ジャノメエリカとは?名前の由来や花言葉などの特徴・見分け方をご紹介!

ジャノメエリカとは?名前の由来や花言葉などの特徴・見分け方をご紹介!

ジャノメエリカとは750種前後あるエリカのなかでも代表的な植物です。小さな花をたくさん咲かせるので、一つの株がまるごと花の固まりに見えます。ジャノメエリカの名前の由来や花言葉、ジャノメエリカと似た品種との見分け方をご紹介しましょう。

記事の目次

  1. 1.ジャノメエリカとは
  2. 2.ジャノメエリカの特徴
  3. 3.ジャノメエリカの見分け方
  4. 4.まとめ

出典:写真AC

ジャノメエリカの葉は縁が外巻きして一見ローズマリーのような針状です。まばらに軟毛が生えていて、裏返すと白っぽい空間があります。ジャノメエリカが大きく育ち茎が樹化すると灰褐色になり、ひび割れのような溝ができ、折れやすくなります。花は咲き始めは淡いピンク色ですが、徐々に華やかになり濃いピンク色に変化しますよ。

ボタニ子

ボタニ子

ジャノメエリカはよく枝分かれするの。枝の先に3輪ずつ花がつくから、枝が見えないほどたくさん咲くわ。ほとんど花のかたまりね。庭木に向いているわ。

ジャノメエリカの見分け方

出典:写真AC

エリカの中でもジャノメエリカは代表的で一番ポピュラーな種類です。庭木としても人気があります。種類が多いエリカは、色もピンクだけでなく、白や赤、黄色やオレンジに近いものもありますし、花の形もベル状、壺状、長細いものなど多岐にわたります。ジャノメエリカと似たエリカがいくつかありますので、ジャノメエリカとの違いや特徴、見分け方をご紹介しましょう。

エリカメランセラ

ジャノメエリカは春咲きですが、メランセラは9月ころから咲きだす秋咲きなので見分けはつきやすいでしょう。ジャノメエリカはベルの形の花ですがメランセラはもう少し長めの壺状で、花色もピンクの他に白や赤などがあります。ジャノメエリカの特徴のとびでた葯もメランセラはでていません。ジャノメエリカが-5℃まで耐えられるのに対してメランセラは0℃までです。

ボタニ子

ボタニ子

エリカメランセラって鉢植えで人気があるそうなんだけど、来歴不明の謎の品種なんですって。花言葉は「ノスタルジー、幸せな愛」だそうよ。

アワユキエリカ

ジャノメエリカも1輪ずつは可憐ですが、アワユキエリカは枝に淡雪がふりつもるように咲くのでこの名前がつきました。粟の粒のようだという表現もされます。ジャノメエリカのようなとびでた葯はなく個体によってちらりと見えるていどです。冬咲きで花言葉は「協力、無欲さ」です。別名はエリカスパルサ、エリカプリティーレッドなどがあります。

エリカダーリーエンシス

ダーリーエンシスの葯はジャノメエリカのようにとびでていますが、ダーリーエンシスのほうが長細いです。また、とびでた葯も大きめでそれをくわえるように花が閉じているのでジャノメエリカとの見分けがつきます。ダーリーエンシスはカルネアとエリゲナの自然交配種で、あまり出回らないヨーロッパ産のエリカのなかではポピュラーな種類です。早春~春にかけて咲きます。

ボタニ子

ボタニ子

主観交雑種なのでとても丈夫で育てやすいわ。花の色はピンクの他に赤や白があるの。1cmくらいの花をたくさん咲かせるわ。

まとめ

出典:写真AC

ジャノメエリカの花言葉や名前の由来、特徴や似たのエリカとの見分け方をご紹介しました。ジャノメエリカの花の直径は4mmと小さいですが、とにかくたくさんの花をつけるため、存在感があります。折れやすい特徴はありますが、環境がよければ2mを超えるほど大きくなる植物です。咲き始めと終わりの色がグラデーションになって華やかなジャノメエリカを楽しんでください。

ほおずき
ライター

ほおずき

最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました。観葉植物歴は30年以上です。食べ終わった種を埋めておいたら巨大化したアボカドやミカンなどを含めガジュマルやコウモリラン、トックリランやクワズイモなど、現在20鉢の観葉植物と暮らしています。挿し木で増やしたウツボカズラが新しいつぼをつけ始めました。

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