7月4日の誕生花は?
7月4日の誕生花は「ハナギボシ」
今日7月4日(7/4)の誕生花は、東アジアを中心に、世界中の温帯地域で栽培されているハナギボシ(花擬宝珠)です。葉のようすは品種によって異なり、光沢があったり、白粉を帯びていたりとそれぞれに個性があります。日陰向きの植物のなかでも存在感があるため、ガーデナーからの人気がとても高い植物です。
名前 | ハナギボシ(花擬宝珠) |
別名 | ギボシ(擬宝珠)、ホスタ |
園芸分類・形態 | 草花・多年草 |
原産地 | 日本、東アジア |
開花の時期 | 7月~8月 |
花の色 | 白、紫 |
暑さ / 寒さ | 強い / 強い |
特徴 | カラーリーフ、日陰でも育つ、開花期が短い |
ハナギボシの特徴
まずはハナギボシの「花のようす」や「名前の由来」など、4つの特徴について見ていきましょう。一般的に花名は生きものやほかの植物の名前に由来することが多いですが、ハナギボシは意外な建築物が由来になっていますよ。「落ちつき」という花言葉も、しっとりとした花姿にぴったりですね。
特徴①花は一日花
ハナギボシの開花期は夏~初秋で、まっすぐ伸ばした茎の先にろうと状のほっそりとした花をつけます。やわらかな紫色や白などの花は、とても清涼感がありますね。朝開いた花がその日の晩にはしぼんでしまうという「一日花(いちにちばな)」という性質を持っていますが、ひとつの茎に複数のつぼみがついているため、枯れても次々に新しい花が開花します。
特徴②名前の由来は「橋」?
ギボシは、漢字で「擬宝珠」と書きます。これはもともと、橋の欄干に使われる、宝珠の形をしたかぶせもののことを指した言葉です。つぼみの形が似ていることから、ハナギボシという名前がつけられたのですね。また、別名のホスタ(Hosta)は、オーストラリアの植物学者トーマス・ホストの名前にちなんでいます。
特徴③カラープランツとして人気
ハナギボシは日陰でもよく育ち、育て方もそれほど難しくありません。加えて花ばかりでなく葉の美しさも楽しめるため、植え込みや花壇にアクセントを加えるカラープランツとしてもよく利用されます。野草風の涼しげな雰囲気は、オリエンタルなガーデンづくりにぴったりです。日本はもちろん、ヨーロッパでもとても重宝されていますよ。
特徴④すっきりとした印象の花言葉
ハナギボシの花言葉は「鎮静」「落ちつき」です。さわやかな寒色系の花を咲かせるハナギボシのルックスから、冷静さをイメージしたのでしょう。ギフトにも使える花言葉ですが、ハナギボシは成長が早く、1年ごとの植え替えが必須です。ガーデニングに興味のない人へのギフトとしては、少しハードルが高いかもしれませんね。