ジャノメエリカとは
ジャノメエリカとは小さいベルの形をしたピンク色の花をたくさん咲かせる植物です。日本には大正時代に輸入されました。およそ750種あるエリカは南アフリカ原産とヨーロッパ原産があり、ジャノメエリカは南アフリカ原産です。産地としては南アフリカが9割をしめます。よく枝分かれし、枝の先に3輪の花を咲かせるので1株まるごとが花のようにみえるでしょう。
ジャノメエリカの基本情報
学名 | erica melanthera |
科属 | ツツジ科エリカ属ツツジ目 |
原産地 | 南アフリカケープ地方 |
形状 | 常緑性低木 |
状態 | 立ち木性 |
樹丈 | 50cm~200cm |
開花時期 | 12月~4月 |
耐寒性 | あり |
耐乾性 | あり |
別名 | クロシベエリカ、エリカカナリクラータ、アフリカエリカ |
ボタニ子
ジャノメエリカの名前の由来
ジャノメエリカは4mmほどのベルの形に似た花を咲かせます。花冠から濃い紫色の葯(ヤク、オシベのこと)がとびでており、そのようすが蛇の目玉にみえることから、ジャノメエリカという名前になりました。エリカはギリシャ語のereikeが語源で「裂ける」という意味があります。胆石によいとされていたためです。erion「軟毛」に由来するという説もあります。
ボタニ子
ジャノメエリカのエリカって、ヒースともいうの。ヒースの意味は「荒野」。イギリスやアイルランドの平坦な荒野にも自生できるのね。
ジャノメエリカの花言葉
ジャノメエリカの花言葉は「幸運、博愛」です。エリカはたくさんの種類がありますが、全体の花言葉は「孤独、寂しさ、裏切り」などネガティブなイメージのものが多いです。そのため、プレゼントとしてはあまり向かないかもしれません。種類によっては「謙虚、静寂、幸せな愛」などポジティブなものもありますので、花言葉を気にする方へのプレゼントは調べてからがおすすめです。
耐寒性や耐寒性はあるけど、過湿と過肥には弱いんですって。日光は好きだけどあんまり暑いのは苦手らしいわ。