ザクロの育て方
続いては、ザクロの栽培方法です。土質を選ばず、病気や害虫にも強いザクロは、ガーデニングに慣れていない人でも扱いやすい花木です。水やりや肥料などのポイントをおさえれば、「果樹栽培は初めて…」という人でも、きれいな花を咲かせられますよ。手順や注意するべき点について、くわしく見ていきましょう。
育て方①栽培環境
ザクロは日光を好みます。庭植え・鉢植えいずれの場合も、日当たりのいい明るい場所で管理しましょう。土質はあまり選びません。大きく成長することを見越して、余裕を持って植え付けてくださいね。通気性を改善したり日照量を確保したりするには、こまめな剪定が効果的です。前年枝の枝先付近に花芽がつくので、強剪定は行わず、間引き剪定を主体にするといいでしょう。
育て方②水やり・肥料
ザクロを庭植えで育てる場合、夏場に水やりをして夏枝をしっかり成長させることが、幼木を早く大きくするコツです。鉢植えの場合は表土が乾いたらその都度、たっぷりと水を与えてくださいね。肥料は有機質の肥料か即効性化成肥料を使います。タイミングは庭植えが3月と10月、鉢植えは3月、7月、10月の3回です。
育て方③植え付け・植え替え
ザクロは水はけ・水持ちのよささえ満たせば、土質にはそれほど神経質になる必要はありません。市販されている専用の用土でも問題なく育ちますし、赤玉土と腐葉土を配合したものでもいいでしょう。植え付けの適期は12月~2月です。鉢植えは、2年ごとに植え替えを行います。根詰まりの防止、通気性の改善などの効果があり、リフレッシュした株はさらに元気に育ちますよ。
8月7日の誕生花(ザクロ以外)
8月7日の誕生花は、ザクロ以外にも複数あります。ここではその中から、幻想的な花姿で人気の「ニゲラ」と存在感抜群の「赤いサルビア」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。やわらかな雰囲気のニゲラと情熱的なサルビアは対照的ですが、どちらもギフトにぴったりの素敵な花言葉を持っていますよ。
8月7日の誕生花①ニゲラ
繊細なレースのような葉が特徴的なニゲラも、8月7日の誕生花です。幻想的な花姿から、英語では「Love in a mist(霧の中の恋)」という名前でも呼ばれていますよ。「夢で会いましょう」「夢の中の恋」「叶わぬ恋」「本当の私」など、花言葉もどこかさみしげで、儚い印象を受けるものが並びました。ギフトに恋心をさりげなくしのばせたいとき、ニゲラの花はぴったりですね。
8月7日の誕生花②サルビア(赤)
くっきりと濃いあざやかな赤色が印象的なサルビア。6月~11月と開花時期が長いので、公園や学校の花壇などに多く利用されています。あまりポピュラーではありませんが、青い花を咲かせる品種もありますよ。花言葉は「尊敬」「家族愛」「知恵」が全般に共通したもの、「燃える思い」という情熱的なフレーズが赤いサルビアに個別につけられた花言葉です。両親や上司へのギフト、パートナーへのギフト、どちらにも使えますね。