逆引きで調べる「悲しいイメージ」に関する花言葉
孤独
エリカの花言葉は「孤独」です。ジャノメエリカやノバラの花言葉にも「孤独」が使われます。エリカの花言葉は「孤独」のほかに「寂しさ」があります。このような悲しい花言葉がついた原因は、アイルランドやイギリスの荒地です。地表を這って生えるエリカが荒地で育つことにより、砂が舞うのが防げました。農耕にも放牧にも向かない寂しい土地で、孤独に生きていたのが由来です。
私を助けて
「助けて」「私を助けて」という花言葉を持つのはチグリジアです。チグリジアは別名をタイガーリリーといいます。開花時間がとても短く、店舗で見かけられることが少ない珍しい花です。花色は黄色、ピンク、白、赤、オレンジなどがあり、花びらは3枚で中央に個性的な模様が入っています。「助けて」「私を助けて」のほかの花言葉は「私を愛して」です。
秘密
花言葉が「秘密」なのは、ウツギ、オトギリソウ、キンシバイです。ウツギは枝の中の空洞が空洞のため、そこに秘密を隠し持っているのはないか、という由来で花言葉がつきました。オトギリソウは「弟切草」と書きます。秘密をもらした弟を兄が切り殺した、という怖い逸話からくる花言葉です。キンシバイは開き切らない花の形が「秘密」を連想させます。
ボタニ子
逆引きで調べる「怖いイメージ」に関する花言葉
あなたは私に死を与えた
三大毒草のトリカブトの花言葉は「あなたは私に死を与えた」です。「狂愛」という花言葉もあります。相手に対する執着でトリカブトの毒で復讐をしたという逸話から、「復讐」という花言葉もつけられました。ドクセリの花言葉も似ていて「あなたは私を死なせた」です。「死も惜しまず」という花言葉があり、やはり強い執着心を感じさせます。
呪い
クロユリの花言葉は「呪い」「復讐」です。加賀藩(現在の石川県金沢)に伝わる、佐々一族の側室を信じられずに切り殺した昔話が由来しているといわれます。怖いイメージの花言葉だけでなく、アイヌに伝わる花言葉は「恋」です。おまじないにクロユリが使われ、上手くいけば恋が成就するといわれています。
花を贈るときは花言葉を添えて
花の数はとても多いですが、それ以上にたくさんの花言葉が存在します。贈る相手にぴったりなイメージの花言葉や、上手に伝えられない言葉を代弁してくれる花言葉がありますよ。「会いたい」と伝える勇気が持てないときには、花言葉に気持ちを託してみましょう。感謝の気持ちや喜び、祝福を表す花言葉もあります。花を贈るときは一言、花言葉を添えてみましょう。
ピンクの花が可憐なクレオメは、「秘密のひととき」なんて花言葉をもつのよ。