8月21日の誕生花は?
8月21日の誕生花は「ジニア」
初夏~秋の長い期間で色とりどりの花を楽しめるジニアが、8月21日(8/21)の誕生花です。開花期の長さから「ヒャクニチソウ」という名前でも知られています。もともとは盆花として親しまれていた花ですが、近年たくさんの華やかな園芸品種が開発され、ガーデニング人気も高まってきました。生育が旺盛で育てやすく、花の少なくなる夏の花壇において、とても頼りになる存在ですよ。
名前 | ジニア |
別名 | ヒャクニチソウ(百日草) |
園芸分類・形態 | 草花・一年草 |
原産地 | メキシコ、南北アメリカ |
開花の時期 | 5月~11月 |
花の色 | 赤、白、ピンク、オレンジ、黄色 |
暑さ / 寒さ | 強い / 弱い |
特徴 | 開花期が長い |
ジニアの特徴2選
まずはジニアの特徴について確認しましょう。ジニアという学名は植物学者の名前が、ヒャクニチソウという和名はジニアの開花にちなんだ性質が由来となっていますよ。優しい印象を与える花言葉は、友人へのギフトにぴったりです。相手を思いやる気持ちのこもったメッセージで、片思いの相手に贈っても喜ばれますよ。
特徴①人名にちなんだ名前
ジニア(Zinnia)という学名は、ドイツの植物学者ヨハン・ゴットフリート・ジンの名前にちなんだ命名です。長い開花期を持つことから、日本では100日咲き続ける花=ヒャクニチソウ(百日草)と呼ばれていますよ。「100日」とありますが実際の開花期は5月~11月のため、倍以上の日数で花を楽しめますね。
特徴②花言葉は友人へのギフトにぴったり
ジニアの花言葉は「不在の友を思う」です。ジニアが季節をまたいで花を咲かせ続けるようすと、会えない友人への思いが募るようすとを重ね合わせた花言葉でしょう。離れた場所に暮らしている友人へ、誕生日やお祝いのギフトとして贈りたくなりますね。ジニアは花色も豊富で、相手の好きな色をメインにしたアレンジメントやブーケが作れますよ。
ジニアの育て方
続いてはジニアの栽培方法です。ジニアは暑さにも強い丈夫な花です。栽培環境や水やりなどの基本のポイントを押さえれば、初心者ガーデナーでも簡単に育てられますよ。苗を買ってきて植え付ける場合、4月ごろから流通が始まります。葉の色がいきいきとしたグリーンで、茎がどっしりとぐらついていないものを選ぶといいでしょう。
育て方①栽培環境
ジニアは日光を好みます。日当たりと風通しのいい場所で育てましょう。雨が続くことで病気になりやすい品種があります。庭植えは雨による泥のはね返り防止のため、マルチングを施すと安心です。鉢植えで育てる場合も、梅雨の時期には軒下や屋根のある場所など、雨が当たらない場所に移動させてくださいね。
育て方②水やり・肥料
ジニアは乾燥しすぎると、花が小さくなるという特徴があります。日照りが続いて葉がしおれそうなときは、庭植えでもたっぷりと水やりをしてください。鉢植えは、表土が乾いたのを確認してから水を与えます。株元を中心に水やりをすると、病気の予防になりますよ。肥料は植え付けのとき、元肥として緩効性肥料を施すといいでしょう。開花期の長い草花なので、月1回の置き肥も重要です。
育て方③植え付け・植え替え
ジニアは水はけがよく、通気性・保水性に富んだ土を好みます。市販の草花用培養土をベースに、腐葉土や堆肥を配合するとさらに育ちがよくなりますよ。植え付けの適期は5月中旬~7月ごろです。使う品種によって株間を広げたり、盛り土をしたりと調整をしてくださいね。移植を嫌う植物のため、基本的には植え替えません。
育て方④花がら摘み
ジニアの花を美しく咲かせ続けるために、欠かせないのが花がら摘みです。花がらとは、開花を終えた花を指します。咲き終えた花を早めに摘み取ることは、エネルギーを新しい花へと回す効果がありますよ。毎日こまめに手入れするのが理想的ですが、難しい場合は育てる品種を工夫しましょう。たとえばリネアリスやプロフュージョンの系統のジニアは、それほど花がら摘みをしなくても開花を続けるためおすすめです。