トックリヤシの育て方!枯らさないための水やり・葉水の管理方法!

トックリヤシの育て方!枯らさないための水やり・葉水の管理方法!

南国気分を存分に味わえるヤシ科の植物「トックリヤシ」をご存知でしょうか?インテリアとしてもとても人気のある観葉植物です。そんなトックリヤシの基本的な育て方や冬越しのポイントなどを詳しく紹介します。ぜひ栽培時の参考にしてください。

記事の目次

  1. 1.トックリヤシとは
  2. 2.トックリヤシの特徴
  3. 3.トックリヤシの開花時期
  4. 4.トックリヤシの育て方
  5. 5.枯らさないための管理方法
  6. 6.トックリヤシの冬越し(越冬)のポイント
  7. 7.トックリヤシの増やし方
  8. 8.トックリヤシモドキとトックリヤシ
  9. 9.まとめ

トックリヤシとは

トックリヤシとはマスカリン諸島原産のヤシ科の植物です。成長するととても大きくなりますが、成長速度は遅いため観葉植物としても人気が出ています。「金運の木」ともいわれていて縁起がよいことも人気のひとつです。

トックリヤシの基本情報

植物名 トックリヤシ
科名 ヤシ科
属名 トックリヤシ属
原産地 マスカリン諸島
耐寒性
耐暑性
冬越し(越冬) 約10°C以上
特徴・形態 常緑性・高木

原産地マスカリン諸島とは

マスカリン諸島とは、インド洋のマダガスカル東方沖に位置する諸島です。1年の平均気温は25°C〜30°Cととても暖かい島で多くの観光客に人気があります。多くの自然に囲まれていてとてもきれいな島です。

トックリヤシの特徴

出典:写真AC

ここでは、トックリヤシならではの特徴を3つ紹介します。

トックリのような姿

トックリヤシの大きな特徴は、根元の膨らみです。まるでトックリのような不思議な形です。この樹形も人気を集めています。この膨らみには栄養や水分が蓄えられていて、そのためとても乾燥に強い植物です。

成長の遅い大型植物

トックリヤシは路地植えのものは高さ約15mほどになる大型の植物です。とても大きく育ちますが、成長が遅いため自宅でも育てられます。観葉植物として植木鉢で育てる場合は、路地植えほど大きくはなりません。

耐暑性は強いが耐寒性は弱い

トックリヤシは南国の植物です。他のヤシ科の植物同様暑さにはとても強いのですが、耐寒性はなく最低気温約10°Cを下回ると枯れてしまいます。冬の間は必ず室内に入れてください。耐陰性があるため1年をとおして室内で育てることが可能なほか、多少の日陰でも育ちます。

トックリヤシの開花時期

トックリヤシの開花時期は3月〜6月です。花色は白でとても小さくてかわいらしい姿をしています。大きく育ったトックリヤシでは目線の高さに花が咲かないため、花を見るのは難しいかもしれません。しかし実際はたくさんの花を咲かせています。

トックリヤシの花言葉

トックリヤシの花言葉には「平和」などがあります。花言葉のとおり、周りを和ませるトックリのような姿が印象的です。トックリヤシは風水的にもとても縁起がよく、玄関先などに置くとよいとされています。

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トックリヤシの育て方

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