ピンク色の花図鑑（12種類）各種の名前・特徴・花言葉などをご紹介！

夏は草花の成長の勢いが増し、日に日に元気になっていく季節です。明るい太陽の下でピンク色の花を見ると、より元気になれそうですね。ガーデニング中の熱中症が心配な時期でもあるため、注意しながら楽しみましょう。

オシロイバナは、50～70cmほどの大型の草花です。夕方から夜にかけて花を咲かせるため、別名「夕化粧」とも呼ばれています。花の色は白、ピンク、黄色などですが、単色のみの株は珍しく、絞り咲きや染め分けなど、ひとつの枝から異なった色の花を咲かせます。種子から採れる粉状の胚乳が、化粧に使うおしろいのように見えることから、この名前が名づけられました。

オシロイバナの花言葉は、「内気」「恋を疑う」などです。「内気」は、人目をしのぶように、夕方から花を咲かせることからつけられたといわれています。また、ひとつの枝から異なる色の花が咲くことから、「恋を疑う」の言葉が生まれました。

夏まっさかりに開花するタチアオイは、アオイ科の草花です。非常に大きく育つ草花で、2m近くまで伸びることもあります。華やかでかわいい見た目の花はハイビスカスに似ているといわれていますが、原産国はアジアですので、和風ガーデニングにもよく似合います。すっくと伸びた花穂の下から順に咲きあがる姿には、夏の暑さに負けない元気をもらえますね。

タチアオイの花言葉は、「野心」「豊かな実り」「気高く威厳に満ちた美」です。「野心」や「豊かな実り」は、タチアオイがたくさんの実をつけることが由来です。「気高く威厳に満ちた美」は、まっすぐに伸びた茎や花穂から、堂々とした美しい花をつける姿が由来といわれています。

サルスベリはミソハギ科の樹木です。樹皮がつやつやしており、サルもすべり落ちるほどであるということから、サルスベリと名づけられました。一般家庭や、公園などにもよく植えられているため、目にすることが多い樹木ではないでしょうか。開花時期が非常に長く、夏の季節中咲いていることから、漢字で「百日紅」と書かれることもあります。

サルスベリの花言葉は「愛嬌」「雄弁」「不用意」です。かわいい小花が束になって咲くようすや、風にそよぐ花がまるで楽しくおしゃべりをしているように見えることから、「愛嬌」「雄弁」などの言葉が生まれたといわれています。