7月2日の誕生花は?
7月2日の誕生花は「白いカラー」
清楚な雰囲気と圧倒的な存在感で、花嫁のブーケやフラワーギフトとしても大人気の白いカラーが、7月2日(7/2)の誕生花です。南アフリカに8種類ほどの原種があり、このうち水はけのよい草地や岩場に自生するものを、「畑地性カラー」と呼んでいます。白色が一般的ですが、黄色やピンク色の花色を持つものも存在し、それらを交配することによってたくさんの園芸品種がつくられていますよ。
名前 | カラー |
別名 | カイウ(海芋) |
園芸分類・形態 | 草花、球根・多年草 |
原産地 | 南アフリカ |
開花の時期 | 6月~7月 |
花の色 | 白、赤、ピンク、黄色、紫など |
暑さ / 寒さ | 強い / 普通 |
特徴 | 落葉性 |
カラーの特徴4選
まずはカラーの特徴の中から、「名前」や「見ごろ」、「花言葉」について解説します。普段私たちが花びらだと思っている部分が、苞(ほう)と呼ばれる部位であることは興味深いですね。清楚な咲きぶりと花言葉は、花嫁のブーケとしても人気がありますよ。
特徴①名前の由来は諸説ある
カラーという名前は、ギリシャ語の「カロス:美しい」が語源という説が有力です。そのほかにもユニークな花姿が、修道女の襟(カラー)に似ていることにちなむという説もあります。ユリのように白い花を咲かせることから、英語では「calla lily(カラーリリー)」とも呼ばれていますよ。別名のカイウというのは「海を渡ってきた芋(いも)」という意味です。江戸時代にオランダから渡来した歴史にちなんだネーミングです。
特徴②ユニークな花のつくり
真っ白で大きな花びらが特徴的なカラーですが、実はこの白い部分は花びらではありません。これは仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる部位で、その中に包まれている黄色い棒状の部分が花です。仏炎苞はサトイモ科の植物が持つ特徴で、同じサトイモ科に属するアンスリウムやモンステラなどにも見られますよ。
特徴③花の見ごろは初夏
カラーは一般的に、3月中旬ごろから市場に出回りはじめ、6月に見ごろを迎えます。近年は花束やアレンジメントなどギフトシーンへの需要が高まっていることもあり、温室で育てたものが冬場でも生花店に売られていますね。花持ちは1週間ほどと比較的長く、きれいな姿を保ってくれることも、ギフトに人気の理由です。
特徴④ロマンチックな花言葉
カラー全般の花言葉は「乙女のしとやかさ」です。今日の誕生花である白いカラーは、「清純」「清浄」という花言葉を持っています。どちらも清楚な花にぴったりの、素敵な花言葉ですね。そのほかの花色にも「壮大な美(黄色)」「情熱(ピンク)」「夢見る美しさ(紫色)」といった花言葉がつけられていますよ。