ネムノキの育て方
続いてはネムノキの育て方を紹介します。ネムノキは日本を中心としたアジアが原産地なので、日本の気候で栽培するのに適した植物です。暑さや寒さへの耐性もあり、初心者でも比較的扱いやすい花木のひとつですよ。栽培環境や水やり、肥料など、順番にくわしいポイントを確認していきましょう。
育て方①栽培環境
ネムノキは日なたでも明るい日陰でも育てることが可能です。潮風が当たる場所や、少し乾燥するところでも問題なく育ちます。基本的には植えたい場所に植えて構いませんが、やはりよく日が当たる場所のほうが、花付きがよくなりますよ。水はけのいい土壌であれば、用土に関しても神経質になる必要はないでしょう。
育て方②水やり・肥料
ネムノキを庭植えで育てる場合、植え付けから2年以上経っている株はほとんど水やりの必要がありません。自然に降る雨に任せ、極端に乾燥したときだけ水やりをすれば十分です。鉢植え・植え付けから2年未満の庭植えの場合は、表土が乾いたらたっぷり水やりをします。肥料は庭植えの有機質の肥料を、鉢植えは化成肥料を与えるのがおすすめです。
育て方③植え付け・植え替え
ネムノキは水はけのいい土を好みます。市販の培養土で問題なく育てられますし、赤玉土に腐葉土もしくは樹皮堆肥を配合した土でもいいでしょう。庭植え・鉢植えいずれの場合も、3月中旬~4月中旬が植え付けの適期です。植え替えるときは、開花を終えた秋以降の移植は避けてくださいね。
8月17日の誕生花(ネムノキ以外)
8月17日の誕生花は、ネムノキ以外にもいくつかあります。ここではそのなかから、上向きにチューリップのような花を咲かせる「ユリノキ」と、細い花びらが個性的な「タッセルフラワー」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。どちらも純朴さを感じさせる、かわいらしい花言葉がつけられていますよ。
8月17日の誕生花①ユリノキ
ユリノキ(百合の木)は初夏にオレンジ色の花を咲かせるモクレン科の花木です。名前にはユリがついていますが、花の形はチューリップによく似ていますよ。花言葉は「田園の幸福」「見事な美しさ」。高い場所に花を咲かせる庭木なのでギフトには向きませんが、だれかに教えたくなる素朴な印象の花言葉ですね。花からは上品な香りの蜜が取れます。
8月17日の誕生花②タッセルフラワー
インド原産の一年草、タッセルフラワーも8月17日の誕生花です。細い花びらがタッセルのように見えることから、この名前がつけられました。和名では「エフデギク(絵筆菊)」とも呼ばれていますよ。「秘めた恋」という奥ゆかしい花言葉は、思いを寄せる相手へのギフトにぴったりですね。ナチュラルな雰囲気のブーケやアレンジメントギフトは、年代を問わず人気があります。