8月7日の誕生花は?特徴・育て方や誕生石や記念日もご紹介!

8月7日の誕生花は?特徴・育て方や誕生石や記念日もご紹介!

8月7日の誕生花は、シンボルツリーとしても人気の「ザクロ」です。花と果実で異なる花言葉や名前の由来などの特徴や、育て方について解説します。ザクロ以外の誕生花や誕生石、この日に生まれた有名人など、8月7日にゆかりのあるものもあわせてご紹介しましょう。

記事の目次

  1. 1.8月7日の誕生花は?
  2. 2.ザクロの特徴3選
  3. 3.ザクロの育て方
  4. 4.8月7日の誕生花(ザクロ以外)
  5. 5.8月7日にゆかりのあるもの
  6. 6.まとめ

8月7日の誕生花は?

8月7日の誕生花は「ザクロ」

さわやかな香りとほのかな甘みでシロップやスイーツに人気のザクロが、8月7日(8/7)の誕生花です。実のイメージが強いですが、実と同じようにあざやかな色の花を咲かせますよ。開花期は初夏~夏にかけてで、花後に結実し、ザクロの実がつきます。愛らしい花とみずみずしい果実の両方を楽しめる、家庭での観賞用にもおすすめの花木です。

名前 ザクロ(石榴)
園芸分類・形態 庭木、花木・中高木
原産地 地中海沿岸~ヒマラヤ
開花の時期 5月~7月 ※実は10月~11月
花の色 オレンジ色
暑さ / 寒さ 強い / 強い
特徴 耐寒性が強い、開花期が長い

ザクロの特徴3選

Photo byJamesDeMers

まずはザクロの特徴について見ていきましょう。花名は花姿や発見した植物学者の名前が由来となっているものが多いですが、ザクロは原産地からつけられた花名ですよ。花と果実で違った花言葉がつけられているのも、果樹ならではの特徴です。

特徴①名前の由来は原産地

ザクロという名前の由来は諸説あります。有力なのは、原産地と考えられている「ザクロス山脈」にちなんだものという説です。属名ではプニカ(Punica)と呼ばれていますが、これはラテン語の「Poeni:フェニキアの」が語源で、ザクロの原産地とされているカルタゴ周辺のことを指していますよ。

ボタニ子

ボタニ子

「Poeni:フェニキアの」がカルタゴを表しているのは、カルタゴがフェニキア人の海外植民都市だったことが理由だよ。

特徴②果実は「吉兆のシンボル」

ザクロは小さな粒がぎっしりと詰まっている果実のようすから、古くから富や豊穣の象徴とされてきました。中国では子宝や安産を祈願する木ともいわれていて、庭で育てる家庭が多くありますよ。縁起のいい伝承にくわえ、華やかな花や果実は観賞にも向いているので、庭や玄関先の印象を決めるシンボルツリーにもぴったりですね。子どもの誕生を祝って植える記念樹にも、ザクロの木はおすすめです。

特徴③花言葉は花と実で異なる

ザクロは、花と果実で花言葉が異なります。花の花言葉は「円熟した優雅さ」、果実の花言葉は「愚かしさ」と「結合」です。「愚かしさ」というネガティブな花言葉がつけられているのは、ペルセポネという娘が冥界の食べものであるザクロの実をうっかり食べてしまったというギリシャ神話にちなんでいます。「円熟した優雅さ」という花言葉も、ペルセポネの美しさに対してつけられた花言葉です。

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ザクロの育て方

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