7月植えで人気【多年草・宿根草】グランドカバー3選
続いては多年草・宿根草の中でも、地面を覆う「グランドカバー」3選です。「グランドカバー」になる草花は、ほふく性のものが多く、苗1ポットでも広範囲に成長するので、お財布にも優しいのが魅力です。木陰や日陰でも元気に育つものも多く、植え付け場所を選べばガーデニングの強い味方です。
①ギボウシ
日当たりを好む植物が多い中、日陰でも元気に育つ「ギボウシ」。濃い緑色や鮮やかな黄緑色、斑入りの葉が特徴です。種類も豊富でガーデニングには欠かせない植物、耐寒性・耐暑性共に優れていますが冬の時期には地上部は枯れます。翌年5月下旬ごろになると再び芽を出します。
科名/属名 | キジカクシ科/ギボウシ属 |
開花期間 | 6月下旬~9月 |
草丈 | 20~30cm |
花色 | 薄紫・白 |
耐寒/耐暑 | 共に強い |
②リシマキア
瑞々しい黄緑色の葉が特徴の「リシマキア」。地面を這って広がり茎に丸みのある軽やかな葉をたくさんつけます。冬の時期には紅葉した後に枯れますが、翌年の4月下旬ごろ再び新芽の季節を迎えます。グランドカバーとして地植えにはもちろんですが、背の高い鉢を使い鉢植えにすれば垂れ下がり、風に揺れる姿も魅力的です。
科名/属名 | サクラソウ科/オカトラノオ属 |
開花期間 | ほふく性のものは花無 |
草丈 | 5~50cm |
花色 | ほふく性のものは花無 |
耐寒/耐暑 | 共に強い |
③アジュガ
紫色の花が特徴的な「アジュガ」。ほふく性の植物で、地植えでグランドカバーに、また手軽に鉢植えなどでも楽しまれています。この季節に貴重なアンティークな雰囲気の緑や紫色の葉は、植え付けておけば庭に落ち着きを与えてくれます。真夏時期特有の強い日差しは少々苦手なので、日当たりのよい場所よりも木陰などの日陰で育てましょう。
科名/属名 | シソ科/キランソウ属 |
開花期間 | 4月下旬~7月下旬 |
草丈 | 10~30cm |
花色 | 紫 |
耐寒/耐暑 | 強い/やや弱い |