はじめに
6月は雨のよく降る季節ですが、初夏から秋にかけて咲く花を植え付ける時期でもあります。この記事では、6月に植え付けられるおすすめの品種を10種類紹介します。また、憂鬱な雨の季節を乗り越えるようなガーデニングの楽しみ方や、花言葉もあわせて参考にしてください。
6月に植え付ける花の注意点
6月は梅雨の季節です。湿度が高すぎたり日光が十分に当たらなかったりすると腐ったり病気になってしまう品種もあります。植物が呼吸をしやすいように間引きをしたり、雨風で茎が折れてしまわないように支柱をつけてあげたりするなど、適切な手入れが必要です。夏の開花に向けて手入れを怠らないよう気をつけましょう。
6月に植え付ける花のおすすめ品種15選【①~③】
ここからは初心者でも育てやすい品種や、雨風や湿気、暑さに強い品種のなかから、6月に植え付けられる品種を15種類紹介します。ぜひ、庭づくりの参考にしてくださいね。
①ヒマワリ
ヒマワリの特徴
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7月~9月 |
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ヒマワリの種は4月下旬からまけますが、6月でもまだ間に合います。近年では鉢植えでも育てられるコンパクトなサイズの品種も、場所をとらないため人気があります。
ヒマワリの種は、日当たりと水はけのよい場所にまきましょう。水のやり過ぎは注意ですが、土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげます。種から簡単に育てられるため、初心者にもおすすめの品種です。気温が25℃以上になる7月ごろから咲き始め、8月には見頃を迎えます。
ヒマワリの花言葉
ヒマワリは名前のとおり、花が太陽を追いかけるように花を咲かせる品種です。まるで太陽に恋をしているか、憧れているかのように見えることから「あなただけを見つめる」「憧れ」「愛慕」のような花言葉がつけられたといわれています。
②アサガオ
アサガオの特徴
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5月下旬~6月中旬 |
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7月下旬~9月下旬 |
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20~25℃ |
ヒマワリと同じく、夏の季節を代表する花といえばアサガオです。小学生のときに、種から育てた方も多いでしょう。種をまく時期は、6月中旬までです。時期を逃さないようにしましょう。
土の表面が乾いてたら、たっぷりと水をあげることも育て方のポイントです。8月の暑い日には、朝と夕方の水やりを忘れないでください。アサガオは開花するとピンクや紫、白などの花が咲きます。近年では丈の低い種類もあるため、気軽に小さなスペースでも育てられます。
アサガオの花言葉
名前のとおり、朝に開花して午後にはしぼんでしまうアサガオの様子から「はかない恋」や「短い愛」という少し切ない花言葉が生まれたとされます。また、支柱や壁に弦を絡ませて成長していくことから「愛情の絆」「固い約束」などの花言葉がついたといわれています。
③コスモス
コスモスの特徴
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2月上旬~7月中旬 |
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5月中旬~10月 |
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明るい日当たりのよい場所 |
コスモスは漢字で「秋桜」と書くように、桜の花びらのような形をした、秋の季節を代表する花です。薄いピンクや濃いピンク、白い花の品種が一般的です。
コスモスの花を育てるポイントは、日当たりと風通しのよい場所を選ぶことです。また、花が咲き終わったら、こまめに取り除くと長持ちさせられます。近年では品種改良によってさまざまな色や模様、草丈、咲き方のコスモスを楽しめるようになりました。
コスモスの花言葉
コスモスはギリシャ語で「秩序」や「調和」を意味します。コスモスが、宇宙の秩序のように毎年同じ時期に同じ場所で整って咲くことから名づけられたとされています。また「乙女の愛情」や「謙虚」などの花言葉は、秋風に揺られて可憐に咲くコスモスの様子が由来です。