花言葉を逆引きでご紹介！有名な花言葉26種類とそれに該当する花を解説！

アゲラタムの花言葉は「安心感」です。アゲラタムは薄いピンクや濃いピンクなどもあります。長い間、色を変えずに花を咲かせ続けるため「安心感」という花言葉がつきました。学名の「ageratos」は、不老という意味があります。「安心感」につながる学名です。「安心感」のほかに「安泰」や「信頼」という花言葉もあります。

「とても幸せ」という花言葉を持つのはクチナシです。初夏になると甘い香りを放つクチナシは、香りを感じるだけでも「とても幸せ」でリラックスできます。ジンチョウゲ、キンモクセイと並んで三大香木です。クチナシの花言葉は「とても幸せ」のほかに「洗礼」「喜びを運ぶ」があります。

「自由」が花言葉の植物は、アスチルベ、ダイモンジソウ、ネコヤナギ、ヒエンソウ、ユキヤナギです。アスチルベはつんと伸びた花茎の先に独特の花を咲かせます。ダイモンジソウはその名のとおり、5枚ある細い花弁が「大」の字になります。ヒエンソウは「飛燕草」と書き、自由に飛び回るツバメを連想させ、ネコヤナギは自由なネコのしっぽのようなふわふわの花です。

赤いポピーの西洋の花言葉は「喜び」です。日本の花言葉には「感謝」や「慰め」などがあります。ポピーは花色の多い植物で、色によって花言葉も変化します。高級なハーブとして知られるサフランの花言葉も「喜び」です。サフランは薬としても効能があり、鎮痛や鎮静効果が期待できます。気持ちが楽になり「喜び」を感じることが由来です。

「憧れ」を花言葉に持つ植物は、シクラメン（ピンク）、フリージア（紫）、サクラソウ、ミセバヤ、ヒマワリなどです。シクラメンには「憧れ」のほかに「内気」という花言葉もあります。ミセバヤの「憧れ」のほかの花言葉は「穏やか」「つつましさ」「大切なあなた」などです。ヒマワリには「憧れ」のほかに色違いや大きさ違いでネガティブな花言葉もあります。

ローズマリーの花言葉は「思い出」です。葉が肉料理によく使われるハーブで、可憐な花を咲かせます。ローズマリーは「思い出」のほかに、「記憶」「追憶」など多くの花言葉を持っています。ライラックの花は白、紫、ピンクなどがありそれぞれに花言葉がありますが、全般の花言葉は「思い出」「謙虚」「友情」などです。

モッコウバラの花言葉は「純潔」です。モッコウバラの色は白と黄色があり、花は一重と八重があります。「純潔」は白いモッコウバラの花言葉です。聖母マリアにちなんだ逸話からつけられました。「純潔」のほかに「初恋」という花言葉もあります。「純潔」が花言葉の花は多いですが、色の種類は白が多いようです。「純潔」という言葉のイメージにあうからでしょう。

アスターやホップの花言葉は「信じる心」「信じる気持ち」で、アスターには「信じる恋」という花言葉もあります。アスターはエゾギクとも呼ばれ、一重、八重、毬型と花の形が多く、色も白、黄色、ピンク、赤、青、紫など種類の多い植物です。色別、形別に花言葉がありますが、アスター全般の花言葉には「信じる心」「信じる気持ち」「信じる恋」があります。

「心配」がつく花言葉はいくつかあります。赤いオダマキの花言葉は「心配して震えている」です。オダマキは色数や形が多い植物で、花言葉もたくさんあります。青いアスターの花言葉は「あなたを信じているけれど心配」、クロッカスのフランスでの花言葉は「心配」で、赤いクロッカスは「愛おしすぎる心配」です。

「素直」が花言葉の植物は、ジャスミン、ヤナギです。ジャスミンは自分が進みたい方向へ、自由につるを伸ばして成長する姿から「素直」が連想されます。ヤナギには「素直」のほかに「自由」という花言葉がありますが、それ以外はネガティブなものが多いです。ドウダンツツジは「素直な告白」、シンビジウムは「素直な心」という花言葉がつけられています。

花に甘い香りがあるヘリオトロープの花言葉は「忠誠心」です。ギリシャ神話の逸話にちなんでつけられました。ヘリオトロープの甘い香りはポプリや香水に利用されます。スミレ全般の花言葉も「忠誠」です。しかし、スミレは花色が多い植物で、色によって花言葉も変わってきます。ネガティブな花言葉もあるため、贈り物をするときには気をつけましょう。

タイム、ポプラ、ボリジの花言葉は「勇気」です。タイムにはほかに「活動力」という花言葉があります。ポプラには「自信と勇気」という花言葉もつけられており、落ち込んでいる人を励ますのにぴったりです。ボリジも「勇気」のほかに「心変わり」とネガティブな花言葉があります。ニンニクはパワフルな植物らしく「勇気と力」です。