子宝草の増やし方!挿し木・株分けの方法など、手順を詳しく解説!

子宝草の増やし方!挿し木・株分けの方法など、手順を詳しく解説!

子宝草は、子宝に恵まれたいという人に縁起のよい植物です。南アフリカや東アフリカを原産地とする多肉植物で、挿し木や株分けなど非常に簡単な増やし方で増やすことができます。この記事では、子宝草のさまざまな増やし方などについてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.子宝草とは
  2. 2.子宝草の増やし方
  3. 3.増やした後のケア
  4. 4.まとめ

増やし方②葉挿し

葉挿しは、種がなかなかとれない植物に使われる増やし方です。増やし方としては株分けに近い方法で、とても簡単です。子宝草の健康そうな葉を何枚か選び、それをスペースのある植木鉢に上に置くだけです。もともと繁殖力が強いので、それだけでどんどん増えていってくれます。

子宝草の葉は薄い

よほど大きな株でなければ、子宝草はあまり葉が厚くありません。葉が厚くないということは、葉の内部にあまり栄養や水分を貯められないということです。葉挿しは葉にある栄養が多ければ多いほど成功率が高くなるので、葉に栄養を貯められるように積極的に肥料を使用してください。

増やし方③挿し木

挿し木は、株の一部を切り取って増やすという増やし方です。手順としては、挿し木をしたい部分の茎を切ります。その切った茎は「挿し穂」と呼ばれるものです。挿し穂は数時間水につけて水に慣らし、その後で植木鉢に植えます。そうすると、挿し穂から根が出て植木鉢に定着してくれます。

挿し穂は半日陰で管理する

切ったばかりの挿し穂はまだ根が出ておらず、栄養が不足しています。そのため強い日光や大量の水やりに耐えることができません。水につける際にはいきなりつけて放置するのではなく、ゆっくりと沈めて水に慣らしてください。そうすると挿し穂が活性化して、その後根の出る確率が高くなります。

増やし方➃株分け

子宝草は葉の先にたくさんの子株をつけます。株分けは、その子株をとって別の場所に植えるという増やし方です。手順は清潔なハサミで子株を切り、植木鉢に植えるのみです。しかし植木鉢に植えた後は注意が必要で、水やりのタイミングは1週間おきにします。過度な水やりは切り口に雑菌を送ってしまうので、控えるようにしましょう。

子宝草の成長時期の春に行う

子宝草の成長時期は春なので、その期間はとても株が成長します。すると自然に葉や茎が大きくなってくるので、健康な葉を必要とする葉挿しにはとても向いている状態になります。また、春は子宝草にとってちょうどいいレベルの日光が当たる時期でもあるため、光合成が早く行われ、根の出る確率も高いです。

増やした後のケア

増やした後の株や子株は、増やす前とちがって弱っていることがあります。増やしたばかりだと根も出でおらず、うまく光合成を行うこともできないため、場合によっては枯れてしまうことも。そのため増やして植えた株も、肥料や用土に気をつけなければいけません。この項目では、増やした後のケアや用土、肥料などをご紹介していきます。

ボタ爺

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まとめ

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