らず、斑入りの植物を栽培している場合は、日頃から株の様子をチェックしようね。

特徴③ハンギングにおすすめ

トラディスカンティアは、ほふく性を持つ種類が多い植物です。成長するとつるのように垂れ下がっていきます。このため、ハンギングバスケットのように、上から吊るすスタイルにすると、とても見栄えがよいです。空間に吊るすスタイルなら置き場所も不要で、狭い部屋でも楽しめますね。壁や照明の色との組み合わせも考慮して、おしゃれな空間インテリアに仕立てましょう。

横に伸びていくほふく性の特徴を活かし、地植えにしてグラウンドカバーとして育てることもあります。

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トラディスカンティアの種類・品種

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