エンコリリウムとは
エンコリリウムはギザギザとした葉が特徴の多肉植物です。成長とともに葉がクルンと内側に丸まり球体のような変わった姿になる様子から「珍奇植物」とも呼ばれています。そんなエンコリリウムの葉の特徴や育て方、増やし方や種類などをご紹介しましょう。
エンコリリウムの基本情報
科名 | パイナップル科 |
属名 | エンコリリウム属 |
原産地 | ブラジル |
形態 | 多肉植物 |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 弱い |
エンコリリウムの販売価格
原産地のブラジルから輸入したものを増やして販売されているものが一般的です。しかしエンコリリウムは、株分けや植え替えを嫌うのでなかなか上手に増えていきません。そのため、希少価値があり販売価格もとても高くなっています。通販などでは、およそ8,000円〜20,000円ほどの価格で販売されていますよ。
エンコリリウムの特徴
日本にあまり流通していないので、手に入れるのは難しいといわれている希少価値の高い植物です。また「気難しい植物」ともいわれていて、植え替えを嫌ったり株分けで枯れてしまったりするので、増やすのも容易ではありません。そんなエンコリリウムの葉の特徴について詳しく説明していきます。
葉
多肉植物に分類されるため、葉に厚みがあります。葉の外側に、ノコギリの刃のようなギザギザのトゲがついており、表面がツルツルとしてるのが特徴です。サボテンでもなく、アロエでもない変わった植物と例えられる場合もあります。葉の色は鮮やかでツヤのある緑色です。
外見
エンコリリウムの最大の魅力は特徴的な外見です。成長とともに葉が内側に丸まっていき、まん丸とした球体に近付いていきます。この面白い外見から「珍奇植物」とも呼ばれ、観賞用としてエンコリリウムの見た目を楽しむ愛好家も多いといわれています。
成長速度
エンコリリウムの成長はとても遅く、毎日観察していてもあまり変化しません。約1年間育てると少し高さが出てくる程度です。エンコリリウムが繊細に成長していく様子をゆっくりと楽しみながら育てましょう。
ボタニ子
次のページでは、育て方をご紹介します。