ジャノメエリカとは?名前の由来や花言葉などの特徴・見分け方をご紹介!

ジャノメエリカとは?名前の由来や花言葉などの特徴・見分け方をご紹介!

ジャノメエリカとは750種前後あるエリカのなかでも代表的な植物です。小さな花をたくさん咲かせるので、一つの株がまるごと花の固まりに見えます。ジャノメエリカの名前の由来や花言葉、ジャノメエリカと似た品種との見分け方をご紹介しましょう。

記事の目次

  1. 1.ジャノメエリカとは
  2. 2.ジャノメエリカの特徴
  3. 3.ジャノメエリカの見分け方
  4. 4.まとめ

ジャノメエリカとは

Photo by titanium22

ジャノメエリカとは小さいベルの形をしたピンク色の花をたくさん咲かせる植物です。日本には大正時代に輸入されました。およそ750種あるエリカは南アフリカ原産とヨーロッパ原産があり、ジャノメエリカは南アフリカ原産です。産地としては南アフリカが9割をしめます。よく枝分かれし、枝の先に3輪の花を咲かせるので1株まるごとが花のようにみえるでしょう。

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ジャノメエリカの基本情報

学名 erica melanthera
科属 ツツジ科エリカ属ツツジ目
原産地 南アフリカケープ地方
形状 常緑性低木
状態 立ち木性
樹丈 50cm~200cm
開花時期 12月~4月
耐寒性 あり
耐乾性 あり
別名 クロシベエリカ、エリカカナリクラータ、アフリカエリカ

ボタニ子

ボタニ子

耐寒性や耐寒性はあるけど、過湿と過肥には弱いんですって。日光は好きだけどあんまり暑いのは苦手らしいわ。

ジャノメエリカの名前の由来

出典:写真AC

ジャノメエリカは4mmほどのベルの形に似た花を咲かせます。花冠から濃い紫色の葯(ヤク、オシベのこと)がとびでており、そのようすが蛇の目玉にみえることから、ジャノメエリカという名前になりました。エリカはギリシャ語のereikeが語源で「裂ける」という意味があります。胆石によいとされていたためです。erion「軟毛」に由来するという説もあります。

ボタニ子

ボタニ子

ジャノメエリカのエリカって、ヒースともいうの。ヒースの意味は「荒野」。イギリスやアイルランドの平坦な荒野にも自生できるのね。

ジャノメエリカの花言葉

ジャノメエリカの花言葉は「幸運、博愛」です。エリカはたくさんの種類がありますが、全体の花言葉は「孤独、寂しさ、裏切り」などネガティブなイメージのものが多いです。そのため、プレゼントとしてはあまり向かないかもしれません。種類によっては「謙虚、静寂、幸せな愛」などポジティブなものもありますので、花言葉を気にする方へのプレゼントは調べてからがおすすめです。

ジャノメエリカの特徴

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ジャノメエリカの見分け方

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